あぐい小児科クリニック

あぐい小児科クリニック

竹内 剛院長

171310

子どもの笑顔のために、地域医療に取り組む

―教育とは現在はどのように関わっているのでしょうか。

今は、園医・校医など3ヵ所を受け持ちしています。また、お母さん向けの病気の勉強会を定期的に開いたり、学校関係者向けの講演のお話をいただいたり、学校授業の職場体験受入れであったり、直接子どもたちに教えることもあります。また、いじめ問題に医療機関からできることがないかと取り組み、学会発表も行ってきました。今後は学校内に入っての活動もしていきたいですね。

―学校に貢献できたと感じる瞬間であったり、やりがいを感じることはありますか?

教師や保育士さん向けの講演会で小児の緊急対応について話をしたことがあります。異物をのどに詰まらせて呼吸困難な状況での対処方法を示し、「のどに詰まらせたものを一刻も早く出させてください。救急車なんて待っていたら死んでしまう。助けるのはあなたたちです!」と伝えました。その後、参加した先生の一人が実際に目の前で食べ物を喉に詰まらせて呼吸できなくなった子どもに遭遇したんです。彼女はパニックになりながらも実践した。そして偶然僕が待機していた病院に救急車で来た時、彼女は僕を見て涙をボロボロ流し「先生!私、思い出しながら一生懸命やりました。この子大丈夫ですか?」とその時、子どもは元気に救急車から飛び降りて走ってきました。あの講演をさせてもらえたことで間接的にあの子を救うことができた。現場にいられないと助けられない命だったと思いますので僕が直接助けたわけではありませんがとてもやりがいを感じました。

―お母さんたち向けの支援もいろいろされていますね。

2ヵ月に1回くらいのペースで、小さい子どもを持つお母さんたちのための勉強会を無料で開催しています。定員は20~25人くらいですが、いつも満席をいただいています。テーマは、「湿疹」であったり「夏の感染症」であったり。内容は、アトピー性皮膚炎に使用するステロイドのメリットと副作用についてとか、疾患の診断基準についてとか、どんな症状が出てどんなときに入院するのか、などです。保育士さんからはどういうときに感染が広がるのかとか、出席停止にする基準とか、自宅へ帰すべきか、知りたいというご要望もありますね。お母さんたちが話を聞いている間、お子さんたちは別室で当院スタッフと遊んでもらうようにしています。今後は、できれば病児保育も手がけていきたいと考えています。いろいろな角度から、子どもたちの笑顔のために、地域に貢献していきたいと思います。



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