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子どもの急な病気で困った時の
病児保育の利用について

すくすくkidsクリニック

(西東京市/田無駅)

最終更新日:2020/11/02

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病児保育という制度を知っているだろうか? 例えば子どもに熱があると、保育園で預かってもらうことができない。しかし、仕事があったり、小さい子どもが複数人いるために、看病に手が回らないこともあるだろう。そんな時、医療的なサポートと生活面でのサポートを同時に受けられるのが病児保育室だ。「一人で頑張りすぎているお母さんは少なくありません。すべてを抱えようとせず、プロを頼って」そう語るのは、「すくすくkidsクリニック」の院長として子どもたちの診療を行いながら、病児保育室「ありあ」の活動もしている高田佳宜先生。今回は、病児保育とはどのようなものでどんな時に利用できるのか、具体的な利用手順などを聞いた。(取材日2020年9月24日)

子ども一人ひとりに寄り添った療養環境で、自宅で過ごしているかのような安心感を

Q病児保育とはどのようなものでしょうか?
A
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▲看護師と保育士が常駐、医師による診察も受けられる病児保育室

病児保育室とは、子どもが体調を崩した際に、さまざまな理由で親御さんがそばにいられない時に、子どもを預けることができるサービスです。子ども一人ひとりが普段、おうちで過ごす時とできるだけ同じでいられるような形で預かります。施設には看護師と保育士が常駐し、子どもの世話を担当する他、少なくとも1日1回は医師が診ることになっており、適切な医療を提供します。当院でも、地域で子育て中の保護者の助けになりたいと思い、病児保育室を開設しました。

Qどういった方が利用されるのですか?
A
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▲利用のケースもさまざま

利用するタイミングとしては、お子さんの具合が急に悪くなったが変更できない予定が入っている、あるいは数日間、看病したものの回復が遅く、これ以上仕事を休めない時などさまざまです。症状に関しては、インフルエンザなどの感染症、喘息、気管支炎、中耳炎、手足口病、あるいは足を骨折して数週間にわたり保育園を休まなければいけない、などこちらもさまざまなケースがあります。また、子どもが保育園にいる間に発熱し、お母さんに連絡があった場合、すぐに迎えにいけないこともありますよね。そんな時は病児保育室に連絡をもらい、スタッフが保育園に迎えに行き、医療機関を受診してから病児保育室へ、ということも可能です。

Q利用の流れと当日の持ち物を教えてください。
A
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▲市役所や病児保育施設で受け取れる登録用紙から事前に利用登録を

基本的に利用は予約制で、事前に利用者登録を済ませた方のみです。利用を検討している方は、市役所や病児保育施設で登録用紙を受け取り、登録しておきましょう。利用する際は、予約前に医療機関を受診し、「病児・病後児保育施設利用に係る診療情報提供書」を準備してから施設に直接予約を入れます。人数に空きがあれば、当日予約でも利用できます。健康保険証、医療証、昼食、着替え、肌着、布団に敷くバスタオル、ビニール袋をお持ちください。乳幼児は哺乳瓶、粉ミルク、紙おむつ、おしりふき、食事用エプロンも必要です。その他、生活に必要なものがあればお持ちいただき、その旨を病児保育施設スタッフに伝えてください。

Q感染症なども気になります。貴院での対策を教えてください。
A
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▲感染症対策も徹底的に行う

医療機関の場合、どの施設も感染症対策を行っています。当院でも、空間全体を除菌できる空気清浄機を作動させたり、施設内にあるおもちゃなども触ったら必ず消毒をしていますし、ぬいぐるみなどは洗えるものを使っています。子どもを寝かせる布団は使い回しをせず、1回ごとに洗ったものを使用します。また、一般の症状、予防接種、発熱など感染症が疑われる方とで入り口を分け、患者さん同士の接触を防ぐようにしています。特に予防接種の際は滞在時間が長くなることがあるため、待合室を広めにし、適切な距離を維持できるようにしています。ですので、ご安心いただければと思います。

Q普段、忙しくしているお母さんたちにメッセージをお願いします。
A
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▲一人で抱えず、気軽な利用を

病気の子どもを預けることに罪悪感があったり、何でも一人で抱えてしまうお母さんは少なくないと思います。ですが、病気の時は、きちんと診てもらえる環境に預けて、お母さんはその間に体を休めたり、やるべきことに集中したほうが、家族みんなの健康につながると思います。病児保育室は短時間の利用もできますし、預ける理由も問いませんので、病児保育室「ありあ」も気軽に利用していただけたらと思っています。例えば、子どもが2人いると、上の子の行事に、病気の下の子を連れて行けないといった場合もあると思います。そんな時はぜひ、病児保育室の利用をご検討ください。

ドクターからのメッセージ

高田 佳宜院長

病児保育のサービスをもっと気軽に利用してもらいたいと思っています。預ける理由は「仕事が休めない」だけでなく「きょうだいがいるので1人をつきっきりで看病するのが難しい」など何でも構いません。自分が無理をしないために、プロの手を頼っていただけたらと思います。そのためにも、まずはお守り代わりに利用者登録だけでもしておいてください。子どもに寄り添ったケアを行えるのが病児保育の良さなので、子どもたちは「また明日も来たい」と帰り際に言ってくれたり、保護者の方が「預けてよかった」と言ってくださることも多いです。多くの場合、医療機関が行っているので感染症対策も十分に行っています。安心してご利用ください。

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