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気になる目の諸症状
受診の適切なタイミングとは

浅草ふじい眼科

(台東区/浅草駅)

最終更新日:2022/10/06

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  • 保険診療

つくばエクスプレス浅草駅から徒歩1分、交通至便な商業ビルの一角にある「浅草ふじい眼科」。院長の藤井雅朗先生は、大学で網膜剥離や糖尿病網膜症などの手術に数多く携わった後に開業。あらゆる目の症状に対応できる幅広い診療内容と、豊富な手術経験を生かした適切な診断が特徴であり強みでもある。ものもらいやドライアイなど、どちらかといえば日常的な疾患から失明の危険もある緑内障・白内障までさまざまな疾患を診る藤井先生は、「疾患のレベルを問わず、早めに危険を察知して治療することによって進行を食い止め、悪化を防ぐことをめざせるケースは多い」と話す。比較的よく耳にする4つの疾患の特徴と、受診すべきタイミングの見極めについて聞いた。

(取材日2017年1月17日)

早期発見でリスクを回避。よく聞く疾患の具体的な症状を知り、適切なタイミングで眼科の受診を

Qものもらいの症状や注意点について教えてください。
A
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▲先生は丁寧に説明してくれる

ものもらいは、まつ毛の生え際にある汗など分泌する箇所で炎症が起きている状態で腫れたり化膿したりする病気です。何の前触れもなく急に腫れてきますが、たとえ見た目が痛々しくても、「昨日から急に腫れてきた」というように発症から間もない段階での受診のほうが薬が作用しやすい傾向にあります。反して、「ここ2週間ほど、ゴロゴロしたかたまりがずっとある」というような場合はしこりになってしまっていて、なかなか治療の成果が出にくいことがあるので注意が必要です。ちなみに、ウイルス性ではなく細菌性なので、人にうつることはありません。

Qドライアイはどのような症状ですか。
A
2

▲ドライアイは最近増えているようだ

最近は、長時間にわたってパソコンやスマートフォンの画面を見続けている人が多く、正確に診断されていないまでも角膜や結膜が乾燥して傷つく「ドライアイ状態」になっている人は増えていると考えられます。現代ならではの症状であり、職業病のひとつであるとも言えるでしょう。ちなみに、ドライアイになる人は、通常の三分の一程度しかまばたきをしていないことが多いです。ほとんどまばたきをせずにパソコンの画面などを凝視しているせいで、目を守るバリアである涙の量が減ってしまうわけです。放っておけば痛みも出ますし、さらに進めば視力も落ちます。意識的にまばたきの回数を増やし、眼科で処方された点眼薬で水分を補う必要があります。

Q緑内障についてはいかがですか。
A
3

▲現在の失明原因の第1位は緑内障

失明原因の第1位を占める緑内障は、従来、眼圧の上昇が最大の原因であり発見の契機になると考えられてきました。しかし、近年はこの常識が崩れ、正常眼圧でも緑内障を発症することがわかってきています。これまではお年寄りの病気とされてきましたが、40歳頃からは誰でもなる可能性がある病気であることも明らかになりました。緑内障による視神経障害は進行が遅いため、初期は自覚症状がほとんどありません。そこで、重要なのが視野検査です。視野を調べることによって、緑内障の進行度合いを知ることができます。40歳を過ぎたら、緑内障のリスクがないか確認するための検査を定期的に受けておくことをお勧めします。

Q白内障についても教えてください。
A
4

▲白内障の検査は気になったらすぐに受けたい

白内障は、加齢によって発症する病気です。年齢を重ねるごとに、目の中でピント調節の役割を担う水晶体が白く濁り、視力の低下を招きます。早ければ40歳くらいで発症することもありますが、だいたい50歳前後から患者さんが増えはじめ、70代、80代の患者さんが多くを占めるという感じですね。白内障の場合、初期のうちに治療すれば失明を防ぐことが望めますが、薬で完全に治すことはできません。したがって、予防するか、発症した初期段階で適切な治療をするか、最終的には手術をするかという選択肢になります。白内障の手術のリスクはそれほど高くありませんが、できるだけ手術に至らないうちに、薬で抑制を図るのがベストでしょう。

Q受診のタイミングを教えてください。
A
5

▲気軽に相談に乗ってくれそうな先生

ものもらいは、違和感がある時点ですぐに受診していただくと良いと思います。早期なら点眼薬だけで対処できますが、しこりになってしまうと切るしか方法がないからです。次にドライアイですが、目がしょぼしょぼする、疲れる、ごろごろする、充血するといった症状が出たら気をつけましょう。緑内障と白内障はいずれも「まぶしい」と感じますが、緑内障のほうが周囲が白茶けたように明るいと感じるようです。初期症状は出にくいのですが、目の疲れ、痛み、重さなども発見のきっかけになると思います。白内障は、光をいつも以上にまぶしく感じたり、目が疲れやすく、細かい文字を読む根気がなくなってきたら受診の合図だと考えてください。

ドクターからのメッセージ

藤井 雅朗院長

目に何らかの違和感があっても、それほど腫れているわけではないし、痛みがあるわけでもないからと受診を後回しにしてしまう人は意外と多くいます。受診して、何か大きな疾患が見つかることを恐れて受診をためらう人もいるでしょう。しかし、目の疾患は、早く見つければ見つけただけ、重大なリスクを回避できる可能性につながります。まだ範囲が狭い段階の網膜剥離や、その前段階となる網膜裂孔であれば当院内に完備しているレーザーで治療でき、入院や手術をせずに済むことを知っていただきたいですね。現在の自分の目の状態を知っておくというつもりで、気軽に眼科を受診していただければと思います。

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