全国のドクター9,292人の想いを取材
クリニック・病院 161,124件の情報を掲載(2020年10月22日現在)

  1. TOP
  2. 大阪府
  3. 大阪市天王寺区
  4. 玉造駅
  5. 渡辺歯科医院
  6. 渡辺 一基 院長

渡辺 一基 院長の独自取材記事

渡辺歯科医院

(大阪市天王寺区/玉造駅)

最終更新日:2019/08/28

162828

地下鉄玉造駅から徒歩5分の好立地にある「渡辺歯科医院」。勤務医としてキャリアを積んだ渡辺一基院長が2010年に開業した。子どもの患者を中心に、年配者まで幅広い年齢層の患者がクリニックに通っている。クリニックでは開業当初から子どもの歯科治療に力を入れていて、子ども好きの院長がキッズルームに備えるおもちゃを自ら買い出しに出かけているそう。「子どもたちの歯を守ると同時に、その子の成長も一緒に喜んでいます」と渡辺院長。優しいその人柄は、小さな子どもを持つ親から大きな支持を得ている。
(取材日2017年7月20日)

診療を通して地域に貢献するため開業医を志す

開業までの経緯を教えてください。

1

親戚に医療従事者が多かったため、小学生の頃から医療関係の仕事に憧れを抱いていました。進路を決めるときにいろいろと相談したところ、歯科医師は患者さんからありがとうと感謝されて、地域にも貢献できる素晴らしい仕事だよというアドバイスをもらい、歯科医師をめざすことに決めました。開業は大学に通っている頃から意識をしていましたね。大学に残る選択肢もあったのですが、大学では研究が中心になり、患者さんとゆっくり接する時間が限られてしまいます。歯科医師になったら診療を通じて、地域の皆さんのお役に立ちたいと思っていたので、開業医をめざすのが自然の流れでした。大学卒業後は勤務医を経て開業することに決めました。

クリニックでこだわったのはどのようなところですか?

歯科クリニックは患者さんにストレスがかかる場所ですので、少しでもリラックスしていただけるように気をつけました。例えば、診療スペースはちょっと広めにしてゆとりを持たせましたし、患者さんのプライバシーを守るための仕切りも設けました。また、キッズルームではDVDを見られるようにして、お子さんにもくつろいで待ってもらえるようにしています。そのほか、衛生管理にもこだわっています。歯科治療で使う器具はすべて高圧蒸気滅菌ができる滅菌器で消毒したものを使用しています。手袋やそのほかの用具はできる限り使い捨てのものを使用し、患者さんに安心して治療を受けていただけるように配慮しています。

クリニックの患者さんについて教えてください。

2

お子さんからご年配の方まで幅広い年齢層の患者さんに通っていただいていますが、割合としてはお子さんの患者さんが多いでしょうか。お子さんの歯科治療をきっかけにお母さんやお父さんが通ってくださり、その後におばあちゃん、おじいちゃんという感じで患者さんが増えています。クリニックを開業して感じたのは、このエリアにお住まいの方は予防の意識が高く、定期的にメンテナンスに来られる患者さんが多いことです。予防は3ヵ月に一度くらいのペースで定期検診として受けていただくと、健康なお口の状態をキープすることができます。保険も適用されますし、虫歯や歯周病のチェック、歯のクリーニングでだいたい30分から40分で終わるので、患者さんにもお勧めしています。

患者の健康と成長をともに見守り喜びたい

診療方針について教えてください。

3

治療は自分のペースで進めるのではなく、患者さんのペースに合わせるようにしています。例えば、治療に来た患者さんの歯が抜いたほうがいいような状態だったとき、いきなり歯を抜くと言われると戸惑ってしまいますよね。ですから、抜くのはいつでもいいから、決心がついたら電話してくださいと言っています。また、治療方針を決める場合でも、患者さんの要望をできる限り優先させています。そのため、治療を始める前には患者さんと時間をかけて話し合い、保険診療の範囲で進めていくのか、自費診療を含めて納得いくまで治療をするのか、具体的な予算がどのくらいなのかなど、患者さんの要望を聞いた上で治療方針を決めています。

お子さんの診療に力を入れているそうですね。

お子さんの診療には開業当初から力を入れており、おかげさまでクリニックにはたくさんのお子さんが通っています。なぜお子さんの診療に力を入れているかというと、僕が子どもが大好きだからです(笑)。自分にも小さな子どもがいるので、治療中に自分の子どもと重ね合わせてしまうことも多いですね。それに、子どもたちの歯の健康を守ることで地域医療にも貢献できますし、その子の健康や成長も一緒に喜べるかなとも思っています。最近ではお母さんの予防意識も高くなって、1歳くらいのお子さんで歯が生えてすぐに来られるケースも多く、掃除だけでなく歯磨きの仕方や食生活の指導もしています。また、虫歯の予防に有効なフッ素塗布もお手軽な価格で提供しています。こうした診療を通して、お子さんたちの健康を見守っていきたいですね。

お子さんの治療で気を付けているのはどんなことですか?

4

歯科嫌いにならないようにすることでしょうか。子どもたちは「歯医者は怖い」というイメージしか持っていないため、できるだけ笑顔で優しく声をかけ、次にどんなことをするのか説明をしてから治療を始めるようにしています。例えば、いきなり口の中で水が出るとびっくりして泣いてしまう子もいるので、「ちょっと今からお水が出るよ」って声をかけてから治療を始めたり、「今からお掃除をするよ」って言ってから掃除を始めたりしています。怖がりのお子さんの場合には、スタッフが手を握ってあげることもありますよ。もしも治療中に泣いてしまっても「泣かないでね」と言うのではなく、「おもいっきり泣いていいんだよ」って声をかけています。そうすると、お子さんも安心するみたいですね。

地域のホームドクターとして、予防の大切さを広めたい

印象的な患者さんとのエピソードを教えてください。

5

小学生くらいの患者さんが突然やって来て、前歯が抜けてしまったので何とかしてほしいと言われたことがあります。抜けた歯が乳歯だったため、なぜそんなことを言うのかと思って詳しく話を聞いてみました。すると、その子は写真の撮影を翌日に控えているため、何とかしてほしいとのことでした。乳歯が抜けた子どもに歯を付けるという治療は経験したことがありません。時間も遅いので断ろうとも思ったのですが、「友人から自分が通っている歯科医院なら何とかしてくれると教えてもらったため、高速道路を使って1時間かけて来ました」と聞かされたのです。ちょうどその子が一番最後の患者さんだったので、そこから2時間かけて仮の歯を付け、何とか間に合いました。それから数日後には、その子からお礼の手紙ももらいました。今でもその手紙は大切にとってありますよ。

審美やホワイトニングもされているのですか?

歯が欠けてしまったり、歯並びが悪かったりして悩んでいる患者さんのために審美治療も提供しています。審美治療とは、歯の色を白くしたり、銀歯を白い詰め物にしたりする術法です。代表的なところでは、奥歯にかぶせた銀歯を白いセラミック製の歯にするなどの治療があります。施術前には患者さんに納得いただけるまでカウンセリングをしていますし、多くの患者さんの悩みを解決するため低料金で提供していますので、お気軽にご相談ください。また、就職活動やお仕事などで第一印象を良くしたいという方のために、ご自宅で専用のマウスピースを使って行うホームホワイトニングも行っています。

今後の展望と読者へメッセージをお願いします。

6

最近は予防歯科がちょっとしたブームになっているためご存じかもしれませんが、歯の健康状態が体全体に影響を及ぼすと言われています。例えば、高齢者に多い誤嚥性肺炎は、口の中で繁殖した細菌が原因になって発症するケースが多いんです。そのほかにも、歯や歯茎の状態が悪いとしっかり噛めないため胃潰瘍など胃の病気につながりますし、妊婦さんの場合には子どもにも影響するケースがあるとも言われています。歯周病については、生活習慣病と関係があることがわかってきました。ですので、こうした情報を1人でも多くの患者さんに発信して、予防歯科の大切さを伝えていけたらいいなと思っています。そして、それらの活動を通して、皆さんのホームドクターとして地域医療に貢献していきたいと思っています。

Access