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破折や炎症などの歯根トラブル
歯を残すための外科的根管治療とは

くりえいと歯科おおかわちクリニック

(宗像市/赤間駅)

最終更新日:2023/03/13

くりえいと歯科おおかわちクリニック 破折や炎症などの歯根トラブル 歯を残すための外科的根管治療とは くりえいと歯科おおかわちクリニック 破折や炎症などの歯根トラブル 歯を残すための外科的根管治療とは
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「歯の根っこの治療」ともいわれる根管治療は、もともと歯の神経が入っていた空間(根管)に感染した細菌を除去し、痛みや腫れといった症状の改善をめざす治療だ。その根管治療に取り組んでいる「くりえいと歯科おおかわちクリニック」。注力する背景について大川内秀幸院長は、一般的な根管治療だけでなく、その先の外科的処置となる歯根端切除術や意図的再植術を施すことで、歯を失う患者を一人でも多く減らしたいからだと力を込める。同院には一般的な根管治療を行っても症状の改善が見られない患者、かぶせ物を入れて間もないのに再発したりして最終的に抜歯宣告を受けた患者の来院も多いそう。「ご自身の歯に勝るものはありません」。そう真っすぐなまなざしで話す大川内院長に、同院が行っている根管治療について詳しく解説してもらった。

(取材日2023年2月7日)

根管治療ができないからと抜歯宣告されても、自分の歯を残す選択肢として知ってほしい外科的根管治療

Qそもそも根管治療とはどのような治療なのでしょう。
A
くりえいと歯科おおかわちクリニック 根管治療において研鑽を積んできた大川内院長

▲根管治療において研鑽を積んできた大川内院長

根管治療は2つの種類に分けられます。まず1つ目は「抜髄(ばつずい)」と呼ばれる歯の神経を取る治療で、虫歯の菌が神経まで及んで痛みを生じている際に行います。2つ目は「感染根管治療」。これは以前神経を取った根管の中に再び入り込んだ菌を除去する治療です。感染根管治療の場合、すでに歯の神経を取っているため、歯そのものが痛むことはほとんどありません。痛みが出るのは、菌が顎の骨まで到達している場合です。さらに進むと顎の骨の中で大きくなった感染部が骨を突き破って歯茎にまで及ぶこともあります。しかし、ここまで進行しても激しい痛みが伴わないケースもあり、単なる歯茎の腫れだと思っている方も少なくありません。

Q感染根管治療ができないケースもあるのですか?
A
くりえいと歯科おおかわちクリニック 視覚的に“見る”ことで患者が納得できる説明をしている

▲視覚的に“見る”ことで患者が納得できる説明をしている

はい。感染根管治療はすでに過去の治療や感染によるダメージが蓄積した歯に行うため、ダメージの程度によっては歯が治療に耐えられないことがあります。再治療ができない場合、通常は抜歯をするほかありません。しかし、歯を失いたくないとおっしゃる患者さんが多いのも事実。そこで当院では抜歯の選択をする前に、外科的根管治療をご提案しています。まず一つが歯根の悪い部分だけを外科的に取り除くことで症状の改善を図る「歯根端切除術」。歯茎を切開し、骨に小さな穴を開けて、感染が残存している歯根部分のみを取り除く治療法です。ただし、大臼歯など後方の歯は術野が狭くなるため、その場合は「意図的再植術」をご提案しています。

Q意図的再植術とはどのような治療なのでしょう。
A
くりえいと歯科おおかわちクリニック マイクロスコープを用いて精度にこだわった手術を行う

▲マイクロスコープを用いて精度にこだわった手術を行う

意図的再植術も外科的根管治療ですが、歯根端切除術とはまったく方法が異なります。トラブルが起きている歯をいったん抜歯し、感染した歯根の先のみを除去した後に同じ場所に戻す治療法で、意図的再植術という名のとおり、意図的に再び植えるという外科的処置を行います。通常の抜歯とは違い、抜いた歯を戻して使っていくため、歯を傷めないようにそっと抜くことに注力しなければなりません。抜いた後は、歯をいろんな角度からしっかり見ることができますので、感染部の除去も非常にやりやすく理想的に行うことができます。このように、通常の根管治療ができずに抜歯を宣告されても、さらなる治療法がありますので諦めないでいただきたいですね。

Q2つの外科的根管治療の特徴やメリットを教えてください。
A
くりえいと歯科おおかわちクリニック 複数の選択肢から患者に合わせた根管治療を診断

▲複数の選択肢から患者に合わせた根管治療を診断

通常の感染根管治療ではかぶせ物を外すか壊すかしなければ治療できませんが、歯根端切除術ではかぶせ物をかぶせた状態で治療できるケースが多いため、高価なセラミックのクラウンやブリッジを入れている方にはお勧めです。また、意図的再植術のように歯を抜く必要がないため、ダメージを最小限にとどめられる点も歯根端切除術の特徴です。一方、意図的再植術は、骨内の視野が悪い狭いスペースで処置を行う歯根端切除術と違い、口腔外の明るく広いスペースで治療が行えるため、より精密な治療が可能です。いずれにしても治療を必要とする歯が、歯根端切除術、意図的再植術のどちらの術式が適切であるか、しっかり診断する必要があります。

Q治療後のケアで取り組まれていることを教えてください。
A
くりえいと歯科おおかわちクリニック 大川内院長は歯を失わずに済む可能性を追求している

▲大川内院長は歯を失わずに済む可能性を追求している

治療した歯を長く維持できるかどうかは、歯への負担をどれだけ軽減できるかにかかっていると言っても過言ではありません。というのも、外科的根管治療を受けた歯が抜歯に至る原因は、ほとんどが歯に大きな力がかかることで起こる破折や動揺によるものだからです。硬い食べ物に気をつけることも必要ですが、それ以上に大事なのは、就寝時に無意識下で行っている食いしばりや歯ぎしりへの対策です。そこで当院では、就寝時に装着するマウスガードを推奨しています。歯は一度ひび割れが起これば自然に修復できません。ひびが入ったお茶碗を毎日使い続けるとそのうち割れてしまうように、歯もいずれ破折して抜かざるを得なくなってしまうのです。

ドクターからのメッセージ

大川内 秀幸院長

歯を失う主な原因に「歯周病」「虫歯」「破折」が挙げられます。実は歯周病や虫歯も噛む力と関わりがあることをご存じでしょうか。食いしばりなどが強い人は歯茎にも負荷がかかることから歯周病になりやすく、虫歯は歯のひび割れから菌が入るケースも。本来は歯科治療を行わずに済むのならそれに越したことはありません。だからこそ、ご自身の歯を守るためのマウスガードを着用いただきたいのです。そして、残念ながら通常の根管治療ができず抜歯宣告を受けた方も決して諦めないでください。その先の外科的根管治療を施せば歯を失わずに済む可能性があります。もしも悩んでいる方がいらしたら、まずは当院へご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

意図的再植術/4万4000~11万円、歯根端切除術/4万4000~11万円

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