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吉副 毅 院長の独自取材記事

よしぞえ歯科クリニック

(新潟市江南区/亀田駅)

最終更新日:2022/06/21

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新潟市江南区にある「よしぞえ歯科クリニック」は、「予防型の審美」をモットーにするクリニックだ。審美というと見た目の美しさにとらわれがちだが、吉副毅院長は、「歯科衛生士による定期的なクリーニングを行うことで、虫歯を予防し結果的に美しく健康な口を守ることができると考えています」と話す。また、先端のデジタル機器の導入も積極的に行っており、CAD/CAM冠作製システムやインプラントなど精密な治療にも注力している。開業時の設計からこだわったという院内は、プライバシーを守るための個室診療台や滅菌室、消毒室の設置など吉副院長の思いがあふれている。優しい笑顔で丁寧な説明を心がける吉副院長に、予防歯科の重要性やデジタル機器を駆使した治療についてたっぷり話を聞いた。

(取材日2022年5月30日)

予防に重点を置いた審美に配慮した治療を追求

先生の考える審美について教えてください。

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審美というと見た目重視と思われがちですが、僕の考える審美というのは「予防型の審美」です。そもそも、銀歯をやめたいという強い思いがあるんです。銀歯は歯とかぶせ物との間に隙間ができやすいため虫歯になりやすく、治療の度にまた歯を削ることになります。最終的には神経を抜くこともあり、自分の歯を失うことに近づいていくことにもなりかねません。僕は「予防に勝る治療はない」と考えており、歯科医院が「歯が痛くなったから」「かぶせ物が取れたから」行く場所という考えから、「虫歯になる前に予防する場所」になってほしいと考えています。それでも、虫歯になってしまって治療する場合は、生体親和性の高い材料で、体に優しく見た目にも美しい物を使用していくという考えです。そういう予防型の審美という姿勢に基づき、保険診療・自由診療に関わらず、患者さんにとって一番良い方法を選択してもらえるようにしています。

今のお話に出てきた、先生が考える銀歯の気になる点をもう少しお聞かせいただけますか?

銀歯は戦後から使い始められましたが、その当時から銀歯の性質はほぼ変わっていないのが現状です。そして今、銀歯に使うパラジウムの値段が高くなっていることや、金属アレルギーが出ることがわかってきて、他国では妊婦さんや子どもには使用をやめる方向になっています。ですが、日本では今も変わらず銀歯での治療を行っています。口の中に金属が入っているというのは体にとって違和感がありますし、見た目にもあまり良くないと思います。それに銀歯というのはプラークがつきやすいこともあり、何年かするとまた虫歯になってしまうこともわかっています。保険適用というメリットはありますが、このようなデメリットも知ってほしいです。

虫歯を予防するためには定期的処置が重要だそうですね。

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そうなんです。当院は予防を主体にしたいので、そのために歯科衛生士が主役になるような歯科医院をめざしています。かかりつけ医のように、自分のお口のことをきちんと知ってくれている人が診てくれることが大事だと思いますから、クリーニングなどの予防処置をする歯科衛生士は担当制にしています。同じ歯科衛生士が継続して診ているからこそ、「ここの磨き方が難しい」というような個々の相談にも対応しやすいと思うんですよ。当院の歯科衛生士は、入社してから勉強会をしっかり行い、新卒の方でも予防の重要性を理解した上で患者さんに対応させていただいていますし、院外の勉強会にも積極的に参加してもらっています。

デジタル機器を駆使して、精密な治療に注力する

設計時から細部にこだわられたとか。院内のコンセプトをお聞かせください。

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診療台はすべて個室でゆとりを持ったつくりになっています。プライベートな空間なので、患者さんは隣の人を気にすることなく入れ歯を外せますし、さまざまな相談もしやすいと思います。カウンセリングを重視している当院では、じっくり患者さんのお話を聞くために1人45分くらいの診療時間を取っているので、個室にして良かったと思っています。それから、開院当初から感染症の対策や滅菌には力を入れています。歯周病も虫歯も口腔感染症なので、感染を抑えるためには院内は清潔であることが必須です。院内感染は可能な限り起こらないように設計段階で考え尽くし、より高度に器具を清潔に保つために消毒室と滅菌室を分けています。口腔外バキュームも個室ごとに配置し、吸気と排気を分けるなど、院内の空気にもこだわっています。

デジタル化も進められているそうですね。

歯科用CAD/CAM冠作製システムについては、20年くらい前は画像もモノクロで静止画でした。でも今は動画撮影ができるようになり、最近は保険適用できるCAD/CAM冠もあることなどを踏まえ、これからは歯科分野もデジタル化が必要と考えて、3年半ほど前に導入しました。何度もセミナーにも通って勉強し、これなら患者さんにも満足してもらえると思ったのと、「このシステムは予防のために使える」という話を聞き、僕の考えと一致したことが導入の決め手になりましたね。弟が技工士で、CAD/CAMシステム専属の技工士として一緒に働いており、最後の仕上げを人の手ですることで、美しい仕上がりにもこだわっていることが当院の強みです。

他にも診療の特徴はありますか?

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当院のもう一つの特色はインプラント治療です。歯がなくなると噛む力が落ちて歯並びも悪くなってしまうので、抜いた歯をそのままにしておくのは良くありません。ですから、入れ歯かブリッジかインプラントを選択することになりますが、失った歯を補うにはインプラントが最も適していると僕は思います。噛む力が他のものとは大きく違うからです。患者さんの中には、インプラントは手術が必要だしお金もかかるからとためらう方もいますが、当院ではできる限りの安全性に配慮するためにほぼデジタル化をしており、インプラントを埋め込む時に正確な位置を把握するためのサージカルガイドを使っています。

予防を重視し、歯の病気を未然に防ぐ歯科医院をめざす

ところで、歯科医師になろうと思われたのはどのようなきっかけでしょうか?

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僕の周りは歯科関係の人間がとても多いんです。両親が歯科医師、祖母が歯科衛生士、弟が歯科技工士、妻は歯科衛生士です。でも、子どもの頃はどちらかというと科学に興味があって、幼稚園の頃の夢は「虫歯にならない薬を作りたい」でした。進路を決める時に、やはり家系の影響も受けたのか、医療系に進みたいという思いが湧き、気がついたら歯学部に進んでいましたね。研究職への憧れもありましたが、人に接して役に立ちたいという思いもあり、臨床の道に進みました。親の歯科医院を継ぐ選択もありましたが、僕は、自分の理想とする予防重視の歯科医院をつくりたいという思いが強く、結果的に自分で開業することになったんです。開業したのは2012年3月。おかげさまで、今年で11年目に入りました。

開業されるまでの経緯を教えてください。

大学卒業後、10年は外で勉強し経験を積んでから開業するというのが自分の中での約束事でした。スキルを磨き、患者さんに安心してもらえるような熟練した技術を習得するための10年間でしたね。保険適用の治療はもちろんですが、保険以外のかぶせ物は丁寧に削れること、インプラントは難しいケースにも対応できるなど、自分に課した課題をすべてクリアしてから開業すると決めていました。予防中心の審美面に配慮した治療をするためには、それだけのスキルを持っていることが大事だと思っています。安心できる治療と先端の機材であるデジタル器機を導入し、新しい治療をできるようにする一方で、人と人が接する仕事である歯科医師としてのアナログな部分も忘れず大事にしたいと思っています。

最後に、今後の展望と読者の方へメッセージをお願いします。

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2022年5月に、定期健診や歯のクリーニングを専門に行うためのメンテナンスルームを3室新設。今後も「予防のための歯科」をめざしていきます。あと、今まで銀歯という選択肢しか思いつかなかった方に虫歯になりにくかったり、見た目にもこだわれたりする素材を提案し、より自分の歯へ興味を持ってもらえる治療をしていきたいです。まだ歯科医院には「先生が怖そう」とか「説明があまりない」などマイナスのイメージを持っている方が多いと感じています。僕は、そういう昔のイメージを変えてほしくて、「痛くないうちに来てもらい、予防をしていく」歯科医院にしたいと思っています。プライバシーが保てる歯科医院ですので、美容院へ行くような感覚で気軽に来てもらえたらと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/39万6000円~、セラミック/3万3000円~、ホワイトニング(ホーム)/2万8600円~

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