かとう皮フ科

かとう皮フ科

加藤元一院長

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子どもの日焼け止め、保湿など
知っておきたい皮膚のこと

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ひと頃は健康に良いとされ、生まれて間もない乳児にも積極的に勧められてきた日光浴。昨今では、オゾン層の減少により人体へ影響をもたらす紫外線の増加が懸念されている。日に焼けた小麦色の肌は健康的だが、過度な日焼けは中高年になってからのしみやしわ、たるみ、さらには皮膚がんの発症につながることもある。「スキンケアをきちんと行い、子どものうちから肌を守ることを心がけてほしい」と語るのは、「かとう皮フ科」の加藤元一院長。日々の正しい習慣が将来にわたって自分の体を守ることになる。肌の保護の方法や日焼けからくる皮膚がんについて、また、子どもを連れた母親から質問を受けることも多いというステロイドについて話を聞いた。子どもを持つ親にもぜひ知ってもらいたい内容だ。(取材日2017年2月10日)

将来のしみやしわ、皮膚がんの予防に、1歳過ぎたら日焼け止めを。普段の保湿も肌を守る

子どもの肌のために日常生活でできることから教えてください。

1 ▲子どもから大人まで幅広い世代が通う「かとう皮フ科」 生後3~4ヵ月まではお母さんのホルモンの影響を受けて皮脂が多い状態ですが、その後思春期の頃までは皮脂の分泌が少なくなり、乾燥しやすくなります。お風呂で石けんを使う時は体に直接塗るのではなく、よく泡立ててその泡を取って手で体を洗ってください。十分洗い流し、体をふいたら早めに保湿剤を塗りましょう。乾燥がひどいのであれば、一度にたくさん塗るより、こまめに塗る方がよく、市販の保湿剤でもかまいません。クリームタイプのものがしっとりしますが、べたつくのを嫌がる子には、ローションタイプのほうがさらっとしていて気持ちがいいかもしれません。保湿剤は赤ちゃんから使っても大丈夫です。

日焼け止めは小さい頃から使ったほうがいいですか?

2 ▲子どもの肌に良いことを丁寧に教えてくれる 過度の日焼けはしわやしみの原因になるだけでなく、皮膚がんになる可能性を高めるので、1歳を過ぎたら日焼け止めを塗ることをお勧めします。紫外線A波はしわやたるみの原因に、B波は赤みを帯びた日焼けを起こし、しみの原因になります。それぞれを防止する目安として日焼け止めには「PA」「SPF」の表示があります。日焼け止めは汗で流れ落ちるので、SPFの値が15~30のものを2~3時間おきに塗り直すことが大切です。SPF値が高いものは肌に負担がかかるものも多く、専用のクレンジングも必要になります。たまに紫外線吸収材の成分でかぶれる人もいますので、「ノンケミカルサンスクリーン」と表示されているものが安心です。

日焼けも皮膚がんの原因となるのですね。

3 ▲院長自身も日焼け止めの大事さを実感しているという 皮膚がんには種類がありますが、主に基底細胞がん、有棘細胞(ゆうきょくさいぼう)がん、悪性黒色腫、パジェット病があります。最も多いのは基底細胞がん、紫外線の影響が大きいのは有棘細胞がんです。子どもが皮膚がんを発症するのはまれで、中年以降に多く、長年日光を浴び続けた高齢の方の顔や手足に発症しやすいです。がんを疑う症状としては、昔からあるほくろやしみではではなく、新しくできたものが大きくなっていく場合です。皮膚がんの中には、表面がじゅくじゅく、あるいは、がさがさして「傷が治らない」と言って受診される方もいます。

ほくろなのか皮膚がんなのか、見分けが難しそうです。

4 ▲院内は子ども連れでも通いやすいつくり ほくろは色素細胞の集まりで生まれつき皮膚に存在しており、2~3歳以降、黒い色素をつくるようになるとほくろとして見えるようになります。30代ぐらいまで増加しますので、子どものほくろが増えたといってすぐ心配することはありません。ただ、急に大きくなった、見るたびに形が変わる、などあれば受診してください。良性のものは形が左右対称ですが、悪性のものはいびつで黒や白、青く見えるなど色むらがあります。またほくろは柔らかいですが、がんは硬いしこりがあったり、盛り上がりや凹み、出血する場合もあります。皮膚の異常は自分の目で見えるので、内臓の異常より早く発見するチャンスがあります。気になればすぐ受診してください。

ステロイドについて教えてください。

5 ▲院長が優しく何でも相談できる ステロイド外用剤はアトピー性皮膚炎などの治療において最も効果が期待でき、中心となる薬です。副作用があるのは事実で、顔や胸に使用するとニキビができやすくなったり、長期間使うと皮膚が薄くなったりします。特に顔、目の周りは自己判断での使用は控えてください。当院では1日2回しっかり塗り症状を早めに落ち着けその後塗らない期間を作る、と指導することが多いです。「ステロイドは怖い」という思い込みで数日に1回だらだらと塗り続けるのはかえって副作用が出やすいので、しっかり塗ってしっかり休むというサイクルを守ることが大切です。炎症を抑える薬なので症状が落ち着けば量や頻度を減らすなどし、保湿をメインにしていきます。

ドクターからのメッセージ

加藤元一院長

子どもや肌の弱い方は、普段から保湿を心がけること、また色白の方は、色黒の方に比べると紫外線には弱いので、日焼け止めの塗り直しをすること、外出時は帽子や日傘を使うことなどが大切です。僕は学生時代サッカー部でしたが、当時から日焼け止めをしっかり塗っていました。小中学校でも日焼け止めが使えるようになればいいなと思っています。今はインターネット上に正しい情報だけでなく、誤解を生むような情報もあふれています。皮膚の変化は目に見えますので、何か変だな、気になるな、と思ったらネットの情報に頼ったり自己判断したりせず、ぜひ早めに受診してください。

記事更新日:2017/10/06
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