さわ内科糖尿病クリニック

沢 丞院長

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「医学部をめざすようになったのは、小さい頃、家にあった『保健と人体図鑑』に興味をもったのがきっかけなんです」と穏やかな笑顔で語る沢丞(さわ・たすく)院長は、知る人ぞ知る糖尿病のエキスパート。研究はもちろん、多くの講演も手がけ、糖尿病の啓蒙活動に尽力してきた。2016年1月に開院した「さわ内科糖尿病クリニック」は、そんな沢院長の思いの集大成ともいえるクリニック。ぬくもりのある院内でとことん患者の声に耳を傾け、どこまでも気持ちに寄り添って行われる院長の診療に、早くも信頼を寄せる患者が集まっている。正論を押し付けるのではなく、患者自らが行動を変えるためのやる気を引き出す診療についてじっくりと伺った。
(取材日2016年1月29日)

来る人を温かく迎える居心地のいい専門クリニック

―開院したばかりとのことですが、知人の家に遊びに来たようなアットホームな雰囲気ですね。

患者さんが穏やかな気持ちになれるような空間にしたかったので、暖かみのあるインテリアを心がけました。壁面に飾ってあるのは私が趣味で集めたレコードのジャケットです。月ごとに替えたら変化があって、来るたびに楽しんでいただけるかなと思って取り入れてみました。待合室にある熱帯魚の水槽ですが、魚たちが元気に泳ぐ姿は見ていて飽きませんし、水槽の世界や水の音には癒される気がします。当クリニックでは患者さんの不安や緊張を軽くし、癒しが感じられる居心地のいい場所にしていきたいと思っています。

―「さわ内科糖尿病クリニック」の特徴について教えてください。

風邪や腸炎などの内科全般を診ると同時に、私の専門分野である糖尿病の診療に特化したクリニックです。設備についてはレントゲンや心電図など一般的な健康診断ができる他、糖尿病に関しては20分ほどでHbA1c値や血糖値について検査結果をお伝えできるようにしています。また、待合室の身長体重計に乗るだけでその方のデータが電子カルテに記録されるようになっています。まだ始まったばかりのクリニックですが、患者さんの負担が少しでも軽減されるような改善と、職員の業務の効率化を見直しながら取り組みたいと思っています。そして、私は厳しそうに見られるようなのですが、患者さんの話を聞いて怒ったりはしません。信頼していただき、いつでも気軽に健康チェックにお越しいただけたらうれしいですね。

―糖尿病の研究でもご活躍だったそうですが、どのような経緯で開業されたのですか。

私は医学生の頃から研究室に出入りさせていただき、自分は研究畑に進むと信じて疑いませんでした。ところが卒業間近になって「医師をやりながら研究をしなさい」と声をかけていただいたんです。そのおかげで、医師として内科全般と救急医療に携わりながら、糖尿病の研究チームで研究を続けられることになり、とても充実した日々を重ねてきました。川崎の病院では糖尿病内科を立ち上げ、講演活動も行っていたのですが、ある日ふと自分の医師人生を振り返ってみて、まだ経験していないのは開業医だと気づいたんですね。そんな時にこちらで糖尿病の専門医を探しているとご紹介いただき、これも何かのご縁だと感じ、今まで培ってきたスキルと専門分野を生かして少しでも地域の皆さまの役に立てれば、と開業を決意しました。



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