すぎおかクリニック

すぎおかクリニック

杉岡充爾 院長

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重篤な病気を防ぐために、小さな不調をこまめに治す習慣づけを

―印象深い患者さんとのエピソードをご披露ください。

まだ20代の女性で、劇症型心筋炎という非常に経過の早い心臓病の方を担当したことがあります。これは風邪のウイルスが心臓に入ってしまって起こるもので、時々あるものです。うまくウイルスが抜けてくれれば治ります。しかし、その方は「いつまでたっても風邪が治らない、おかしい」と思っていくつも病院に行ったのに、「そのうち治りますよ」と言われてしまって、しばらくの間この病気だと診断してもらえなかったんです。そのうち息が苦しくなってきて、うちにきたときにはかなり心臓の動きが弱まっていました。そこで初めて「劇症型心筋炎ではないか?」と診断がつきました。一時は心停止まで進んでしまいましたが、人工心肺を使ってなんとか命を取り留めることができました。その間数日間眠り続けていたので、ご家族も覚悟を決めていらっしゃいましたね。たまたま意識が戻った日にお母様が面会に来られて、その女性が起き上がって話をされているのを見て、号泣されていました。その方はもうご結婚されて、今は元気にしていらっしゃるそうです。初期診断の重要性を改めて感じた出来事でしたね。

―患者さんに接する際、最も心がけていらっしゃることはどのようなことでしょうか?

これは医師に限ったことではないと思いますが、一番大切なのは、とにかく患者さんのお話を聞いて理解することですね。一に傾聴、二に傾聴、三に傾聴して、患者さんの痛みや悩みに共感する・理解するところから治療が始まると思っています。場合によっては、それだけで元気が出てくる患者さんもいます。病院に来るときは皆さん不安ですから、それを解消することもとても大切です。他にはもちろん、正しい医療を提供することですね。

―今後の展望についてお聞かせください。

生活習慣病になっている方やまだなっていない方が、心臓病などの重大な病気に進行するのを止めることと、さきほどお話ししたように、一度心臓病で倒れた方が再発して、最悪の事態になることを防ぐことですね。これは街のクリニックに求められている役割ではないかと思います。いわゆるゲートキーパーですね。そのためにいろいろな検査をできるようにしたり、サプリメントで栄養を補ったり、リハビリ設備を整えているわけですから。また、患者さんの待ち時間が長くなってしまっている事に関しましては、申し訳なく思っております。2016年の4月から医師を2人体制にして、より充実した医療をご提供したいと思っています。あとは、スタッフには仕事を楽しんでやってもらいたいなと思っています。クリニック全体の雰囲気は患者さんにも伝わりますから、スタッフが元気で明るくいてくれることもとても大切だと思っていますので。

―最後に、ドクターズファイルの読者へメッセージをお願いします。

30〜40代の女性は、不定愁訴が増える時期です。更年期障害や気のせいと思わず、気軽に相談できる病院を見つけて、早めに対処して元気になってください。女性のほうが症状が軽いうちに気付きやすいので、栄養バランスの乱れを正したり、生活習慣を治すと大きな病気を防ぎやすいといわれています。そして、ご自身が元気になれたら、ご家族のことも気にかけてあげてください。

記事更新日:2016/01/24


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