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抜歯やワイヤー装着が不要
筋機能を育て歯を誘導する小児歯列矯正

ひだまり歯科クリニック

(芦屋市/芦屋駅)

最終更新日:2020/08/31

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  • 自由診療

小児矯正をする上で気になるのが、矯正を開始する時期。「早すぎても良くないのか」「大人になってからでもいいのか」など、さまざまな疑問を耳にする。小児期に行う矯正は、顎の成長に伴って永久歯が正しい位置に生えそろうよう導くと同時に、歯並びが悪くなる癖や習慣を改善していくことも重要。そのためにも適切な時期で始める必要があるという。小児矯正に長年携わる「ひだまり歯科」の飛田達宏院長によると、正しい時期・方法で取り組めば、将来、抜歯の可能性をすることにならないで済む可能性を高めていけるのだとか。矯正器具のワイヤーに抵抗を感じる人も多いが、口腔筋機能トレーナーと呼ばれる装置を使った矯正も可能なのだそう。小児矯正の意義や口腔筋機能トレーナーを使った詳細を、飛田院長に聞いた。 (取材日2020年8月14日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q小児の歯列矯正はいつ頃から始めるべきでしょうか?
A

一般的には6~8歳に開始しますが、受け口のお子さんは3~4歳に始めるのが望ましいです。6~8歳はまだ乳歯が残っていますが、矯正を始めて構いません。小児矯正の目的は、成長期に顎を大きくする手助けをすることです。最近は顎が小さく歯が大きい傾向にあるため、歯並びが乱れてしまうお子さんが増えています。顎を理想的な大きさにして永久歯が適した場所に生えてくる準備をすることで、歯を抜かずに歯並びを整えていくよう誘導していきます。「小さい子どもは矯正装置を嫌がらないか?」と不安に感じる方もいるでしょう。最初は多少の違和感がありますが、お子さんは順応性が高いので、比較的早い段階で慣れることができるようです。

Q口腔筋機能トレーナーを用いた矯正とはどのようなものですか?
A

口腔筋機能トレーナーとは、小児用のマウスピース型の装置です。装着することで、口の周りの筋肉を鍛えて顎の発達を促すと同時に、唇を噛む、舌を突き出す、口呼吸など歯並びを悪くしてしまう口腔習癖を改善していくように設計されています。すでに生えている歯を整えるというよりは、歯並びが悪くなる原因を除去していくという方法です。装置は日中の1~2時間と就寝時に着用するだけで、歯の表面にワイヤーを装着するワイヤー型の歯列矯正とは違って装置の取り外しが可能です。これを2~3年間装着して、悪い癖がなくなっていけば完了です。

Q終わった後に、後戻りすることはあるのでしょうか?
A

正しく鼻呼吸ができていて、舌が正しい位置にあれば、ほとんど後戻りはしないでしょう。しかし装置を外した後に口呼吸などの悪い癖が復活してしまえば、後戻りする可能性は高くなります。そうならないためにも、当院では矯正期間中から癖を改善するトレーニングを実施しています。普段から舌の位置を正しくする練習や、水の飲み方の練習などをしていただきます。トレーニングといっても、一日数分程度ですのでそんなに難しいことではありません。保護者はあくまでも見守り役で、お子さん自身にトレーニング方法を覚えていただき、自然と生活に取り入れられるようにしています。

検診・治療START!ステップで紹介します

1カウンセリング

まずはカウンセリングを実施して、現在の口腔内や全身の状況を確認。矯正の流れやメンテナンスの必要性の説明も受ける。わからないことがあれば、この時点で遠慮なく質問しておこう。同院ではカウンセリング時に、患者の喋っている様子や口の動かし方、常に口をぽかんと開けていないかなどをチェックしている。悪い癖を見逃さないように、注意深く観察しているのだそう。

2方向性を決めるための検査・診断

カウンセリングと同じ日に、レントゲン撮影や口腔内写真撮影、歯型の採取などを行って方針を決定するための資料を集めていく。子どもの場合は口だけでなく、歯並びや噛み合わせに影響する歩き方や姿勢も確認していく。

3検査結果および診療計画の説明

現在どんな癖があるか、その癖をどう改善していくのかを説明。それを踏まえ、どのような装置を使ってどんな方法で行っていくのか決めていく。矯正に要する期間や費用なども提示し、患者の合意が得られた上で開始する。

4矯正を開始。悪い癖を治すトレーニングも

装置は取り外し式で、日中1~2時間と就寝時に装着する。加えて、正しい鼻呼吸や嚥下のトレーニングを1日数分間、自宅で行う。それに慣れてきたら、本格的なトレーニングを開始。舌と唇の上手な使い方、歯並びに影響する姿勢を正す練習、より良い呼吸法を身につける練習などをしていく。

5終了後は定期検診でメンテナンス

矯正期間中は月に1回通院して、口腔内の状況確認や、自宅でのトレーニングができているかのチェックなどを行う。患者の歯の状態によって異なるが、期間は2~3年。完了後は4ヵ月に1回程度、定期検診を受ける。成人の矯正とは異なり後戻り防止のリテーナーを装着する必要はないが、歯並びに悪影響を与える悪い癖が復活しないように注意が必要だ。

ドクターからのメッセージ

飛田 達宏院長

まずは検査を受けて、今の口腔内の状況を把握していただきたいと思います。一般的には6~8歳に開始しますが、受け口や歯列がガタガタのお子さんは、もっと早く矯正を始めた方が良い場合もあります。当院では虫歯などの一般診療も行っていますので、そのために来院したお子さんから矯正の相談を受け、タイミングを含めて矯正のご提案をすることもあります。ベストなタイミングを見逃さないためにも、小さい頃から歯科医院を定期的に受診しておくといいかもしれませんね。早めに始めた方が矯正をスムーズに進められるケースもありますので、迷っている方はまず現状把握のために相談してみてはいかがでしょうか。

Dr

自由診療費用の目安

自由診療とは

咬合誘導装置を用いた小児矯正/40万円~

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