アークデンタルクリニック 梅田院

松井 俊秀理事長

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梅田駅や大阪駅から徒歩7分、西梅田駅から徒歩4分の場所にある「アークデンタルクリニック 梅田院」。同院は、歯科では珍しい、各分野のスペシャリストが協力して治療を行う「チーム医療」を行っている。また、患者の利便性や患者の立場に立った医療の提供を重視し、平日は夜10時まで、土曜も夜8時までという診療体制を敷いている。チーム医療に懸ける想い、そして徹底して患者の利便性の追求する理由について、理事長である松井俊秀先生に語ってもらった。
(取材日2017年5月19日)

ポリシーは「患者最優先」

―なぜ北新地で開業されたのですか?

当院は幅広い症例に対応できる医院をめざしていて、主要路線が多く乗り入れているこの地域なら、人の行き来が多い分たくさんの症例もあるだろうと思い、この地で開業しました。私は歯科医師になって1年目の頃、ある患者さんの診察でがんになる前の「前がん病変」という珍しい症例を診た経験があります。前がん病変には痛みなどの自覚症状はなく、実際その患者さんも病変とは別の箇所での不具合を訴えての来院でした。私は最初「これは前がん病変だ」という自分の診断に確信が持てませんでしたが、本当に前がん病変なら命に関わる問題です。誤診を恐れている場合ではないと判断し、患者さんに診断結果を伝えて、大学病院での精密検査を勧めたんです。結果、やはりそれは前がん病変でした。今振り返ると、もしあの患者さんとの出会いがなければ、このクリニックの在り方も、歯科医師としての私の診療方針も、今とはまったく違ったものになっていたでしょうね。

―そのご経験が、幅広い症例に対応するという治療方針のきっかけなのですね。

はい。あの経験をきっかけに、患者さんからの訴えがあった部分だけでなく、広い視野で全体を診て、将来のリスクまで予見できるような診断力を付けたいと思うようになりました。患者さんが訴える不具合のある部分だけを見て終わりという医師もいますし、患者さんの中にも、忙しいから悪いところだけ治してくれとおっしゃる方もいます。しかし不具合のある部分だけ診るのも、全体をチェックするのも、かかる時間やコストにそう変わりはありません。痛みのある部分だけが悪い所とは限らないし、どんな小さな不具合でも、治療は早ければ早いほど患者さんの負担も少なく済みます。ですので、そこはぜひご理解いただきたいと思います。また、診療方針としてもう一つ大切にしているのは、患者さんに症状や治療について説明する際は、可能な限り専門用語を使わず、わかりやすい説明をするということ。これは当たり前のことでもありますがとても大切なことですので。

―この梅田院は、平日の診療は夜10時まで土曜は夜8時まで診療されているそうですね。

はい。患者さんの利便性を重視した結果です。また、当院の姉妹院である京橋院は平日は夜9時までですがこちらは年中無休です。もともと私が修行時代に務めていたクリニックが午後9時まで診療していたんです。当時、恩師から受け継いだ最も重要なものが「患者最優先」という価値観。「良い治療をしているから良い」ではなく、「良い治療をするのは当然」で、重要なのはそれプラスアルファの利便性。大学病院で研修医をしていた頃は、診療は平日のみ、診療時間が午後3時まで、という言わば「患者より医師の都合優先」という価値観が当然だと思っていたので、恩師の価値観はセンセーショナルでした。同時に、幼い頃何度となく目にしていた父の背中を思い出しました。父も医師で、夜中によく急患だと言って病院に駆けつけていたんです。患者さん優先、患者さん中心でいられる医師の姿は、子どもの頃から心のどこかにあった、私の憧れ、理想なのかもしれません。

記事更新日:2017/06/19


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