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子どもの歯の健康はこうして守る
親子で取り組む小児歯科とは

岡本歯科クリニック

(大阪市港区/弁天町駅)

最終更新日:2022/04/11

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  • 保険診療

悪くなったら歯科医院で治療をしてもらうという考え方から、予防に重心を置いた発想にシフトしつつある現代。その一番ベーシックな部分を担っているのが、幼少のうちからケアやメンテナンスを始める小児の予防歯科だ。大切な子どもの生涯を考えて、いつから歯科医院に通い始めるべきか、どのようなことを行っていけばいいのかなど、高い関心を持つ保護者も多くいるだろう。そうした保護者へ積極的にアドバイスをしているのが、「岡本歯科クリニック」の岡本亜希子院長。地域密着の歯科としてあらゆる年齢層の患者に対応しながら、とりわけ小児の診療には専門性と愛情を注ぎ、適切な治療や定期的なメンテナンスで子どもたちの歯と口の健康を守り続けている。その取り組みの一端を、素朴な疑問とともにひもといてみた。

(取材日2021年8月11日)

子どものうちから正しい生活習慣を身につけ、生涯にわたって健康な歯を維持していこう

Q小児のうちからの予防歯科が大切な理由を教えてください。
A
1

▲小児歯科専門で学んでいた岡本先生

生涯にわたる口腔の健康を考えた場合、小児のうちからの予防がその人の最も基礎的なアプローチとなります。子どもの頃に身についた生活習慣は長く続くもの。幼少期から定期的な歯科受診を習慣づけていれば、大人になっても続けていくことができるでしょう。口の中の状態は常に変化するので「定期的」というのがポイントです。特に小児期は変動しやすいため、早めに介入して対処することが何より大切ですね。私自身は、小学生の時に大学病院の歯科でブラッシング指導などの予防と小児歯科での治療という二段構えで診療を受けていました。後に私が小児歯科を専門に学んだのは、その時の印象が心に強く残っていたからだと思います。

Q小児歯科では、どのような相談が多いですか?
A
2

▲MFTの指導も行ってくれる

近頃は皆さん健康に対する意識が高く、「歯磨きを教えてほしい」「フッ素を塗ってほしい」と、熱心に相談に来られるお母さんが増えています。その一方で、虫歯だらけでやってくる子も。そこには親御さんの食生活などが少なからず影響していると考えられますので、まずは親御さん自身の健康に目を向けることが大切ではないでしょうか。もう一つ多いのは矯正に関する相談です。当院でも、子どもの舌の動きや癖などをよく観察した上で対処法をアドバイスしたり、MFTという口腔筋機能療法を行ったりしますが、本格的な矯正が必要な場合は専門の先生を紹介するようにしています。どの場合も、成長途上のうちに介入することをお勧めします。

Q歯科医院には、何歳くらいから通えばいいでしょうか?
A
3

▲早めからの受診は損ではない

本格的な歯科治療が可能なのは3歳半を過ぎてからですが、予防や歯科に慣れるという観点では1歳6ヵ月児健康診査の後からでも、乳歯が生えた時点で来ていただくのも大歓迎です。最初のうちは半年から1年に1回、チェックやアドバイスを受けながら少しずつ慣らしていくといいと思います。早めに慣れておけば、治療が必要になった際もスムーズに行えますし、虫歯になるリスクも少なく済むでしょう。乳歯は永久歯のための場所取りという意味合いもあり、顎の中では大人の歯がしっかり育っています。乳歯が健康でないと、大人の歯もきれいに育ちません。万一虫歯になったとしても、それ以上の進行を抑え、本数を増やさないことが何より大切ですね。

Q小児の診療で心がけていることはありますか?
A
4

▲スタッフ一同患者に会えることを楽しみにしている

ある先生の「患者さんの心に貯金をして帰しなさい」という言葉があります。貯金とは達成感や満足感のことで、歯医者が嫌で泣きながら来た子が、帰りには「ちょっとやったぞ」という誇らしい気持ちになってもらえるように心がけていますし、そうした体験が子どもをきっと大きく成長させると私は信じています。また、お母さんにはなるべくチェアの横で診療を見ていただくようにしていますね。そのほうがお子さんもお母さんも安心だと思いますし、実際に治療を見て納得していただきたいからです。当院ではスタッフ全員がお子さんの顔と名前を覚えてお迎えしています。一人ひとりに個性があって、お子さんと接するのはこちらも本当に楽しいですよ。

Qこちらのクリニックならではの取り組みを教えてください。
A
5

▲患者に合わせて指導を行う

治療が一通り終わったら、その後は歯のチェックやメンテナンスで定期的に通院していただきます。当院ではキッズクラブを用意し、スタンプラリー形式にして楽しみながら検診に通えるように工夫しています。定期検診は3〜4ヵ月に1回が目安で、歯垢の染め出しやブラッシング指導を中心に、磨き残しの量、間食の回数、1日に飲むジュースの量、今までの虫歯の数、フロスの利用頻度などの生活習慣をスタッフが聞き取り、それをもとに指導やアドバイスを行っています。

ドクターからのメッセージ

岡本 亜希子院長

子どもの頃の生活習慣はとても重要で、その子の一生を左右するといっても過言ではありません。それをつくってあげられるのは、やはり親御さんだと思います。仕事に育児に家事に、目が回るように忙しい方は多いと思いますが、1日1回、お子さんを膝に乗せて仕上げ磨きをしてあげる、そんな時間をぜひ大切にしてみてほしいと思います。とはいえ、子育てでは親の思いどおりにならないことがたくさんありますよね。ご家庭でできないことは私たちがしっかりとケアしますし、理想論だけではなく現実的な対処の仕方を考えてアドバイスしますので、気軽にご相談いただけるとうれしいです。

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