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片岡 海 院長の独自取材記事

ありまつ歯科

(名古屋市緑区/有松駅)

最終更新日:2020/04/01

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有松駅の目の前に位置するショッピングモール。駅から続くスロープを渡りモール内を進むと「ありまつ歯科」の入り口が見えてくる。近隣に住宅地が広がっていることもあり、来院する患者の年齢層はもちろん、抱える悩みも非常に幅広い。院長の片岡海先生は、そんな悩みの一つ一つに丁寧に応えることを大切にする。「一番大切なのは、どんな要望であっても、“今、自分にできることは何か”を考え応えること」と語る片岡先生のもとには、大人はもちろん小さな子どもも積極的に治療に足を運ぶとか。そんな同院がめざすのは「歯科の総合診療」。この目標の根底にあるのは、患者を第一に考える片岡先生のまっすぐな想いだ。その実直さが多くの患者に頼られる存在となっていると感じる取材であった。
(取材日2016年10月20日)

どの年代、どんな悩みであっても真摯に向き合う

クリニック開院のきっかけについて教えてください。

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お話をいただいた当初は、このショッピングモール内に複数のクリニックを置いて、クリニックモールを作る計画があったそうなんです。その際、僕の先輩が歯科クリニックの開院を打診されたそうで、先輩から「やってみないか?」と提案されたんです。僕も当時はテナント内に位置する歯科クリニックで働いていましたので、環境的にもなじみやすいですし、クリニックモールという発想も面白そうと感じ、お受けすることを決めました。でも計画は結果的に中止となってしまったのですけど(笑)。そんなわけで、こちらでクリニックを構えることになってもう7年ほどたちました。

2階フロアは駅からも直結していますし、利便性も高そうですね。

駐車場もありますので、お車であれば雨の日でも濡れる心配もありません。戸建てのクリニックだと、駐車場の数を確保できないと患者さんにご迷惑をおかけしてしまうこともありますが、ここではその心配もないので患者さんを迎える側としてもありがたいですね。開院当初は3階にクリニックを構えていたのですが、数年前に現在の2階フロアに移転することになったので、移転と合わせて院内をオールバリアフリー化しました。現在診察室は5つありますが、すべて個室で全室バリアフリー化されていますので、車いすやベビーカーでもスムーズに院内を移動できますよ。

どのような患者さんが多いのでしょうか?

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時間や曜日によって患者さんの層もバラバラですね。月曜日から土曜日も夜7時半まで受付をしていますし、日曜日も不定期ですが午前中に診療を行っていますので。平日の午前中から昼にかけては、乳幼児やその親御さん、お年寄りの患者さん。平日の夕方ごろは学生の方、夜や土日は会社勤めの方や急患の方が多いです。年齢層が広いこともあって、抱える悩みも千差万別。虫歯治療はもちろん、クリーニングや定期検診を求めに来院する方もいれば、抜歯など外科的処置が必要な場合や入れ歯の作製を希望する方もいらっしゃいますね。当院がめざすのは、どの年代、どの症例であっても適切な治療へと導く“歯科の総合診療”です。患者さんが訴える悩みに対して、適切な治療を診査診断し、必要に応じて専門的な治療を行う。この流れを日々の診療を通して定着させたいと思っています。

「なぜ」を残さない、患者が納得し積極的になれる診療

診療で心がけていることは何ですか?

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患者さん自身で治療を選択する「インフォームドチョイス」を念頭に置いて診療にあたっています。ただ治療内容を説明するだけでなく、複数の選択肢から希望に合ったものを選んでもらう、これが何よりも大切と考えています。それを踏まえ、モットーとしているのが「やれるものはやりきる」こと。先日も入れ歯を作りたいと他県から患者さんがいらっしゃいました。患者さんの住む町には入れ歯作製のできるクリニックがなく、ちょうどご家族がこの近くにお住まいとのことで、滞在する2週間のうちに作製してほしいというお願いでした。通常入れ歯の作製には1ヵ月程度の期間を要しますが、スケジュールをやりくりするなどして、期間内に作製を終えることができました。もちろんどんな願いもかなえられる、というわけではありません。でも、できることは何かを考え行動することは怠ってはいけませんので。

その時できることはしっかりやりきる、ということですね。

その通りです。当院ではお待たせしたり、こちらからお時間を指定したりすることはあっても、基本的に急患を断ることはありません。100%は無理でも、その時できることはしっかり手を打つことができれば、その時患者さんが抱えている悩みも軽くすることができます。“通常”という言葉に縛られ、「できません」と断ってしまうのは簡単です。でもそれは患者さんのことを第一に考えた発言ではないですよね。今、何ができるかを考えること。これが一番大切ですね。そして同じくらい大切にしているのが、患者さんに治療を理解してもらうこと。これはインフォームドチョイスにもつながることですが、治療を進めるには患者さんの納得が不可欠です。年齢に関わらず、「どうして病気になったのか?」「なぜこの治療をするのか?」を説明し理解してもらうことで、患者さん自身に進んで治療を受ける姿勢を持ってほしいと考えています。

矯正歯科や口腔外科を専門とされる歯科医師も在籍されていると伺いました。

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矯正歯科を専門とする先生には月に1回、口腔外科を専門とする先生には土日に不定期で診療にあたってもらっています。僕もこれまでの経験から、矯正歯科治療や口腔外科の知識は持っていますが、患者さんの中には専門性の高い治療を必要とする方も少なくはありません。特に口腔外科は場合によっては大きな病院での検査や治療が必要となることもあります。でも患者さんにとっていきなり大病院に足を運ぶとなると、負担も不安も大きくなりますよね。その前にうちで専門性の高い診察を受けることができたら、安心感にもつながると思うのです。

常に患者を第一に考え行動できる医療人を育成

現在力を入れていることはありますか?

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お子さん向けの矯正治療と、透明なマウスピース型装置を用いた矯正治療に積極的に取り組んでいきたいと考えています。透明なマウスピース型であれば、目立ちにくく見た目を気にすることもありませんので。また、後進の育成にも積極的に取り組んでいます。当院は協力型研修施設として歯科医師や歯科衛生士、歯科助手の実習生を受け入れて、日々の診療を通して、歯科診療の在り方を学んでもらっています。これに取り組むようになったのも、僕のめざす歯科治療を実現させるため。総合的な広い視野を持って、できる限り早急に、患者さんの希望に寄り添った治療を行うこと。これは、知識や技術だけあっても実現は難しいです。大切なのは患者さんのことを第一に考え、自分にできることを常に考え続ける向上心がなければ、実現ができないと思っています。これを、僕だけにとどめず広く知ってもらいたいんです。

片岡先生の診療への想いが広まれば、より多くの方の助けとなる、ということですね。

これから歯科医師や歯科衛生士として第一線に立つ彼らの育成に携わることで、同じ想いを持って励んでくれる人が増えたら、医療の底上げにもつながると思うのです。当院のスタッフの中には働き始めてまだ1年足らずの人もいますが、誰もが「患者さんのためにどうすればいいか」という想いをもって意見を交わしています。僕自身、患者さんに対して歯科医師や歯科衛生士に聞きづらいことがあれば、受付で話してもらってもいいですよとお話しします。そのくらい信頼していますので。スタッフ一人ひとりが患者さんにとって頼りになる存在なのではないでしょうか。クリニックにとっても大きな財産ですね。

最後に今後の展望と読者へのメッセージをお願いいたします。

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何か悩みがあるのであれば、まずはクリニックにいらしてください。悩みの原因がどんなものかを知らなければ、解決までは導けませんので。あとは、困り切ってしまう前にクリニックへ来ていただきたいですね。困らないように、予防する。この考え方も大切ですよ。当院ではインターネットでの仮予約システムも導入していますので、診療時間内にクリニックに電話などが難しい場合はこちらも利用してください。今後は訪問歯科診療にも取り組めたら、と考えています。患者さんの中には年齢を重ね通院が難しくなってきた方もいらっしゃいますので、そういった患者さんにも治療をできる仕組みづくりをしていきたいですね。まだまだやりたいこと、できることはたくさんあると思っています。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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