かがやきクリニック川口

かがやきクリニック川口

腰原 公人院長

頼れるドクター

176072

認知症の本人・家族をサポート

―「物忘れ相談」と「物忘れサポート相談」はどんなものでしょう。

「物忘れ相談」は通常の内科診療の中に設けているもので、お話を聞いて、物忘れ・認知症レベルの診断と治療、必要なら認知症薬によるチャレンジテストを行っています。ただ「診療」となるとどうしても敷居が高く見られてしまい、「病気の相談はできても普段困っていることまでは相談しづらい」という方もいらっしゃいます。そこで診療とは別に、ご家族が日常の看護・介護で困っていることを看護師さんに相談してもらえる「サポート相談」を設けました。こちらは介護施設で認知症の患者さんを多くみてきた経験豊富な看護師さんにお願いしています。

―認知症は、受診のハードルの高さも問題なのですね。

「認めたくない」という思いから受診拒否はどうしても起こります。なので、あらかじめご家族から、普段の生活状況や受診を拒んでいる理由を聞き、こちらの接し方、接した後にどういうふうに指導するかを変えるようにしています。認知症は昔は全部まとめて「老人性痴呆」で片付けられていましたが、最近ようやくいろんなタイプがあることがわかり、それぞれの治療法がある程度見えてきました。タイプに合ったお薬をきちんと使えば、進行を遅らせたり介護者の苦労を減らすことは可能です。ただ認知症の治療法はまだまだ医療機関にも浸透しきれておらず、「とりあえずこの薬を飲むしかないね。後はどうしようもないよ」という対応で、ご家族が心配して当院へ相談に来られた方もいらっしゃいますし、残念なことに認知症がある方の入院を敬遠する医療機関も多いのが現状です。医療機関、個人、社会全体で認知症に対する認知度を上げていく必要があると思います。

―先生が診療の際に大事にされていることを教えてください。

私は大学病院勤務が長かったんです。大学病院は各専門科ごとに分かれている世界。複数の科にかかっている患者さんのカルテを見て、「1人の先生がまとめて診てあげられれば、もう少し患者さんに合った医療を提供できるのに……」と思うことがよくありました。結局全体を見渡す人が誰もいないんです。病気はあくまで患者さん本人が治すもので、医師はそのサポートですが、サポートをするためには人間を診ないと始まりません。「認知症の症状が出たから薬で頑張りましょう」で片付く話ではなくて、大事なのはその人と家族にとってよい生活が送れること。幸い介護老人保健施設や訪問診療、グループホーム、特別養護老人ホームも経験してきたので、介護と医療を全体的にサポートしていけるような提案ができればいいなと思っています。



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