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医療法人社団新緑会 明海こどもクリニック

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森田 昌雄 院長

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千葉県の中でも、整備された町並みが広がる新浦安。南国を思わせる植木が並ぶ新しい住宅街の一角に「ドクターズ・ベイ」というさまざまな科のクリニックが並ぶエリアがある。そこに2015年11月開業したのが「明海こどもクリニック」だ。院長の森田昌雄先生は、アレルギーを専門とする経験豊富な医師。大学病院や関連の基幹病院、24時間診療のクリニックでの経験を生かし、その集大成として「地域の子どもたちにとって一番自分がいいと考える医療を提供したい」と話す。小児の健康に広く寄与するための活動にも意欲的で、子どもの心や発達などを中心としたさまざまな相談にも応じる森田先生に、小児科診療への思いや2018年6月から始めた舌下免疫療法などについて詳しく話をしてもらった。
(再取材日2018年12月19日)

一人ひとりの子どもたちに伴走しながら心もサポート

―小児科医師として豊富なキャリアですが、どのようなきっかけで小児科の医師をめざしましたか?

子どもの頃から、何か人の役に立つ仕事に就きたいなあとは漠然と考えていました。私自身も鼻のアレルギーで小中学生時代にたいへんつらい思いをしており、医学生となってからアレルギーの研究や治療に強く関心を持ちました。そもそも小児科を選んだのは「子どもが大好きだから」。子どもはこれからいくらでも可能性を伸ばすことのできるまぶしい存在です。少しでもいろいろなことを体験できるように、側面からサポートしたいという思いを強く持っています。アレルギーの基礎的な研究を通して培ってきた科学的なものの考え方を武器にしつつも、型にはまらず一人ひとりの子どもたちに伴走していきたいです。

―患者さんに接する際、心がけていらっしゃることは?

笑顔で接して、親御さんが話しやすいような雰囲気をつくれるように努めています。特に、初めてのお子さんの場合は、いろいろなことを不安に思って小児科に来られることが多いと思います。ですから、私はまず親御さんが言いたい・聞きたいことを全部話していただいて、それから説明をするようにしています。何か言いにくそうにしているときには、看護師や私のほうから「ほかに何か気にかかることはありませんか?」と聞くこともありますね。皆が同じ認識を持つことによって、治療の過不足をより防ぐことができますから。

―子どもたちの心や発達に関する相談にも応じていらっしゃるそうですね。

開業してみて、起立性調節障害で学校になかなか行けないお子さんやチック症、夜尿症、性同一性障害などで悩んでいるお子さんが結構いらっしゃることが、実感としてわかったからです。日常生活の中で親御さんがお子さんの行動を見て非常に心配になる、というときに最初の相談はやはりかかりつけ医になるんですね。どこかに相談したいと思っても受診先がなく、困っていらっしゃるお子さんや親御さんを前に、専門外ですとは言っていられない。あくまで「当院はそういう相談を受け止めますよ」というメッセージのようなものですが、広く対応しています。高度な診療はできませんが、親御さんや学校、保育園、幼稚園の先生といったお子さんの周囲で症状に対する正確な情報を共有し、いい方向に向かうように環境整備、交通整理をする役割を心がけています。

―相談はどのように受けつけているのですか?

時間を気にせずお話しできるよう、17時からのアレルギー専門の外来時に予約を取って来ていただいています。まずはお子さん本人に「君が悪いからそうなっているわけではない」と安心感を与えるのと同時に、親御さんをサポートする役割もあると思います。育て方が悪いとか両親の間に何かがあるとか、そういう問題ではないと誤解がないようにしないといけませんからね。相談では必ずしも病名がつくようなことばかりではありません。昔ならおじいちゃんやおばあちゃん、近所の人などで解決していたようなことでも、今は相談する場がない方も多いのです。

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