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武笠 郁恵 院長の独自取材記事

品川シーサイドデンタルデザインオフィス

(品川区/品川シーサイド駅)

最終更新日:2020/04/01

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2015年の開業以来、町の人々に頼りにされてきた「品川シーサイドデンタルデザインオフィス」。若いファミリー層や、さらに周辺企業に勤めるビジネスパーソンが多く訪れる。一般の虫歯治療や矯正、入れ歯・インプラントのほか訪問診療も行い、高齢者のニーズにも万全の体制をとる。白を基調とした院内はバリアフリーで、完全個室の治療用スペース4つと、クリーニング・メンテナンス用スペース8つを配置。広いスペースを確保し、清潔感のある雰囲気が印象的だ。「患者さんの緊張をほぐすためには声をかけることですね」と優しく語るのは院長の武笠郁恵(むかさ・いくえ)先生。夫の武笠広伸先生とともに平和島デンタルクリニックに続いて開業した経緯や、患者の歯の健康に対する思いについて語ってもらった。
(取材日2017年8月4日)

歯への意識が高い地域で、あらゆる歯科ニーズに応える

なぜ品川シーサイドに開業されたのですか?

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もともと、私の主人が院長を務める「平和島デンタルクリニック」で一緒に診療していて、仕事帰りによく通っていたのがこの辺りでした。いつかこの町で診療できたらと思っていたんです。ある時、「ここ、空いているね」と気づいて、開業が実現したのが2015年の8月でした。私は品川近辺で生まれ育ったので、この辺りは昔からなじみがあるエリアでもありますね。今も平和島のクリニックと当院を行き来しながら診療しています。私たちが開業時にこだわったのは、院内を完全バリアフリーにすることです。平和島のクリニックでは階段を上がる必要があったので、次に開業する機会があれば1階にしたいと考えていました。待合室から診察室に向かう廊下はスロープで、車いすやベビーカーのまま出入りできるように配慮しています。

品川シーサイド近隣の患者さんについて感じる印象をお聞かせください。

当院には検診目的でいらっしゃる方が多く、歯に対する意識が高いという印象を持っています。品川シーサイドには新しいタワーマンションが増えていて、比較的若い子育て世代のご家族がよく来院されます。子どもとお母さんが来て、お父さんも来るようになって……と、家族皆さんで受診されることが多いですね。小さなお子さんの虫歯治療では、親御さんたちは「また虫歯ができたらどうしよう」と不安を抱いているものです。その気持ちを和らげるために、まずは丁寧に説明することを心がけています。お子さんの歯の磨き方を指導する際は、何となく磨くのではなく、一本一本を意識して磨くようお伝えします。あまり力を入れると子どもは痛くて嫌がって逃げてしまうので、小さめの歯ブラシを使うといったアドバイスもしますし、何でも困ったことがあればご相談に応じています。

先生が歯科医師をめざしたきっかけは何だったのですか?

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私の父が医師なので、その影響が大きかったと思います。私もいつか医療関係の仕事に就きたいという気持ちが昔からあり、手を動かす仕事に興味があって選んだのが歯科でした。主人と知り合ったのは大学時代で、当時は歯科について全般的に勉強し、卒業してからは入れ歯やインプラントなど、高齢者の歯科医療全般について学びを深めました。2013年に主人が平和島のクリニックを開業するタイミングで歯科医師の1人として加わり、当院のオープンにも関わりました。2017年8月からは、主人に代わって私が院長を務めています。

歯の状態が悪くなる前から、早め早めの予防対策を

夕方以降、夜は20時まで診療されているんですね。

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品川シーサイドにはオフィスビルが多く、通勤しているビジネスパーソンがたくさんいます。その方々に仕事帰りに立ち寄ってもらえたらと思い、平日は夜20時まで診療しています。子どもや女性が多い昼間と違って、夕方以降は30~40歳代の男性の患者さんが増えますね。退社後に当院で治療を受けてから、電車でお帰りになる方が多いようです。会社帰りの方のニーズが高いのは、虫歯の治療と検診。一昔前に比べると、男性も定期的に歯をメンテナンスしようという意識が高くなったと実感しています。

こちらでお勧めしている「月1回の検診」というのは他院に比べるとハイペースですが、その理由は何ですか?

当院では1ヵ月に1回の検診をお勧めしていますが、その人の歯の状態や磨き方にもよって受診のペースは異なります。でも、多ければ月1回のペースで来る人も実際にいらっしゃいますよ。どなたでも、歯肉が少し腫れているような歯肉炎レベルの問題は持っているものです。完全に何の問題もない人はいないと思っています。ですから、月1回のペースで受診したからと言って、やり過ぎということは決してありません。歯石除去やクリーニングはもちろんのこと、何かしらの症状や危険信号を見つけたら早めの対応策についてお話しします。患者さんがこまめに通って良い状態を維持できているのを見ると、こちらもうれしくなりますね。

予防が大切だと思っても、受診が続かない人も多くいます。継続するためにどう働きかけているのですか?

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患者さん自身に「そろそろクリニックに行かなければ」と思う気持ちがなければ、定期的な受診を続けるのは難しいものです。日本は医療費が高くないせいでしょうか、皆さん「まだ行かなくてもいいだろう」「痛くなってから行けばいい」と思いがちです。欧米はその反対で、「症状が出てからでは遅い」という発想です。悪化してから受診するとかえって治療にお金がかかってしまうから、早め早めにメンテナンスに行くのだそうです。日本の国民皆保険という制度は本当にありがたいですが、そのためにかえって受診が遅れてしまうこともあるのかもしれませんね。当院では定期的にはがきを出して受診を促していますが、患者さんに受診へのモチベーションをどう高めてもらうか、これは今後も課題だと思っています。

予防と訪問に力を入れ、地域の人の歯の健康を守りたい

2つのクリニックを行き来してお忙しいと思いますが、休日はどう過ごしているのですか?

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子どもがまだ小さくて手がかかるので、しばらくは育児が趣味という感じでしょうか(笑)。当面は自分の趣味に費やす時間は少なくなりそうです。主人は開業後も精力的にさまざまな勉強会に参加したりしていますが、私はとりあえず育児が一段落した後で、落ち着いて勉強できたらと思っています。でも、自分に子どもができると小児歯科への見方も変わるものです。お母さんたちがどんな気持ちでクリニックに来ているのか、よく理解できるようになりましたね。毎日子どもの歯を磨きながら、どう接すればうまく磨けるのか、どうすれば抵抗なくクリニックに来てもらえるかを本気で考えるようになりました。広々としたキッズスペースにカプセルトイを置いて治療が終わった時のお楽しみをつくったりと、さまざまな工夫を凝らしています。

こちらでは訪問診療もなさっているとか。

平和島デンタルクリニックでは高齢の方が多いこともあって、訪問診療は以前から取り組んできました。品川シーサイドには若い世代の家族が多いとお話ししましたが、そうはいっても高齢者のニーズも少なくはありません。毎日というほどの頻度ではありませんが、少なくとも週に1回は訪問する機会があり、徐々に増えつつあります。ご家族がネットで検索して「ホームページを見たんですけど」という新規のお問い合わせを受けることが多く、当院に通っていた患者さんではなくても対応可能です。高齢者施設からのご依頼で、一度の訪問で複数の患者さんを診察することもあります。状況によっては訪問時に抜歯することもありますが、寝たきりの方はいろいろな持病があって歯を抜けないことも多かったりと、クリニックでの普段の診療とはまた違った難しさがありますね。

今後特に力を入れていきたいこと、あるいは抱負があればお聞かせください。

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訪問診療もそうですが、予防のためのメンテナンスには今後も力を入れるつもりです。当院は歯科衛生士が常時3名は勤務している体制で、ブラッシング指導などを徹底的に行っています。もう少し衛生士の人数を増やしながら、今まで以上に手厚く予防に取り組んでいけたらと思っています。主人が得意としている噛み合わせの治療も、これまで通り継続してまいります。余談ですが、主人に「90歳になっても歯科医師でいてね」と冗談混じりで言っていたら、彼は本当に周りの人にそう公言するようになってしまいました(笑)。私も一緒にそこまでできるかどうかわかりませんが、手が思いのままに動く限りは患者さんと関わり続けたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/45万円、ワイヤー矯正/80万円~(相談・検査・診断・治療までの標準料金)

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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