全国のドクター8,884人の想いを取材
クリニック・病院 161,496件の情報を掲載(2020年1月18日現在)

  1. TOP
  2. 千葉県
  3. 千葉市中央区
  4. 千葉公園駅
  5. 山口歯科クリニック
  6. 山口 尚彦 院長

山口 尚彦 院長の独自取材記事

山口歯科クリニック

(千葉市中央区/千葉公園駅)

最終更新日:2019/08/28

164484

「山口歯科クリニック」の院長を務める山口尚彦先生は、自身が生まれ育ったというこの町で2011年に開業。子どもの頃に抱いていた歯科に対する恐怖心を払拭したいという思いから雰囲気を重視し、外観も内装もスタイリッシュでおしゃれなデザインのクリニックになっている。診療では、患者が胸の内を打ち明けられない環境が歯科から足が遠のいてしまう一因だと考え、じっくりと患者の話に耳を傾けるなど、常に患者の立場に立ち、配慮を忘れない。また、山口院長はたいへん勉強熱心で、現在も診療の合間を縫って、講習会に足しげく通っているという。そんな山口院長に、開業に至るまでの経緯や患者に対する思いなどたっぷりと聞いた。
(取材日2017年2月16日)

口腔外科で学んだ全身管理の知識がその後の診療の糧に

歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

1

父が耳鼻科の医師で、僕は小さい頃、父の勤めていた病院へよく遊びに行っていました。けれど病院の匂いや雰囲気が苦手で、自分が医療関係の仕事に将来就くとはそのときは思っていませんでしたね。けれど母方の祖父が歯科医師だったので歯科の仕事が身近にあったのと、現在父のクリニックで診療している一番上の兄が医学部へ、そして真ん中の兄も歯科部へ進学したのもあり、自然と僕もそのあとを追うようになりました。実際に大学へ入学し、勉強を始めると面白かったですね。特に解剖の授業に参加したとき、これから人の体を扱い、人助けをする仕事を自分はしていくんだ、という実感が湧き、身の引き締まるような思いになったのを覚えています。

歯科医師となった後はどのような経験を積まれたのですか?

学生のときに口腔外科の先生が、もし治療中に容態が急変した場合でも対処できるための知識を身につけられる、と言っていたことが強く印象に残り、口腔外科を専門に学びました。全身管理の知識を身につけたおかげで、ある程度自信を持って診療を行うことができるようになりましたね。卒業後も勤務していた病院で、研修医のときからすでにオペを実践的に教えてくださったので、同年代の歯科医師よりも早く多くの経験を積むことできました。口腔外科の分野は、抜歯といった歯科領域以外にも「歯が折れた」といった外傷にも対応します。開業した場所が、学校の前ということもあってか「転んで怪我をした」という生徒さんの相談にも乗れるので専門分野を生かすことができますね。

その後、開業されたのでしょうか?

2

それから仙台で1年診療したのち、開業前は三好歯科医院に勤めました。そこはインプラント治療でも有名なクリニックでしたので、たいへん勉強になりました。そして、父の「山口耳鼻咽喉科」の隣で、当院を開業しました。こちらは住宅街にあるので、ご高齢の方やお子さん、主婦の方の来院が多いため、診療時間を繰り上げて、日によっては9時から診療してることもあります。お近くにお住まいの方のご利用がほとんどで、よく僕の同級生も来院しますね(笑)。

丁寧な説明と徹底した治療で口腔内環境を管理

とても素敵なクリニックですが、開業する上でこだわったところはありますか?

3

僕の小さい頃の経験から、歯科に対する恐怖心をできるだけ払拭できるクリニックにしたいと思い、外観内装ともに兄とこだわってデザインしました。外観はクリニックのロゴのマークを建物に取り付けたシンプルでスタイリッシュなつくりになっていますが、夜になるとライトアップされます。院内には間接照明を多く取り入れ、暖色の絨毯をひき、温かい雰囲気を演出しています。また、通院する患者さんに飽きがこないように、実は各診療室のユニット台の色がそれぞれ違うんです。それから車いすの患者さんがそのままお入りいただけるように、院内はバリアフリーに対応しています。それで以前、千葉市の行っている千葉市都市文化賞の景観広告部門にて入選し、表彰いただきました。元はといえば、患者さんが当院を推薦してくださったようで、その患者さんのお気持ちもうれしかったですね。

診療のモットーを教えてください。

手術に至らなくて済むよう患者さんのデンタルIQの向上をめざしながら、自分がされたい治療、自分が家族にしたい治療を行うことが当院のモットーです。当院の治療方針としてはまず、口腔内環境を整えることを一番に重視しています。そのために引き出しを増やしながら、多くの選択肢を与えられるように心がけています。また歯科用CTや血圧計を導入し、患者さんに安心いただける治療を提供できるよう環境を整えています。治療というものは緊張するものです。その緊張を雰囲気だけではなく、設備や治療でも少しでも和らげるように努めています。

こちらでは、どのように予防歯科に努めているのでしょうか?

患者さんの口腔内の現状と将来起こりうる病気について、しっかりとご説明させていただいています。例えば進行が進むと歯を失うこともある歯周病の原因は、歯を支える骨の減少にあることを知らない患者さんも少なくありません。そして、歯周病の治療で大切なのは、見えている部分でなく、歯茎の中まで徹底的に歯石を除去することにあります。重度の患者さんに対しては歯茎の中の歯石を取り除くために麻酔をかけてしっかりと治療します。それをすることで患者さんに驚かれることもありますが、もちろん患者さんに納得いただいた上で行っています。その結果、開院当初に比べて予防歯科で来院する患者さんが増えたのはうれしいことですね。

通院を継続してもらうために工夫されていることはありますか?

4

初診では、レントゲン、口腔内写真に加え、重度の患者さんには僕の作成した治療計画書を一緒にお渡ししています。患者さんに合わせて治療計画書を作成していますので少々手間はかかりますが、歯科に対して不安を抱く患者さんの健康を思うとつい熱が入ってしまいますし、その僕の思いが患者さんに伝わって、通院のモチベーションになってくれたらいいな、と思いますね。診療では実際に取った歯石をご覧いただいたり、そのつど写真を撮り、最初と途中経過を比べてお見せしたりします。その変化を見て、前向きな気持ちを持ってくださいますね。

歯科と関連性の高い耳鼻科と連携して診療

こちらのクリニックの特徴を教えてください。

5

隣の「山口耳鼻咽喉科」と連携して診療を行っていることです。耳が痛いといって耳鼻科へ行ったら耳に原因はなく、耳の前にある顎関節が原因であったり、あるいは歯が痛いという患者さんを診療したところ蓄膿症であったりと、耳鼻科と歯科は非常に関連性が高いといえます。こちらでは相互の協力関係にあるので患者さんにとって安心ですし、また遠くへ足を運ぶことなく診療を受けられるのもメリットだと思います。予約が空いていれば、耳鼻科の待ち時間の間にクリーニングされていく患者さんもいらっしゃいますね。

では、診療時間外の過ごし方を教えてください。

子どもが小さいですし、子どもと遊んでだり、飼っている猫と接してるのが安らぎますね。ただ開業すると自分から学ぶ機会をつくらなければ進歩を望めないので、できるだけ各地で開催される講習会へ出向き、いろいろな考え方を習得するように心がけています。新たに何かを学ぶことは毎回新鮮なので、それをしばらく行わないと不安になりますね。また、今の自分の考え方が遅れていないか、正しいかどうか、と自分のスタンダードを見極めるためにも参加しています。現在、当院では矯正歯科の治療については専門の先生が行っていますが、自分自身でもその知識と技術の習得をめざし、今年は矯正歯科の講習コースへの参加を予定しています。

最後に、来院する患者さんにメッセージをお願いします。

6

患者さんには何でも構いませんので遠慮せずに、歯科に対して抱いている思いを率直にお話しいただきたいと思っていますし、その配慮をこれからも忘れずに診療を行いたいと思います。患者さんにとって胸の内を打ち明けられない環境は歯科から足が遠のく原因にもなりますし、クリニックにとって患者さんのお声を伺うことはより患者さんに対する理解を深め、患者さん一人ひとりに最適な治療を考えることができるようになるからです。どんなお悩みの患者さんにもご利用いただけるように、間口を広く開けておりますので、お気軽にお越しいただけたらうれしいですね。そして、その時代に沿った診療を行う、町のホームドクターであり続けることが僕の理想です。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

Access