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今中 政支 院長の独自取材記事

いまなか耳鼻咽喉科

(高槻市/高槻市駅)

最終更新日:2019/08/28

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多様な医療機関の立ち並ぶ高槻市にある「いまなか耳鼻咽喉科」。その中でも今中政支院長は西洋医学と東洋医学を組み合わせたオーダーメイドな医療を提供している。体の根本から改善を図る治療が患者を呼び、クチコミによる来院が最も多いという同院。また、他の医療機関からも医師が見学に足を運ぶというクリニックだ。今年5周年を迎え、同院のモチーフとなっている虎のキャラクターが着ぐるみとなって週一回登場。子どもにも寄り添い、親しまれているクリニックだ。そこで今中院長に、医師をめざしたきっかけから、診療についてはもちろん、患者に対する思いなど、たっぷりと話を聞いた。
(取材日2017年12月14日)

西洋医学と東洋医学を融合させた医療を提供

始めに、医師をめざしたきっかけを教えてください。

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法学部出身の父が僕に、政治を支えると書いて「政支(まさし)」と名づけてくれました。その父の影響もあって僕は子どもの頃、ずっと政治家になりたいと思っていたんです。実際に、学校で演説をするのが好きでしたし、学級委員長を務めるような子でした。ところが中学3年の時に親戚に「医師になったらどうか」と勧められ、それをきっかけに医学部入学に関する書籍を読んでみるととても面白くて、医師になることを決めました。その後、内科的治療と外科的治療のどちらもできる耳鼻咽喉科に興味を見出し、専門に選びました。いつか開業したいという思いは以前からありましたが、勤務医時代は頭頸部外科などの手術に仕事のやりがいを感じていましたね。

その後開業するにあたり、この場所を選んだ理由はありますか?

僕自身、学生時代から高槻市に住んでいるので、この町に愛着があります。また、もともと開業前に勤めていたクリニックや、当時診療を手伝っていた北摂総合病院に近いところで開業しようと思っていたんです。北摂総合病院には茨木市からも患者さんがおみえになり、現在も当院まで足を運んでくださる方も多くいらっしゃるので、お世話になった北摂地域に貢献したいという思いがありますね。それから僕の出身であり、病診連携を取っている大阪医科大学にも近いので、患者さんを紹介するときも安心です。また、当院の場所は国道170号線に面しているため、車ではお越しになりやすいかと思います。2017年12月10日に高槻インターチェンジが開通し、名神・新名神高速道路とつながり便利になりました。駐車場を10台分確保しております。

診療する上で心がけていることは何ですか?

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安く早く確実に治すことです。耳鼻咽喉科って通院に終わりのないイメージがあると思いますが、当院は西洋医学にとどまらず、東洋医学と組み合わせた医療を提供することで根本から治すことをめざしていきます。僕が日本東洋医学会認定の漢方専門医資格を取得した当時、耳鼻咽喉科で認定を受けている先生はとても少なかったことを覚えています。今でこそ耳鼻咽喉科で漢方を処方しているところはありますが、当院のように80近くもの漢方製剤を使い分けているクリニックは珍しいのではないでしょうか。また、診療で東洋医学の基本である腹診を行っているのも特徴です。ある日、当院の職員が駅前のコーヒーショップに行ったときに「俺が行った耳鼻科がすごくて、おなかを触ってくれんだ。もらった薬でめまいだけじゃなくて体調まで良くなったんだよ」という会話を耳にしたと言っていました。とてもうれしい気持ちになりましたね。

体質改善を図り、体全体の調子を整える

そもそも先生が東洋医学に興味を持ったきっかけは何ですか?

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勤務医時代、めまいや耳鳴りでお困りの患者さんが多く来院されるにもかかわらず、西洋医学にはそれに対する医薬品のレパートリーが非常に少なく頭を抱えていたんです。そんな矢先、漢方に出会い、勉強するようになりました。そして、以前院長を務めていたクリニックで、西洋医学のプラスアルファとしてでなく、常用で漢方の処方を試みることに。最初は患者さんに受け入れていただけるか不安もありましたが、結果、院長就任直後から連日患者さんでいっぱいでした。経験を重ねるにつれて、手術をしなくても症状を改善して差し上げられる範囲が広がっているのを感じます。考えたら、以前は多くの手術を手がけてきた僕が、今は手術をしなくても済む治療をしているだなんて面白いですよね(笑)。でもそれが開業医としての醍醐味でもあるし、患者さんにとってもそれが望ましい治療法だと思っています。

西洋医学と東洋医学の治療を組み合わせることで、どのようなメリットがありますか?

例えば耳鳴りについては西洋医学の治療だと、それが気にならなくなるようにする緩和療法にとどまっているのが現状です。けれど東洋医学ではまず、ストレスや体の冷え、腎機能の衰えなどといった原因を突き詰め、体の根本から改善を図っていきます。結果、耳鳴りだけでなく、体全体の調子を整えることができるのです。風邪といった身近な症状にも当院では漢方を処方しています。東洋医学だと細かい症状に応じたアプローチが可能になるんです。その他、必要であれば点滴も行っており、漢方と併用することで、より効果が期待できます。患者さんに合わせて、西洋医学と東洋医学の両方を取り入れたオーダーメイドの治療を行っているのが当院の特徴です。

次に、お子さんの診療について教えてください。

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保育園に通う頃になると、お子さんは耳や鼻のトラブルを発症し始めますが、一方でそうしたトラブルと無縁の子もいるものです。その一つに免疫力の違いがあります。そこで免疫力を高める目的で、お子さんにも漢方をお出ししています。それから、中耳に液体の溜まってしまう滲出性(しんしゅつせい)中耳炎での来院も少なくありません。一般的に行われる鼓膜の切開、鼓膜チューブ留置術といった外科的処置も必要に応じて行いますが、それでは根本的な原因を解決したことになりませんので、東洋医学のアプローチも大事になります。漢方の服用が初めての場合は、その指導も行っていますのでご安心ください。お湯に溶かしたり、シロップに混ぜたりと工夫をすることで、当院では9割以上のお子さんが問題なく服用しています。また、ご希望に沿い、錠剤タイプのものを処方することも可能です。

患者が患者をつなぐクリニック

どのようなきっかけで患者さんは来院されますか?

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当院で統計を取ったところ、幅広い世代の患者さんにご利用いただいています。来院のきっかけについては、ご友人による紹介が一番多く、全体の4割を占めています。ですので、耳鼻咽喉科では珍しく点滴を行ったり、漢方を処方したりといったことを予めご存知で来院される方が多いです。また、来院された患者さんとご紹介いただいた患者さんとの間には信頼関係があるので、僕も治療を行いやすいです。患者さん同士のつながりで診療させていただけることをすごく幸せに思っています。ありがたいことに、名古屋などの遠方からも患者さんがいらっしゃるんですよ。

続いて、お休みの日の過ごし方を伺えますか?

僕はワインが好きで、レストランに行ってワインを選んでいると、同業者に間違えられることもしばしばあります。僕の顔つきがイタリアンのシェフみたいなところがあるからでしょうか(笑)。自宅のワインセラーに60本ほどのワインがあります。妻がワインに合う料理を作ってくれるので、一緒に嗜むのが至福のひと時ですね。それからゴルフも、月例競技会に参加するなど頑張っています。自分が500mlしかお水を持っていないところ、「お水をちょうだい」と言われたら躊躇しますが、大きなタンクいっぱいにお水があったら快く振る舞えるように、僕自身が元気いっぱいでなければ、患者さんを元気づけられないと思っています。なので、休日はできるだけ充実した時間を過ごせるように心がけています。

最後に、クリニックの展望をお聞かせください。

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来院の多いめまいや耳鳴りの他に、大学時代から臨床研究している花粉症の治療にも今後は力を入れていきたいですね。慢性的な花粉症の方の中には体質改善を図ることで、漢方を飲み始めて半年後、通院の必要のなくなる方もいらっしゃいます。いろいろな病院に行ってもなかなか治らなくてお困りの方がいらっしゃれば、ぜひ一度当院へ足をお運びください。今後も、東洋医学によるアプローチも行い、治らなかった症状が治ることがあるとを患者さんに知っていただくことで、地域に貢献していきたいと思っています。

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