全国のドクター9,337人の想いを取材
クリニック・病院 160,994件の情報を掲載(2020年11月28日現在)

  1. TOP
  2. 神奈川県
  3. 横浜市中区
  4. 関内駅
  5. 医療法人社団 慶博会 関内医院
  6. 村山 剛也 理事長

村山 剛也 理事長の独自取材記事

関内医院

(横浜市中区/関内駅)

最終更新日:2020/04/01

16710 1

古き良き時代の横浜の情緒ある街並みと、オフィスビルが林立するモダンな街並みが混在する関内。駅から徒歩3分程度のところにある「関内医院」の村山剛也理事長を訪ねた。阪東橋にある本院「村山クリニック」でも診療を行いたいへん多忙であるにもかかわらず、村山先生は笑顔で取材に応じ、「地域の人たちの駆け込み寺のようなクリニックでありたい」と話してくれた。自覚症状からだけではわかりにくい下肢静脈瘤や、マイナスのイメージがつきがちな痔などの治療の啓発にも注力し、診療外では無料講座も行う村山先生へ、地域の人たちへの想いや、幅広い診療内容について話を聞いた。(取材日2013年10月26日/再取材日2015年11月27日)

時代に合わせ診療を広げるべく研鑽を積んできた

院長就任から8年、どんな変化がありましたか?

1

父が始めた当初は、内科を中心にしたクリニックで、「関内内科医院」という名称で、場所も2012年に移動してくるまでは別の場所にあったんですよ。私は外科出身でしたので、継いだときは内科・外科という枠にとらわれずに幅広い視点で患者さんを総合的に診ることをめざしました。就任当初のことを思い出すと、本当にいろいろな変化がありましたね。最初の頃はスタッフもおらず、僕一人だった。外科出身の経験を生かしたくても、手術を行うスペースがないものですから、どうしたものかと……。でも、検査や手術など当院の規模でできることを模索し、デバイスの進化もありますが、痔の手術や下肢静脈瘤手術など、少しずつ範囲を広げてきました。

下肢静脈瘤治療について詳しく教えてください。

一般的な認知度は高くないかもしれませんが、下肢静脈瘤とは足の血液が逆流して静脈血管が浮いたり、血管の色が皮膚に出たりする病気です。当院に来てすぐの頃はストリッピングという切開してワイヤーを伏在静脈に通して除去するという方法が主流でしたが、数年の間で治療のスタンダードが変わってきました。5年前くらいにレーザーによる焼灼治療が出始め、最近では高周波焼灼治療もあります。以前は機械による治療自体があまりなかったのですが、時代の変化は早いものですね。当院も新しい治療に対応すべく、新しい治療の勉強には今も積極的に出ています。

こちらで受けられる下肢静脈瘤治療は、専門性が高いと聞きます。

2

この8年は僕こそ勉強させてもらいました。今は高周波焼灼治療がスタンダードになりつつありますが、すべての患者さんに適しているかといえば、そうではない。患者さん一人ひとりの状態に合わせたベストな方法の選択をめざしています。下肢静脈瘤の中には表面的な症状が出にくい「隠れ静脈瘤」もあります。ただむくんでいるだけに見えるため、放っておいてしまうことも多いのですが、知らず知らずのうちに悪化する可能性もありますから、脚に違和感があったらご相談いただきたいですね。実は、僕自身も隠れ静脈瘤で、見た目は何ともないのに、片足だけやたら疲れていたんです。あれ、と思い超音波で調べて発覚したんですよ。

何でも相談でき、専門性も高い地域のクリニック

診療体制を教えてください。

3

当院がめざすところは「地域の人にとっての駆け込み寺のようなクリニック」ですから、どんな症状にも対応していきたい。そうした考えから、いろいろな専門を持った先生たちが集まって一人の患者さんを診ている、という点が当院の診療の特徴です。例えば私の場合は血管外科という専門を持ち、静脈やリンパに関連する疾患を中心に治療にあたってきました。また勤務医時代には、消化器科、循環器科、糖尿病や高血圧・高コレステロール血症などと関係の深い内分泌代謝科といった複数の領域での診療を経験し、診療科の枠を超えた包括的な診療がいかに重要かを肌で感じました。そうした経験を経て、専門を生かしながら総合的に患者さんを診療したいという気持ちが強まったんです。その結果、今のようなクリニックの形になりました。

院長だけでなく、専門性の高い医師が多くいらっしゃるのは頼もしいですね。

とは言っても、患者さんの需要としては、一般内科が一番多いのですけれどね。そこが土台になっていて、それ以外の専門性の高い治療や検査にも対応しているという形です。患者さんの中には、「どの科に行ったらいいかわからない」とまず当院に相談してくださる方もいらっしゃいますよ。一般内科のほか当院で行っている診療は、痔の手術や禁煙相談、無痛内視鏡検査、レストレスレッグス症候群の相談など、多岐にわたります。各分野の先生たちは、僕が特別何かをしているわけではないのだけれど、チームワークよくやってくれていますね。みんなが僕に合わせてくれているのかもしれません(笑)。阪東橋にある本院「村山クリニック」も含め、本当にいいチームです。

さまざまな治療に対応していますね。患者さんから受ける質問の幅も広そうです。

4

そうですね。でも、診察の時間って限られているじゃないですか。次の患者さんが待っている状況では聞きにくいかもしれないし、物足りないと思っても言えないことがあるようです。なので、2015年10月から、講座というか、質問会みたいなものを診療外ではじめました。待合室を教室に、30分~1時間くらい。でも「授業」みたいな、堅苦しい感じではなくて、集まってくれた患者さんたちとコミュニケーションをとりながら話しています。常に質問が飛び交っていますよ(笑)。僕の一方的な講座じゃなくて、患者さんも含めてみんなで作っている感じが好評で、第1回目のテーマは「下肢静脈瘤」でしたが、今後は「痔」や「内視鏡」などいろんな内容でできたらなと思います。

診療の枠を飛び越え、社会的にも情報発信を

各種検査にも力を入れているそうですね。

5

早期発見・早期治療という予防医学的立場でもお役に立てたらと思っています。検査というと痛そう、つらそう、というマイナスなイメージを持たれている方も少なくありませんが、高い精度を保ちながら無痛で簡単にできる検査もたくさんあります。例えば、大腸内視鏡は麻酔下で行うためほとんど痛みはありませんが、小さいポリープが見つかった際には切除も可能です。当院では、健康診断も胃内視鏡検査も予約なしでOKですから、気軽に検査を受けてほしいですね。またそのほか、24時間心電図、肺機能検査、動脈硬化検査、骨粗しょう症検査、糖尿病検査などに対応しています。また、当院では苦痛の少ない安全な検査をめざし、苦痛や被ばく量が少ないと言われている超音波(エコー)検査の有用性に着目しています。頸動脈、甲状腺、乳腺、心臓、下肢血管の超音波検査装置を導入し、ほぼ全身のエコー検査が可能です。

院長は勤務医での経験が豊富ですが、今の形になるまでの経緯をお話しください。

当院を引き継いだタイミングで、ここだけではなく、阪東橋にある本院の両方のクリニックを任されることになったんです。当時私は勤務医をしていましたが、あまりに急なことだったのですぐにシフトするのはやはり難しく、本院は半年間閉じた状態になっていました。そして準備ができてようやく再出発となった頃には患者さんはゼロに……。まったく何もない状態から立ち上げ直さなければならない状況でした。勤務医としての経験はありましたが、開業医としての経験はありませんでしたから、あの頃は何もかも初めてでわからないことばかりだったし、本当にいたらないことだらけでした。周りの人たちに助けられたと思います。

今後の展望や、読者へのメッセージをお願いします。

6

患者さんへの講座もそうですが、今後は診療以外で「伝える」ことも大切だと思っています。例えば痔の治療は、多くの方は切開を要する手術が必要だと思いがちですが、イボ痔ならそうでない場合もあります。ジオン硬化治療という、注射の治療なのですが、こちらは日帰りで行うことが可能。これまで痔の治療は「恥ずかしい」「つらい」「日にちがかかる」というハードルの高さから、悩んでいても我慢する人が多かったように思いますが、ジオン注射を知った方からは「注射で日帰りなら」と喜ばれています。こういったことを社会的にしっかり広めて、皆さんの健康のサポートの一助となれたらと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

巻き爪矯正法:指1本につき初回9960円、2回目以降7460円

Access