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飛田 杏子 先生の独自取材記事

とびた整形外科・内科クリニック

(新宿区/神楽坂駅)

最終更新日:2020/04/01

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神楽坂駅近くにある「とびた整形外科・内科クリニック」は、院長である飛田健治先生の整形外科と、その妻である飛田杏子先生の内科治療がともに受けられるクリニックだ。高い専門性を提供しながら、地域患者が気軽に通えるクリニックになれるよう、病気の無料説明会なども開催している。内科医である飛田先生は、糖尿病専門医として生活習慣病の治療に力を入れる。「無理なく変えられる習慣から少しずつ改善できるように、患者さんと一緒に生活習慣を見直していきたい」と話す飛田先生。長期的に継続していく治療だからこそ、心まで寄り添ってくれる診療スタイルが患者からの信頼を集めている。そんな飛田先生に、医師をめざしたきっかけから治療方針、今後の展望までじっくり聞いた。
(取材日2016年5月19日)

健やかな毎日を過ごせるための手伝いを

先生が医師をめざされたきっかけは何ですか?

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私は、両親ともに医師の家庭に生まれました。両親は夫婦でクリニックを開業していましたから、私は幼少期からその背中を見て育ってきたのです。クリニックに遊びに行くと、患者さん皆さんがいつも笑顔で通院していることが印象的で。「お父さんとお母さんは、人の役に立つ仕事をしているんだ」と、子どもながらに感じ、尊敬していました。物心つく頃には、私も両親のような医師になりたいと考えていましたね。大学に入学し、さまざまな科を回り勉強している中で、全身を診られる内科医を志すように。その中でも、お食事だったり運動だったりを管理しながら、長期的にお付き合いしていく糖尿病の治療は、女医が得意とする分野なのではないかと感じ、糖尿病の専門医をめざしたのです。

学生時代の思い出をお聞かせください。

私の母校である東京女子医科大学には、第一線で活躍している女性医師がたくさんいました。家庭を持ちながら、仕事もバリバリとこなす先生方を見ながら、「私も将来はこうなりたい」と憧れ、めざすべき道へと導いてくださりました。幼少期から間近で見てきた母の姿も含め、尊敬するたくさんの先輩女性医師に出会えたことは、私の大きな財産だったと感じています。現在は私にも4歳になる子どもがいますが、そんな先生方に恥じないよう、家庭も医師としての仕事も、全力で向き合っていける人間でありたいと強く感じていますね。診察日には真摯に仕事に向き合い、休診日には家族の時間を大切にする。そうして、まずは自分自身が心身ともに健やかに過ごしていくことが、医師として患者さんをサポートしていける秘訣になっているのだと思うのです。

ご主人である院長先生とご一緒の開業は、以前からお考えだったのですか?

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私の両親も一緒に開業していましたから、夫婦で開業することは私の夢でもありました。とはいえ、今はまだ開業したばかりですから、一歩ずつ理想の形をめざして夢を叶えている途中ですね。開業してよかったと思うのは、勤務医時代よりも時間をかけてよりこまやかな診療ができるようになり、患者さんとの距離を近くに感じられるようになったこと。生活習慣病は積み重ねの治療ですから、患者さんご自身で地道に頑張り、その効果を実感していただき、「体が楽になった」「生活がしやすくなった」といったお声をいただける瞬間には、本当にやりがいを感じることができます。めざすのは、地域の患者さんにとって気軽に通えてどんなことでもご相談していただけるクリニック。皆さんが毎日を健やかにお過ごしいただけるようにお手伝いしていける存在になっていきたいと思っています。

内科医と整形外科医による多角的な診療が強み

クリニックの診療の特徴をお聞かせください。

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院長が専門である整形外科と、私の専門の内科を標榜しています。そのため、高齢者の患者さんは多いのですが、院長が行う小児低体重治療のおかげでお子さんも多くいらっしゃっていますよ。整形外科と内科を同じクリニックで診療できるので、一人の患者さんに対して多角的な医療がご提供できています。生活習慣病と整形外科的な疾患は併発している患者さんも多いのです。例えば、足が悪く歩けない方が整形外科の治療で歩けるようになり、運動ができるようになったことで、血糖値や血圧が落ち着いて生活習慣病も治ってしまう、なんてことも。そのため、専門医がお互いに連携しながら診療ができることは、当院の大きな強みですね。

先生のご専門である糖尿病治療についてもお伺いできますか?

私は、内科の中でも特に生活習慣病の診療を専門としており、糖尿病においては専門医資格を持っています。東京女子医科大学でも、糖尿病の専門部門で勤務していたのですよ。糖尿病は、患者さんそれぞれの生活習慣によってその原因や治療法が異なります。インスリンの治療が必要なのか、それとも生活習慣の改善で治すことができるのか。その場合にも、どんな習慣をどのように改善していくのか。患者さん一人ひとり異なるオーダーメイド治療を行っていく必要があるのです。また、長くお付き合いしていく治療ですから、信頼関係を築きながらその心まで寄り添った治療をしていきたいと考えています。

糖尿病患者さんへのメッセージをお願いします。

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私は、糖尿病治療の基本は、正しい生活習慣を整えることだと思っています。とはいえ、インスリンの分泌が落ちている場合には、それを補う医学的なサポートが必要になります。糖尿病は自覚症状がない病気です。そのため、放置してしまう方や、治療を途中でやめてしまう方も多いのです。しかし、治療をしなければ恐ろしい合併症を引き起こしたりすることだってあります。それを防ぐためにも、無理なく継続して続けていける治療をご提供していくことが、私の役目だと思っています。患者さんにとって居心地よく通えるクリニックづくりと、いつでも頼っていただける関係性づくりに努めてまいりますので、お気軽にご相談ください。

無理なく変えられる習慣から少しずつ改善する治療を

診療の際に気を付けていることは何ですか?

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まずはお話をしながら生活習慣を見直し、根本から改善していける治療を行うことですね。なるべくお薬の量を少なく、科学的な治療は最小限に抑えたいのです。もちろん、必要な医療はきちんと行いますが、お薬だけに頼る治療はしたくありません。患者さんと時間をかけてお話しし、日常のお食事や運動の習慣の中から改善できることはないかを考えていきます。患者さんにとって無理なくできる改善方法を、患者さんと一緒に考えていきたいと思っています。

患者さんにとっても、長期的な治療を続けることは大変ですよね。

そうですね。特に糖尿病は長期的に継続していかなくてはいけませんから、そのモチベーションを維持することは非常に難しいのです。もちろん、生活習慣を変えることもとても大変なこと。しかし、一度習慣が変わってしまえば、意識せずとも無理なく生活することができますよね。そのため、一気に変えるのではなく、簡単なことから見直しています。例えば、コーヒーに入れるお砂糖を一つ減らしてみるなど。その積み重ね一つ一つを大切にして、無理なく一歩ずつ改善。そうして、少しずつ体の変化を実感していただければ、治療を継続するモチベーションにつながりますよね。お話をしていく中で、無理なく変えられる習慣がないかを一緒に見つけていくことを大切にしています。

最後に、今後の展望をお聞かせください。

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当院では最近、地域の患者さんからのご要望により、ピロリ菌の検査を行うようになりました。このように、患者さんが望まれる治療や検査があればできる限り実現していきたいと考えています。私も院長も専門医ではありますが、その前にまずは地域のホームドクターでありたいのです。内科で言えば、風邪などの短期的な診療から、生活習慣病などの長期的な診療まで対応していけるようなクリニックを。そして、予防や早期発見・早期治療を積極的に啓蒙しながら、患者さんに健やかな毎日をお過ごしいただくためのサポートができるクリニックを。患者さんのお声一つ一つに耳を傾け、患者さんとともにそんなクリニックづくりがしていければうれしいですね。

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