池袋血管外科クリニック

池袋血管外科クリニック

梅澤久輝院長

頼れるドクター

下肢静脈瘤の治療法とは?
足がだるい・むくみなどを放置しない

池袋血管外科クリニック

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足がだる重く、痛みやかゆみもある。むくみがひどい。こむら返りがあって、足もつりやすい。蜘蛛の巣状やぼこぼこと血管が浮き出ている。こんな症状を自覚している方は、下肢静脈瘤の可能性が高い。命に関わる病気ではないとは言え、やはり気になる症状を抱えたままでは、生活の質に響いてくる可能性は否定できない。下肢静脈瘤治療の専門家、「池袋血管外科クリニック」の梅澤久輝院長によれば、手術以外の治療法や、体の負担の少ない治療法もあるそう。「手術とか言われたら嫌だしな……」と医療機関の受診をためらっている人は必見だ。 (取材日2015年2月12日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

治療法にはどのようなものがありますか?

患者さんの状態によって治療法は変わりますが、およそ半数は「レーザー焼灼術」で治療。静脈の中に細いレーザーファイバーを通し、レーザーの熱によって静脈を閉塞させる方法です。約3割の方が行う「硬化療法」では、硬化剤と呼ばれる薬剤を患部に注射し、血管を閉塞させます。他に、傷んだ静脈を手術で取り去る「ストリッピング手術」、太ももの付け根の静脈を縛って逆流を防ぐ「高位結紮(さつ)術」があります。症状が軽い場合は、手術ではなく「弾性ストッキング」の着用のみで治療します。

主流と言われるレーザー治療、費用はどれくらいかかりますか?

2014年5月に高性能のレーザー機器が認可され、これまでは片足数十万円ぐらいかかっていたレーザー焼灼術が健康保険適応で治療できるようになりました。3割負担で数万円程度です。ちなみに従来の保険適応レーザー機器と比べて、術後の皮下出血や疼痛が格段に低減できるのが特徴です。

レーザー治療に向く人、向かない人はいますか?

痛みもなく30分程度でできる日帰り手術ですから、手術に抵抗のある人には向いています。ただ、血管が太すぎたり蛇行していたりする場合は、レーザーは不向きです。手術では血管内に2mm程度のレーザーファイバーを挿入するので、蛇行しているとうまく血管内を進んでいかないんです。また、一般的な血管は10mm程度で、25mmぐらいまでは対応できますが、それ以上だとレーザーの光が届かず治療効果を得られません。診察・検査をもとに最適な治療法を見つけていきましょう。

検診・治療START!ステップで紹介します

診察

まずは診察しやすいようにクリニックが用意した短パンに着替えを(必要に応じて)。女性の看護師が太もも、ふくらはぎ、足首の太さを計測する。その後、どんな症状がいつからあるのかドクターによる問診をしながら、静脈瘤の有無や症状の程度を視診。

超音波検査

次に、診察台の上に立った状態で超音波(エコー)を足に当て、静脈に逆流や詰まりがないか、血管の太さはどうか、血栓の有無などをチェックする。検査を立位で行うのは、横になっている状態よりも立った状態のほうが、血管が太くなるため。検査はおよそ15分で終了。

術前検査

STEP1と2の結果によって、弾性ストッキングの着用で治療を進めるか、あるいは手術が必要かが決まる。手術する場合には、術前検査をし、安全に手術が行える健康状態かどうかを検査。腎機能や肝機能に問題がないか、採血や心電図などで簡便な検査を行う。下肢動脈瘤はすぐに治療をしなければいけない病気ではないので、もし術前検査で病気が見つかった場合は、先にそちらの治療をした後に静脈瘤の治療を行うのが一般的。

レーザーによる手術

超音波を見ながら、ひざの内側か裏側から患部の静脈内にレーザーファイバーを挿入。50〜60度の熱で血管壁を焼くことで静脈を閉塞させ、血液の逆流を止める処置を。局所麻酔をするため痛みは感じないし、冷たい水で皮膚を保護する熱さもない。手術は30分程度で完了。注射の針穴ぐらいの小さな傷ができる程度なので、ガーゼを当てて弾性ストッキングを履き、着替えたら帰れる。術後2日経てば入浴もOK。

術後のケア

手術翌日か翌々日に来院し、再度エコーで術後の状態を診察。問題がなければ、経過を見て1ヵ月後にまた来院。その間、起床時から就寝するまでの間は弾性ストッキングを着用する。静脈の弁が壊れると、血液が逆流して血管内にたまってきてしまうので、そのたまった血液を正しい流れに戻るのを補助するのが弾性ストッキングの役目。

ドクターからのメッセージ

梅澤久輝院長

静脈弁が壊れると、足の静脈の内部で血液が逆流を起こしたり、血管内にたまって血栓ができて詰まったりします。そうすると、足のだる重いとか、むくみがひどいとか、足がつったりこむら返りが頻発したり、多様な症状が表れます。さらに悪化すると、静脈が瘤のように膨らんでボコボコと浮き出た状態になるほか、湿疹や潰瘍ができ、血管炎が起こるようなケースも。セルフスクリーニングをして2つ以上の症状を自覚している方は、下肢静脈瘤の可能性が高いので専門の医療機関を受診してみましょう。特にレーザー治療は、低侵襲で日帰りでできるので、手術に抵抗のある方にはお勧め。従来のストリッピング手術のようにメスを使うものだと、例えば高齢者がよく飲まれる血液をサラサラにするような薬は手術の前後は控えてもらわないといけませんが、レーザー治療では普段通りで大丈夫です。生活に支障なく治療できるというメリットもあります。

読者レポーターのメッセージ

山口美香子さん

女性のほうが圧倒的に発症しやすい下肢静脈瘤の患者数は、春先から増加するそうです。立ち仕事や遺伝が多くの原因といわれていましたが、妊娠や出産がきっかけになることもあると聞いてびっくり。弾性ストッキングの着用や足踏み・屈伸といった予防法も聞けたのでぜひ実践してみようと思います。体にやさしい高性能レーザー機器の治療を、今は保険の範囲内で受けられますので、それも皆さんが治療を受けるきっかけになっているかもしれません。経済的にも負担の少ない治療法が広まれば、足を出すファッションを楽しむ女性がますます増えそうですね。

記事更新日:2016/01/24
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