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歯・口腔の健康を守る専門家
歯科衛生士が活躍する予防歯科

ひなた歯科クリニック

(寝屋川市/寝屋川市駅)

最終更新日:2020/11/02

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  • 保険診療

痛くなってからではなく痛くなる前に歯科医院に行く、予防歯科の考え方が広がりつつある中、歯科衛生士の役割が重要視されている。歯科衛生士とは虫歯や歯周病を防ぐために必要な予防知識やスキルを積み重ねる国家資格の歯科医療職だ。寝屋川市にある「ひなた歯科クリニック」は予防歯科に注力し、口腔の健康を守る歯科衛生士が複数在籍している。歯石の除去などのメンテナンスのみならず、一人ひとりに合った口腔ケアのアドバイスを行い、患者にとっては歯の健康について気軽に相談できる頼もしい存在だろう。「予防で治療が必要な人を減らし、歯科医師よりも歯科衛生士が活躍する歯科医院にすることが目標」と話す院長の伊神十郎先生に、予防歯科の必要性やPMTCといわれる歯のクリーニングの流れを聞いた。 (取材日2020年10月23日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q自宅でのケアだけでは十分ではないのでしょうか?
A

虫歯や歯周病の原因菌は、細菌が集まって形成するバイオフィルムという膜の中に多数存在しています。このバイオフィルムは細菌が分泌する多糖体に守られて強力に歯に付着しているため、ホームケアではなかなか取り除くことができません。また毎日歯磨きを頑張っていても、歯ブラシが届かない場所にはどうしても歯石がたまりやすくなります。そこでクリニックに足を運んでもらい、歯科衛生士による専門的なクリーニングを受けることが大切になります。定期的に口腔内をチェックすることで、虫歯ができたとしても進行前の軽微な状態で治療を始められます。歯をたくさん削る治療を行うことなく、大切な歯を守っていきましょう。

QPMTCとは、どのようなものなのでしょうか?
A

PMTCとは、歯科衛生士が専用の器具を使って歯の表面に付着した汚れや歯石を除去していく予防処置のことを指します。虫歯や歯周病の予防につなげていくのはもちろん、着色汚れを取り除くことで自然な元の歯の色を取り戻していくことにもつながります。また口臭は口腔内の細菌が原因であることも多く、歯垢や歯石を取り除くことで改善への期待もできます。PMTCの後は歯の表面が滑らかになり、汚れがつきにくい状態になりますし、クリーニングの後にはフッ素を塗布して予防をしていきます。虫歯・歯周病予防、口臭改善、審美性の向上など、さまざまなことに期待できますので、お口の健康維持のためにも定期的なPMTCをお勧めします。

Q予防歯科への取り組みについて教えてください。
A

予防のために積極的に来院してもらうには、通いやすさが大切だと考えています。例えば普段治療を行う診察室に案内されると、「歯を削られるんじゃないか?」と不安になりますよね。楽な気持ちでPMTCを受けていただけるよう、当院ではメンテナンス専用ルームを用意して、治療と予防の目的別に導線を分けています。また予約を取りやすくするため、歯科衛生士の人数と予防専用のチェアを増やし、土日も対応しているほか、平日は夜8時まで診療していますので、通勤帰りに足を運んでいただきやすいと思います。当院の歯科衛生士は勉強熱心な明るいスタッフばかりなので、リラックスしてメンテナンスを続けられると思います。

検診・治療START!ステップで紹介します

1口腔内の確認

クリーニングを行う前に、まずは口腔内の状態をチェック。自覚症状がほとんどない歯周病は、歯と歯肉との隙間にできる歯周ポケットの深さを調べて進行の程度を確認。歯科衛生士が目盛りのついた針状の器具を使って、歯周ポケットの状態を調べていく。清掃状況の確認や、痛みや気になっていることはないか患者からのヒアリングも丁寧に行われる。

2口腔状態が伝えられる

予防歯科では口腔内の現状を患者がきちんと把握することが重要となる。検査結果が記された用紙をもとに、歯周ポケットの状態が患者に伝えられる。歯周ポケットが3ミリ以下なら正常で、それ以上深い場所は歯周病が進行している可能性が高いという。磨き残しの多い箇所や清掃状態を説明しながら、歯科衛生士が歯ブラシの当て方などアドバイスしていく。

3歯のクリーニング(PMTC) を行う

歯肉縁上に付着した歯石やバイオフィルムの除去を目的としたスケーリングが行われる。超音波による微細振動で歯石などを除去する超音波スケーラーや、空気圧の振動によって除去していくエアスケーラーなど専用の器具を用いて、歯科衛生士が丁寧にクリーニングを行っていく。その後、ポリッシングといって歯の表面を研磨し、付着した着色汚れを除去。仕上げにフッ素を塗布することで、虫歯の予防につなげていく。

4ブラッシング指導

口腔の健康を維持するには、毎日の歯磨きが基本となるため、必要に応じて適切なブラッシング方法を指導。歯ブラシの持ち方や当て方、力の入れ方など、予防歯科のプロである歯科衛生士が、ホームケアのアドバイスをしてくれる。歯ブラシでは取り除くことのできない歯と歯の間の汚れは、歯間ブラシを使うことで磨き残しを減らしていこう。

5歯科医師による最終チェックと次回の予約

メンテナンスが終わったら、最後に歯科医師が口腔内を確認。虫歯や口腔トラブルがないか細かくチェックして、特に問題がなければ次回の予約を確認して終了。口腔状態によって変わることもあるが、メンテナンスは基本的に2ヵ月に1回。同院ではメンテナンスを習慣化し、家族で通院する人も多いという。

ドクターからのメッセージ

伊神 十郎院長

歯は治療するたびにどんどん削られていき、削られた歯は元に戻すことはできません。再治療を繰り返さないためには、トラブルが起こる前から歯を守っていくことが重要です。定期的に歯科医院に足を運んでもらうことで初期虫歯の状態で発見し、措置が終わった後は悪くならないように維持していけば、結果的に歯を残せると考えています。予防重視の歯科診療をコンセプトにしていることが認知され、当院には生後6ヵ月からご年配の方まで、幅広い年代の患者さんが予防目的で来られています。高齢などの理由で通院が困難になられた方には訪問診療も行いながら、今後も積極的に予防に取り組み、地域の歯の健康を守っていきたいと思います。

Dr
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