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ルトゥール歯科診療室

ルトゥール歯科診療室

金沢 俊佑 院長

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予防的な治療で子どもの不正噛合を改善へ

―これから特に力を入れていきたいことは何ですか?

子どもの将来の歯並びを考えた治療です。近年の子どもは、8割が不正噛合、つまり噛み合わせがよくないといわれています。噛み合わせは歯並びの見た目だけでなく、子どもの口呼吸とも関わりがあるといわれています。人間本来の鼻呼吸ではなく、口呼吸をしていると、口腔内・喉が乾燥したり、細菌が体内に入りやすくなり、全身の健康にも悪影響が出てくるという考え方です。ですので、きれいな歯並び・噛み合わせにすべきで、6~7歳くらいになると、ワイヤー型のブラケットを付けて実際に矯正治療を始める子も出てきますよね。ただ、矯正治療も時には歯が並びきれないからといって、健康な歯を抜くことがあります。それでいいのかと、個人的には思うのです。それならば、もっと小さいうちから予防すればいいのではないか、きっと何かできることがあるはずだ、と思うようになりました。そこで健康な顎、噛み合わせの育成をサポートする措置を取り入れました。

―具体的にどんなことをするのですか?

日中の1時間と就寝中にシリコンマウスピースを装着します。舌も含めたお口周りの筋肉のバランスを整え、顎の成長を促すことが目的です。最近「小学生の3割に味覚に異常あり」というニュースが話題になりました。原因は「食」にあります。ソース、ケチャップ、マヨネーズなど噛まなくても味がわかりやすい単一な味の食事が増えました。食の変化が日本人の顎の発育に多大な影響を与えたといわれています。食事で培われない顎の成長をマウスピース治療で補うのです。顎がきちんと成長し、永久歯が並ぶスペースができれば、きれいな歯並び、適切な噛み合わせになる可能性が高まります。装置を装着する以外にも顎の成長に必要な舌や口の周りの筋肉を動かす体操も指導します。初めのうちは装置に使いづらさがあるかもしれませんがだんだん慣れてきますね。治療期間は1年前後、場合によっては2年くらいかけることもあります。開始する年齢は5歳くらいが理想です。

―子どもの顎の成長を考えて、日常生活で気を付けることはありますか?

大人も子どもも“口呼吸”には注意していただきたいです。口呼吸は万病のもとです。「乱」という漢字の作りは「舌」と「乚」。これは「舌」がだらりと下がる(「乚」)ことつまり舌の力が落ちている状態を表します。口呼吸で舌が脱力した結果、歯並びは当然、健康も“乱れ”ます。また「活き活き」の「活」は「舌」に「氵」。つまり鼻呼吸ができて舌が潤っているという意味です。また顎の成長には食生活や運動が大きく関係します。昔ながらの和食は味が淡白なので、よく噛んで味わって食べますよね。これに対し現代の食事は味つけが濃いものややわらかい食べ物が多く、あまり噛まずに呑み込むことが多くなります。顎を使わないから骨格もうまく発達しません。また外に遊び場が少なくて、運動しないことも大きいと考えています。赤ちゃんの時の「抱っこの仕方」や「授乳の姿勢」なども影響するようです。そういうことをお母さん方に少しでも広めていきたいです。



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