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精密なガイドシステムを用いた
安心と安全重視のインプラント治療

おくだ歯科医院

(大東市/住道駅)

最終更新日:2021/10/12

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  • 自由診療

現在は多くの歯科で行われるようになり、すっかり一般的になったインプラント治療。失った歯を補う方法として積極的に推奨する歯科医師が増えている。その一方で「費用がかかる」「手術が怖い」「トラブルになった話を聞いた」など、マイナスイメージから治療に踏み切れない人も多いのではないだろうか。そんなインプラント未体験の人に向けて解説してくれるのが、「医療法人友栄会 おくだ歯科医院」の奥田友郁(ともふみ)理事長。これまで多くの症例に向き合ってきた実績をもとに、インプラント治療のメリットや特徴などの基礎知識、同院ならではの治療の流れや取り組みなどを語ってもらった。

(取材日2021年4月1日)

インプラント治療において重要なのは、事前精査・準備と術後のメンテナンス

Qインプラント治療とは、どのような治療でしょうか?
A
1

▲適切な治療を行うために、検査設備も充実している

歯科で行うインプラント治療とは、虫歯(う触)や歯周病、外傷などで歯を失った部分の骨に金属製の歯根を埋め、人工歯を取りつけて噛み合わせや見た目を回復する目的の治療のことです。日帰り手術を伴い、自費診療となるため費用は全額自己負担となります。歯を失ったところを補う方法としては他にもブリッジや入れ歯がありますが、うまく噛めなかったり、隣接する健康な歯を削る必要があったりするなどのデメリットがあります。インプラントは両サイドに関係なく自立しているため、残りの歯に負担をかけることはほぼありません。また、天然歯と同じように噛む力を顎の骨で受け止めるため、噛む時の違和感が少ないことが大きなメリットです。

Qどのような人でもインプラント治療を受けられますか?
A
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▲インプラント治療について語る奥田先生

成人であれば特に年齢制限はありませんが、全身の健康状態によっては適用できません。糖尿病がある方や抗血栓薬を飲まれている方などは、手術によるリスクが大きいため基本的にタブーとされています。また、インプラントは顎の骨に直接埋め込みますから、骨がどれだけ丈夫であるかがポイントで、不足している場合は一般的には治療が難しいのが現状です。歯周病で歯を失った場合は、歯周病菌が口全体に及んでいることが多く、そのままではインプラント治療後に歯周炎を発症する可能性が高くなります。こうした場合は、まず徹底した歯周病治療を行い、歯磨きやメンテナンスを徹底して、一定の状態まで回復させることが条件となります。

Qインプラント治療を受けることに不安のある人もいるのでは?
A
3

▲患者が安心して治療を受けられるように配慮している

どの治療でも、思わぬ事故を起こす可能性はゼロではありません。しかし現在は材料や医療機器の進化、歯科医師の技術や意識の向上などにより、そうしたトラブルはずいぶん減りました。現在のインプラント治療において重要なのは、歯科用CTによる検査や綿密なガイドシステムです。骨の量や硬さなどを精査し、インプラントを埋める適切な位置や角度、深さ、太さなどを算出することで、一層安全性に配慮した施術が可能となりました。また、手術を怖がる方にはよく「歯を抜くよりも簡単ですよ」と説明します。状態が良ければ手術自体は5〜10分程度で終わりますし、翌日の痛みもほとんどありませんので、その点は安心していただければと思います。

Qこちらのクリニックで行う治療の流れを教えてください。
A
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▲患者のためにさまざまな取り組みを行っているという

口の中が健康であればすぐに着手することが可能ですが、他の治療を先に行う場合もあり、例えば抜歯を伴うケースだと骨が回復するまで8ヵ月から1年ほど待つことがあります。インプラント治療では、まず歯科用CTで精密なデータを収集して型採りを行い、サージカルガイドという器具を作製します。こうした精査や感染対策などに細心の注意を払い、準備に時間をかけるのも当院の特徴です。インプラントの埋入手術が終われば、4、5ヵ月ほど待ってから土台の上に人工歯を取りつけます。当院では信頼性重視で選んだ国産メーカーのインプラントを採用し、上の人工歯にはジルコニアという丈夫なセラミック素材を使ってベストな結果を追求しています。

Q術後のケアについて注意すべき点はありますか?
A
5

▲治療後の定期的なチェックやクリーニングが重要

「インプラントにしたから、もう歯周病にならない」と勘違いしている方がおられますが、治療後は歯科での定期的なチェックやクリーニングが絶対に欠かせません。天然歯の歯の根っこは歯根膜に覆われていますが、インプラントは骨と直に接しているため、常にインプラント歯周炎という歯周病のような症状が起こりやすい状況下にあります。また、噛み合わせが強い方は、インプラントの歯がご自身の歯にダメージを与えてしまうケースがあります。これらを予防するためにも、1〜3ヵ月ごとのメンテナンスがきわめて重要となるわけです。せっかく時間や費用をかけて入れた人工歯ですから、末永く大切にしていただければと思います。

ドクターからのメッセージ

奥田 友郁理事長

インプラントは敷居が高いと感じている方がまだまだおられるようですが、決して特別な人のための治療ではありません。ブリッジや入れ歯と同じように、皆さんにもっと身近に感じていただけるよう、私たちも丁寧な説明を心がけていきたいと思います。1本インプラントを入れた患者さんから、別の歯もやりたいと言っていただくことがあります。それだけ喜んでいただけたのであれば、歯科医師として本当にうれしいことですね。噛める、おいしく食べられるというのは、人生においてとても大切なことです。それがなくては元気も失ってしまいますから、全身の健康のためにもインプラント治療をぜひ一度検討してみてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/44万円~(税込み)

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