とよじメディカルクリニック

とよじメディカルクリニック

吉田 豊治院長

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患者と信頼関係を築くことの大切さを知った学生時代

―学生時代はどのように過ごされていたのですか?

私は徳島大学医学部で学生時代を過ごしました。医学の勉強も頑張りましたが、所属していた社会医学研究会の活動にも力を入れていましたね。その活動の一つとして、無医村に行き、先輩医師の指導のもとで健康診断を行うというものがありました。医療を必要としているのに、十分に受けられない人たちがいるんだと気づかされました。また、学生であってもすごく歓迎してくれて、さまざまな話を聞かせてくれたり、人とのふれあいの中から学ぶものは多かったですね。一番大きな気づきは、やはりコミュニケーションの積み重ねによって信頼関係ができるということ。患者さんは医師に対して、ちょっとしたことでも質問しにくいという心理的なハードルがあります。患者さんが何でも話しやすい関係を築くことが大切だと学ぶことができましたね。

―腎臓疾患がご専門とのことですが、なぜこの分野を選んだのですか?

卒業後は、まず医学部付属病院の呼吸器内科に入局し、呼吸器に関する疾患の診療にあたっていました。大学病院ということもあり、特に肺がんの患者さんで重症の方を多く担当しました。内科ですから、お薬を使って時間をかけて経過を見ながら治療していくので、外科のようにすぐに結果が出るというわけではありません。一生懸命治療をしても、どうしても良くならないケースもあります。医師として悔しさ、もどかしさを感じることもありました。その後、徳島県立中央病院に勤めるようになって、透析治療にも携わるようになったときに感じたのが、内科でも劇的に効果が表れるような治療ができるんだということ。水がたまって、尿毒症の症状がでて、呼吸も苦しそうで、ごはんも食べられないほどの状態から、すっと症状が和らぐ様子を見て、腎臓病や透析療法についてしっかり学ぼうと決めました。大学病院で経験を重ね、市中病院での診療を経て、現在に至っています。

―クリニックで受けられる透析治療について、詳しくお聞かせください。

いくつかの特長がありますが、1つ目は、当院の透析液を作る機械は全自動溶解装置を導入しており、清浄化にはかなり気を配っています。2つ目に、オンラインHDF(血液濾過透析)に対応できますので、通常の血液透析よりも症状の改善につながり予後も良いということ。3つ目、透析ルームには16床のベッドを用意していますが、感染の予防、プライバシーの確保、居心地を考えてベッドとベッドの間隔には余裕を持たせています。4つ目は基本的に自宅から当院への通院は送り迎えをしています。乗り合いでの送迎とすることもありますが、自分の透析が終わった後、他の人の透析を待つのは不便ですから、患者さんには好評です。5つ目は、最近、長時間透析を希望する患者さんもいますが、当院でも対応可能だということです。6つ目は、透析後の時間を有意義に過ごしてもらいたいので、朝7時45分から開始しています。



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