千葉歯科医院

千葉歯科医院

浜野美幸院長、日野陽子先生

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取材中、1本の電話が鳴った。浜野美幸院長が校医を務める小学校の生徒が転倒して怪我をしたため、時間外だが診てもらえないかという相談の電話だった。電話に出た歯科衛生士さんが話し終わると同時に、浜野院長は「来てもらってください」と即答。「自分がいるときの依頼は、必ず受ける」という診療のポリシーを目の当たりにした瞬間だった。まるで姉妹のようによく似た表情で、声を揃えて「子どもたちの成長が何よりのよろこび」だと話す浜野院長と日野先生は、「人を幸せにしたい」という志も同じ。患者の人柄を讃え、仲間の技術と心を讃えて、この仕事のやりがいを生き生きと語るおふたりに、小児歯科専門医としての治療から同院独自の口腔機能セラピーに関するお話まで幅広く伺った。
(取材日2015年10月15日)

日本小児歯科学会専門医として行う「子どもの扱い」を理解した治療

―2003年にお父様から医院を引き継いだそうですね。

【浜野院長】東京歯科大学を卒業後、同大学院歯学研究科で小児歯科学の博士号を取得してから、しばらくは口腔外科や矯正科、小児歯科を専門とする先生方のところで勤務していました。1996年に当院に戻り、父が他界した2003年から院長職を引き継いでいます。父と一緒に勤務していたころは、父が休診にしている日を私が担当するというワークシェアリングの形だったため、世襲というよりは開業に近い感覚でした。父は私の母校の先輩でもあるのですが、ちょうど30年の差がありますので、それぞれ学んできた内容も違えば、やり方や考え方も違って当然です。「一艘の舟にふたりの船頭はいらない」という父の考え方に沿って決めた働き方でしたが、自分のスタイルを確立できたという点でも、お互いがベストだと思う治療ができたという点でも、非常に良かったと思っています。今、日野先生と一緒に働けているのは、スタンスと目指す方向が同じだからでしょうね。ともに働くことでプラスアルファが生まれていることを実感しています。

―日野先生はどのような経緯でこちらの医院にいらしたのですか。

【日野先生】小児歯科は数が少なく、どうしても一般歯科に偏って、苦手分野になりがちです。子どもは教科書通りには動いてくれないものですが、実地で学ぶ機会がないので、学んだ理論通りにやるしかないんですね。そうした状況を打破したいと思って、こちらで勤務するようになりました。当院に来て、一番驚いたのは、来院される子どもさんの数ですね。これまで勤務していた医院とは桁違いで、且つ年代も幅広いんです。浜野院長の治療を間近で見るようになってようやく、小児歯科治療とはこういうものなんだ、と本質を理解できた気がしています。

―小児歯科と一般歯科とは全く違うものなのですね。

【日野先生】子どもは一度でも痛みを感じてしまうと歯科医院を怖がって通院を嫌がるようになってしまいます。だから、無痛処置を大前提として、痛くなる可能性がある場合には必ず麻酔をします。こう聞くと「注射をする」ということに驚いたり抵抗を感じたりする方が多いのですが、実際には、ほとんどのお子さんが麻酔をされたことにすら気づかないまま「魔法がかかっている」と思って帰っていくんですよ。
【浜野院長】強力な表面麻酔や細い注射針を使用して痛みを感じないようにしていることはもちろんですが、「魔法をかけるね」という言葉をかけながらお腹の「丹田」と呼ばれるツボのあたりを軽く抑えてあげると、お腹に添えられた手に神経が集中して口の中には意識が向きません。お母さんの優しい手も同時に添えてあげると、より効果がありますね。どんなにいい治療をしても、お子さんが泣いてしまっては意味がありません。何をするか説明して、使う道具を見せてから行うというTDS法も徹底して、安心して治療を受けられるようにしています。



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