かわかみ整形外科クリニック

かわかみ整形外科クリニック

川上明院長

医療トピックス

早期診断・早期治療がもたらす
スポーツ障害からの早期復帰

かわかみ整形外科クリニック

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スポーツ整形外科は文字通りスポーツで発生する障害や外傷を扱い、対象はレクリエーションレベルからトップアスリートまで幅広い。一般的な整形外科の知識に加え、スポーツそのものへの理解や、専門のノウハウが必要とされる分野だ。「かわかみ整形外科クリニック」の川上明院長は自身もスキー歴が長いため選手の心情に理解が深く、ノウハウに長けている。その実際をうかがった。(取材日2015年8月17日)

スポーツ整形の目標は障害の早期発見、早期治療による早期復帰

スポーツ障害の種類について教えてください。

174426 mt 1 q1 1442286320 ▲スポーツ整形の分野で豊富な経験を有する川上医師 スポーツ障害と一口に言っても、一度だけ外から強い力が加わって障害が起こった場合と、慢性的に力が加わりその蓄積で障害を起こす場合があります。陸上競技では慢性的な障害を抱える患者さんが多いですね。女性の長距離選手の疲労骨折はその一例です。激しい練習により無月経の状態が続くと、女性ホルモンが減少し骨粗しょう症になって、脚の骨も薄くなります。ポキンと折れることはなくても、少しずつ骨にヒビが入り、自然に修復されてはまたヒビが入って、を繰り返し、症状がひどくなると走れなくなってしまいます。ヒビの入った時点で痛みがあるはずなので、その時に診せていただければいいのですが、競技会が近かったりすると、治療をためらうのが一番の問題かもしれません。

スポーツごとに多い症状を教えてください。

174426 mt 1 q2 1442286320 ▲スポーツの種類ごとに、ケガの種類や患者の性格も違うという ラグビー、アメフトなどのコンタクトスポーツで圧倒的に多いのは膝の障害です。野球などボールを投げる競技ですと、肘、肩。テニスも肘や肩、それから脚に故障が多くなります。コンタクトスポーツは大体においてチーム競技で、多少痛くても気にしないタイプの選手が多いのに比べて、陸上や水泳競技のような個人種目の場合は、繊細で細かいところまで気にする選手が多いように感じます。そういった点も考慮に入れながら、治療を進めています。

膝の故障で多いのは?

174426 mt 1 q3 1442286320 ▲院長は膝の治療についても経験豊か 靱帯損傷です。膝靱帯は膝関節の中にあって、膝を安定させる役割を果たしています。前と後ろの十字靱帯、内側と外側の側副靱帯と4本の靱帯がありますが、多いのは前十字靱帯損傷です。前十字靱帯の切れ方には2種類あって、一つは人と人とのぶつかり合いなど外からの衝撃によって切れる場合、もうひとつは自分の筋力で切れるケースです。後者は、急にターンしたり、ステップを切ったり、ジャンプの着地などで起きやすく、その瞬間にプチッと切れる音がすることが多いです。前十字靱帯を損傷したままスポーツをすると簡単に膝がはずれ、軟骨や半月板が損傷されます。したがってスポーツを継続するなら手術が必要になります。太腿の裏や膝のお皿の下など体の他の部分から腱を持って来て再建することになります。

運動療法はどのように役立ちますか。

174426 mt 1 q4 1442286320 ▲運動療法で使う各種機器が揃う 外傷障害の後、安静にしているだけでは当然周囲の筋力が落ちてきますし、関節の動きも悪くなります。また完全に固定してしまうと、かえって靱帯が委縮することもあります。ですから、患者さん個々の状態を診ながら、プログラムを組んで、マンツーマンで少しずつリハビリを行っていきます。同じケガでも、ダメージの受け方は人によってさまざまです。痛みや不安定感がないかを確かめつつ、筋力を回復させる運動をしたり、膝の関節を少しずつ動かしたりします。筋力を回復させる運動も時期時期に合った方法で行います。

スポーツ動作の指導はどのように行いますか。

174426 mt 1 q5 1442286320 ▲医師、理学療法士と一緒に治療を進めていく ケガをしないよう、また同じ箇所を傷めないように、ケガした箇所に負担をかけないよう、スポーツをする際の動作について細かい指導をしています。まず患者さんに実際にいろいろな動きをしていただいた上でアドバイスをしていきます。例えば膝を傷めた患者さんに膝を曲げる時内側にひねって曲げるクセがあれば、膝の向きと足先の向きを揃えるよう指導します。その他、ボールを投げるときの腕の使い方、動き出し方、力の入れ方など、安全で効率のよい動きや姿勢をアドバイスしています。

ドクターからのメッセージ川上 明院長

スポーツ障害は早期に診断し、早期に治療・復帰させるのが一番です。ただ、試合や競技会が近いと、どうしても無理をしてしまいがちです。診断や治療を先延ばしにして、健康になるためのスポーツがかえって害になってしまうこともあるのです。私自身長年スキーをやってきましたので、そういった患者さんのお気持ちもわかるつもりです。障害の程度や試合の重要性も考慮に入れながら、治療を進めていますが、基本的には診断や治療を遅らせれば、結局運動できない時期が長引くことにもなり、ご本人のためになりません。治療のレベルも、日常生活ができればいいというだけでなく、スポーツを今まで通り行える高い水準まで持って行くことが目標です。そのためにも早期診断・早期治療をお奨めしたいですね。

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