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アトピー性皮膚炎・アレルギー・喘息
小児のアレルギー疾患の治療

明海こどもクリニック

(浦安市/新浦安駅)

最終更新日:2021/10/12

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小さい子どもの病気、特にアレルギー疾患は保護者にとって、とても心配なもの。アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、食物アレルギーなどが代表的なアレルギー疾患だが、長期治療が必要な場合やコントロールが難しい場合も多く、悩んでいる保護者も多いことだろう。「アレルギー疾患の治療は、お子さん自身だけでなく、親御さんなど家族みんなで治療の経過段階を共有し、同じ方向を向いて一緒に治していくことが大切です」と「明海こどもクリニック」の森田昌雄院長は話す。森田院長はアレルギー疾患を専門とし、大学病院や関連病院などで数多くのアレルギー疾患の治療に携わってきている。各アレルギー疾患の治療法や注意点などについて話を聞いた。

(取材日2021年1月6日)

検査や医師の診断によって、今が治療のどの段階かを確認・理解することが重要

Qアトピー性皮膚炎の治療について教えてください。
A
1

▲アトピー性皮膚炎について丁寧に話をしてくれる先生

アトピー性皮膚炎の治療は、炎症を軽減させるためのステロイド外用薬をしっかり塗ることが大切です。ステロイド剤使用に関して、皮膚の硬化や色素沈着が起きるのではと思っている人が多いのですが、それらはステロイドが原因ではなく、皮膚の炎症が長引いたことが原因です。ですので、まずは指導された量を守り、しっかり使うことがポイントです。少し症状が改善するとステロイド塗布をやめてしまう人も多いのですが、それは避けてください。定期的に通院して、今が治療のどの段階にあるのか、例えば、ステロイドの塗布を1日2回から1回に減らしても良い時期なのかなどは、医師の診断を受けて判断を仰ぎ、皮膚の状態も一緒に確認しましょう。

Qアトピー性皮膚炎の治療で注意することはありますか?
A
2

▲一人ひとりに合わせた治療を行う

まずはステロイド剤の量や塗り方をしっかり守ること。軟こうやクリームの場合、大人の人差し指の先から第一関節まで薬を乗せた量が大人の手のひら2枚分の面積に塗るのに適した量です。それをすり込むのではなく、皮膚の上に置くように塗るのがポイントです。当院では、こうした塗り方についても丁寧に説明しています。そして症状が落ち着いてステロイド剤が必要なくなっても、保湿剤によるスキンケアをしっかり行うことが重要です。また、体の部位によって治療の進み具合も異なります。例えば、腕は良くなったので保湿剤を、首はまだステロイド剤による治療が必要、といった具合です。当院ではこのように部位別のきめ細かな指導も行っています。

Q気管支喘息はどんな治療を行うのですか?
A
3

▲ネブライザーも完備

気管支喘息は根本的な治療法がありませんので、気管支の炎症を抑えるためのコントローラーと呼ばれる長期管理薬によって喘息発作の起こらない無症状の状態を維持していくことが重要になります。喘息の発作は急に起こるため急性疾患と思いがちですが、慢性疾患ですので長期にわたる治療が必要なのです。小児の喘息は中学生・高校生までに寛解する場合が多いですが、成人型喘息や難治性喘息に移行するケースも少なからずあります。ですので、小児のうちに発作の出ない状態を維持できるよう、しっかりとコントロールすることが大切です。

Q気管支喘息の治療の注意点はどんなことですか?
A
4

▲呼気一酸化窒素NO測定器もある

発作が起こらなくなると、無症状なのになぜ薬を使わなくてはいけないのか、と思うこともあるでしょう。しかし、発作はなくても気管支の炎症が続いていることも多いのです。ですので、気道の狭さや炎症の有無など気管支の状態を正確に把握することが大切です。当院では、スパイロメーターによる気道の狭さの検査や、呼気一酸化窒素分析装置を用いた気管支の炎症の検査を行い、客観的に診断しています。これらの検査データを患者さんのご家族全員で共有していただいて、お子さんの気管支の状態をご理解していただきたいですね。また、寝具やぬいぐるみ、ペットとの過ごし方など、アレルゲンとの接触を防ぐため、生活環境の見直しも重要です。

Q食物アレルギーとアレルギー性鼻炎についても教えてください。
A
5

▲食物アレルギーについての対応も丁寧に教えてくれる

食物アレルギーは、アレルギーの原因となる食物を少しずつ食べていくことで、段階を追って症状の軽減をめざしていきます。どの程度食べられるかについてはご自宅で行うとリスクが高いため、当院で医師の管理のもと経口負荷試験を行い、その検査結果に基づいて、食べる量や調理の方法などについて丁寧に指導しています。アレルギー性鼻炎については、舌下免疫療法を行っています。スギの花粉症とダニアレルギーに限られますが、症状の発症を根本から抑えることを目的とした治療なので積極的に勧めています。

ドクターからのメッセージ

森田 昌雄院長

小児アレルギー疾患は慢性疾患で、治療は長期にわたる場合が多いです。親御さんも心配なことが多々あると思いますが、医師の指示に従ってしっかり取り組むようにしましょう。当院では専門的な検査によって治療経過を細かく診査・診断し、お子さんに伴走する姿勢で治療にあたっています。その客観的データをご家族とも共有して、皆で一緒に同じ方向を向いて治療に取り組んでいきましょう。また、当院は、かかりつけ医として、疾患だけに限らず子どもの成長に即して、さまざまな観点からトータルにサポートしています。何か不安なことがあればお気軽にご相談ください。

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