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山本哲久 院長の独自取材記事

川口肛門胃腸クリニック

(川口市/川口駅)

最終更新日:2019/08/28

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診察室の壁に飾られた毛書の額を前に「開業祝いに末娘がプレゼントしてくれたんです」と、うれしそうに話す山本哲久院長。大腸肛門外科の専門医として、数々の難手術を執刀し、教官として後進の指導にもあたってきたベテラン医師ながら、気さくで親しみやすいものごしが魅力的だ。そんな山本院長が2015年2月、JR川口駅至近に満を持してオープンしたのが「川口肛門胃腸クリニック」。「日帰りでの肛門外科手術」と「楽な内視鏡検査」の二つを柱に、高い専門性と技術を生かしたクリニックだ。「レディースデー」や「男女別待合室」を設けるなど、デリケートな症状に悩む患者の心情に配慮した工夫が凝らされ、山本院長の人に対する思いやりが随所に感じられる。開業からわずか数箇月で、すでに多くの患者に支持されるクリニックの人気の秘密を、包み隠すことなく語ってもらった。
(取材日2015年6月12日)

「日帰り痔手術」と「楽な内視鏡検査」に特化したクリニック

「肛門胃腸クリニック」とのことですが、どのような症状の方がいらっしゃるのでしょう?

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痔や肛門出血などおしりのトラブルに悩まれている方と、大腸内視鏡検査や鼻からの胃カメラを希望される方に多く来院していただいていますね。「肛門科」という科の特性でもあるのですが、比較的遠方からの患者さまも多いです。おしりのトラブルに関しては、女性同士お友達と連れ立って来られる方も。特に妊娠・出産で大きな負荷がかかる女性に関しては、痔の罹患率は非常に高いのです。現代では成人の三人に一人が痔主であるとも言われています。「恥ずかしいから」と一人では診察をためらって長い間症状を我慢してきたという方も、「仲の良いお友達と一緒なら」ということで来院いただけるのは良いことですね。

JR川口駅から徒歩1分という立地も後押ししていますね。

開業前から「おしりの患者さまは遠くからもいらっしゃる」ということはある程度分かっていたので、アクセスの良さにはこだわって物件を探しました。症状が症状だけに、病院に入るところを知り合いに見られるのが嫌だとか、院内で知人に会いたくないといった理由で、近くの病院には通いづらいという方も多くいらっしゃるようです。利用者も多い川口駅から至近ですので、比較的負担なく通っていただけているのではないでしょうか。

痔は日帰り手術が可能とのことですが?

「痔は切らなきゃ治らない」と思い込んでいる方もいらっしゃいますが、多くの痔は切らずに治すことが可能です。「痔」とひと口に言いますが、大きく3つに分けられます。中でも女性に多い「切れ痔」では、8〜9割の方で切らずにお薬での治療で治すことができるのです。また、「いぼ痔」の一種である「内痔核」には、アルタ注射療法という治療法も。患部に注射を打つ治療法ですが、痛みもあまりなく、日常生活にも影響が少ないため、日帰りでの手術が可能となっています。治療費が抑えられるということもあって、多くの患者さまから支持されています。

日帰り手術と並んで内視鏡検査も人気なのですね?

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芸能人の方が大腸がん末期でテレビに出演したこともあり、大腸内視鏡検査を希望される方が増えています。しかし、開業医レベルでは胃カメラはやっていても大腸内視鏡検査はやらないというところが多く、総合病院での検査となると予約を取りづらかったり、検査までに何週間も待たされたりということがあります。当院では気軽に当日の検査を受けていただくことができるのです。また、経験豊富な医師が検査を行うため、痛みもなくポリープや早期がんをその場で切除することも可能です。大腸がんは早期に発見することで確実に治せるがんなので、積極的にご活用いただきたいと思っています。

デリケートな診療だからこそ、患者負担を抑える配慮を

病院には珍しく、「レディースデー」があるそうですが?

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肛門外科や胃腸内科というと、どうしてもデリケートな診察内容になってきます。女性の患者さんのなかには女性医師に診てもらいたいという希望が強くあるので、当院では水曜午後を女性医師が診察する「レディースデー」として、完全に女性専用とさせていただいています。子育て中の若い女性医師ですので、産後のおしりトラブルに悩むママさん世代の悩みなども親身になってうかがえるようです。私は男性ですので、水曜日は午前の診察が終わったら慌てて席をはずすほど、徹底しているのですよ(笑)。

待合室にも配慮が感じられますね?

院内での待ち時間に、異性の視線が気になるという患者さまのお声に配慮して、待合室も男女別に専用のスペースを確保しました。もちろん、更衣室なども男女別です。さらに、「万一院内で知り合いにかち合ってしまうと気まずい」ということから、患者さまをお名前でお呼びすることは避け、受付時にお渡しする番号でお呼びするように徹底しているのです。女性待合室のにゃんこ時計は「癒される〜」と大好評ですね。

患者さまの精神的な負担を抑える配慮がなされているのですね?

はい。さらに、患者さまの負担を抑えるという意味では、診察、手術、検査のすべてにおいてできる限り「痛みの少ない」、「負担の軽い」対応を心がけています。例えば日帰り手術は一般に局所麻酔で行われることが多いのですが、当院では仙骨硬膜外麻酔を採用しています。仙骨硬膜外麻酔は技術的に少し難しい方法ですが、局所麻酔のように何回も刺す必要がないので負担が少なく、腰椎麻酔に比べて覚醒が早いので日帰りでの手術に適しているのです。また、「痛みのない内視鏡検査」でもご好評をいただいています。

「内視鏡検査は痛い」という方が多いようですが?

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過去に他院で検査された経験から、「二度とやりたくないほど痛かった」とおっしゃる方も多いのですが、当院の内視鏡検査を受けていただくと「嘘のように痛みがなかった」と喜んでいただけています。胃カメラもそうですが大腸内視鏡検査を痛みなく行うには、ある程度の技術と経験が必要なのです。また、検査後の不快感を軽減するために、大腸内視鏡検査時には吸収の良い炭酸ガスを使用して、お腹の張りを最低限に抑える工夫もしています。

高い専門性と技術を武器に、懸念された「落下傘型」開業にも手応えを

先生のこれまでのご経歴を伺えますか?

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埼玉県所沢市にある防衛医科大学校を卒業後、約15年に渡って大腸肛門外科医として勤務しながら教官も務めてきました。大腸がんの手術やその後東京逓信病院にて第一外科医長を務め、埼玉県内のクリニックで院長として勤務後に2015年2月に当院を開業いたしました。長く外科医として手術執刀にも携わった経験が、現在の検査技術や診断上もとても役立っています。

これまで川口にお勤めされたことやお住まいだったことはないのですね?

川口は都内の自宅から近いというだけでこれまで縁のない土地でしたし、ここでの開業を決断する際には少し勇気も必要でした。それまでの活動地域と異なる場所での開業は「落下傘型開業」と呼ばれ、あまり勧められない傾向にあります。ご縁のある患者さまに引き続き通っていただくことが難しいですからね。さらに私の場合は開業の年齢も遅かったので不安もありましたが、おかげさまで開院から数箇月ですでに軌道に乗ったと手応えを感じてもいます。

「落下傘開業」成功の秘訣は何だとお考えですか?

やはり専門性と技術が地域から支持されていると感じます。総合病院で受ける医療と同レベルの専門的な医療を、こうした規模のクリニックで気軽に受けられるということでしょうか。みなさん「待っていました」とばかりに受け入れていただいたことで、やはり高いニーズがあったのだと実感しています。

開業前後はお忙しい日々と存じますが、休日の気分転換は?

実は当院のロゴにも採用しているのですが、「ヨット」で漂っています。友人と共同所有のヨットに乗って、風まかせでのんびり過ごすというスタイルが定着してきました。スピードを競ったり、遠くに出かけたりという訳ではないのですが、ただただ海の上に浮かんでいるだけで、日常を忘れてリフレッシュできますよ。

通院を検討している患者さまにひとことお願いします。

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大腸内視鏡検査と日帰り手術の二本柱で、患者さま負担を極力抑えたクリニック運営を心がけています。おしりやお腹の症状でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。逆に日帰りでの手術は不安だとおっしゃる方には連携病院をご紹介することもできますし、ライフスタイルに合わせた方針を幅広くご提案させていただきます。さらに、「肛門科は敷居を跨ぎにくい」とお考えの方も、当院ではさまざまな配慮でみなさまの「通いやすさ」を追求しています。ご活用いただけると幸いです。

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