小石整形外科クリニック

小石整形外科クリニック

伊藤錦哉院長

医療トピックス

無理なく楽しめるトレーニングで
転倒・骨折を予防し健康寿命増進

小石整形外科クリニック

保険診療

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年を取ると運動機能や筋肉量、骨の強度が落ちるため、転倒や骨折が増えるのは仕方ないと考えている人も多いのではないだろうか。だが、「小石整形外科クリニック」の伊藤錦哉院長は、「しっかり運動すれば筋肉は何歳になってもつくので、運動を習慣化することで転倒や骨折を予防できます」と語る。同院にはリハビリを担当する理学療法士とは別に、トレーニングを担当する専属のトレーナーが在籍。伊藤院長は理学療法士・トレーナーと連携して患者一人ひとりに合ったトレーニングプログラムを作成している。「モットーは患者さんが無理なく、楽しく取り組めるトレーニング」と語る伊藤院長に、1日の運動量の目安や運動する上で気をつけるべきこと、同院のトレーニングの特徴などについて話を聞いた。 (取材日2017年11月9日)

医師や専属トレーナーが連携して患者に合ったプログラムを作成。筋肉と骨を無理なく鍛えて転倒や骨折を予防

転倒やそれによる骨折を予防する上で、大切なことはなんですか?

1 ▲運動の重要性を語る院長 定期的にしっかり運動することですね。メタボリック症候群という言葉が登場し、生活習慣病の注意喚起が進んで以降、健康のために食事内容を意識する方は増えた印象ですが、運動の必要性はまだ十分に浸透していないように感じます。「年だから筋肉の量が減るのは仕方ない」と考えている高齢の方も多いですね。しかし、しっかり体を動かせば、何歳になっても筋肉はつきます。階段を手すりなしで上れない、片足で立ちながら靴下が履けないといった水準まで筋力や骨が弱ってしまっている「ロコモティブ症候群」の方は、転倒しただけで骨が折れてしまう可能性が高いので、運動が不足していないか振り返っていただきたいですね。

運動すれば、骨も強くすることができますか?

2 ▲トレーニング室。骨を強くするための運動を行う 残念ながら、そうはいきません。筋肉は何歳になってもつけることができますが、骨の強さは20~30代でピークを迎えて、その後はどんどん弱くなっていきます。特に女性は更年期を経ると、骨の強さが10~15パーセントほど低下するといわれています。そのため若いうちにできるだけ骨を強くして、そのピークを長く維持することが大切です。子どもの頃から外に出て太陽の光に当たり、しっかり運動して、バランスの良い食事を取るようにすると良いですね。そうすれば骨が太くなり、大人になった後に多少の不摂生があっても、骨折しにくくなります。そして大人になった後も定期的に運動することで、強い骨を長く維持することができます。

筋肉量や骨の強さを維持する以外の運動のメリットは何ですか?

3 ▲腰痛や肩凝りの予防や改善が見込めるのも運動のメリットの一つ まず腰痛や肩凝りの予防や改善が見込めます。昔は薬で症状を抑えるのが一般的でしたが、最近は適度な運動によって、肩や腰の痛みがより早く緩和されることがわかってきています。また体の痛い部分を少しずつ減らしていくことで、日常生活がより活発になってきて、生活の質の向上も期待できますね。体が動くようになると自信がついてきて、心も明るくなってきますから。そうすると、「エスカレーターじゃなくて階段を使おう」といったふうに運動が習慣化してきて、それがまた健康の増進につながるのです。ロコモティブ症候群は痛みなどの自覚症状がないため、こうした運動の習慣化が大切ですね。

日常生活の中では、どんなことを意識すればいいですか?

4 ▲1日8000歩から1万歩に加え、負荷のかかる運動20分が目安 歩くことですね。1日8000歩から1万歩くらいが目安です。ただ、これだけでは不十分なため、1日20分ほど少し体に負荷のかかる運動を取り入れてもらえると良いですね。どの程度の運動が必要かは、人によって変わります。40~50代の方を例としますと、普段あまり外出しない方ならウォーキング程度で十分です。胸を張って遠くを見ながら、腕を振って大きな歩幅で歩く。前足は爪先をしっかり上げて、後ろ足は地面をしっかり蹴る。これだけでも全身のさまざまな筋肉を使うので、良い運動になりますよ。代謝も上がって、太りにくい体質にもなります。普段から運動している方には、軽めのジョギングやサイクリングがお勧めですね。

こちらで実施しているトレーニング内容について教えてください。

5 ▲目的に合ったトレーニングの提供を行っている 患者さんの目的に合ったトレーニングを提供しています。例えばダイエットが目的なら、ある程度重い負荷の運動と食事療法を行います。生活習慣病予防が目的なら、ウォーキング程度の運動やモビライゼーショントレーニングというプログラムが中心ですね。このプログラムは、肩甲骨や股関節、アキレス腱を、ストレッチのように負荷をほとんどかけずに動かす軽いトレーニングです。当院ではこうして患者さんに合ったトレーニングを提供するために、医師とリハビリを担う理学療法士、トレーニングを担うトレーナーが定期的にミーティングを開いて情報共有を行ったり、患者さんに対して診療に関するアンケートを取ったりしています。

ドクターからのメッセージ

伊藤錦哉院長

整形外科は「運動の伝道師」であると当院では考えており、「運動って簡単にできて楽しくて、気持ち良いものなんだ」と患者さんに思ってもらえる診療を第一としています。運動を習慣化するのが難しいとお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。また「普段から歩いているから大丈夫」という方でも、歩くことで使われる筋肉は決まっているため、必要な筋肉が十分についていない場合があります。ですので、それ以外の筋肉をつけるためにも、歩くこと以外の運動も取り入れていただきたいですね。ジムに通う、お友達とスポーツする、なんでも構いません。あまり難しく考えず、できることから始めてみてください。

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