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小島 章裕 院長の独自取材記事

小島歯科

(尾張旭市/尾張旭駅)

最終更新日:2019/08/28

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「小島歯科」は、尾張旭駅から徒歩10分ほどの落ち着いた住宅街に立つ、スーパーマーケットバロー城山店の2階の一角にある。立地の関係から、子どもやその母親がスーパーでの買い物ついでに来院するケースも多い。院内は白を基調とした明るい内装に黄色のソファー、壁には小島章裕院長が手作りした疾患啓発や情報提供のためのチラシが数多く掲示されている。休日は情報収集や知識向上を目的に各地のセミナーに参加し、良いと思ったことは取り入れるという小島院長。尾張旭市内でも早々に歯科用CTを導入した行動派のドクターだ。そんな小島院長に、診療で大切にしていることや歯科用CTを早くから取り入れた経緯、さらに、来院できない患者への訪問診療などについて語ってもらった。
(取材日2017年8月1日)

歯科用CT導入の契機となった健康診断

開業されたのはいつですか?

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当院はスーパーマーケットの2階に位置していることもあり、患者さんは主婦の方とそのお子さんが多いです。共通の駐車場が広いので車での来院も可能ですし、買い物ついでに寄っていただけるので利便性は高いと思います。また、入口を広くとっていますから、車いすの方やベビーカーをお持ちの方にも安心して来院いただけます。

歯科医師として開業された経緯を教えてください。

歯科医師となったのは先に大学の歯学部に進んだ兄の影響が大きいですが、たくさんの方々の健康づくりに貢献できる仕事がしたいという考えは根底にありました。愛知学院大学歯学部に入学した後は勉強の日々を過ごしましたが、学生のときは歯科医師免許がないので実際の患者さんを診ることはなく、座学が中心でした。医師なら誰でもそうだと思いますが、就職してから初めて生身の患者さんを診るので、初めは何もできない自分がもどかしく、当時は早く一人前になりたいと必死でした。その経験があったからこそ今の自分があるのでしょう。

歯科用CTを導入された理由を教えてください。

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当院は尾張旭市内でも、早くに歯科用CTを導入しています。導入した理由はいくつかあるのですが、過去に私が受けた健康診断で胸部CTを撮ったことが契機でした。その画像がとてもきれいでわかりやすく、CTの有用性をはっきりと感じたのです。それと同時に、当院がそれまで使用していたレントゲン画像で、果たして患者さんは歯の状態を理解できていたのだろうかと疑問を抱きました。CT画像は3Dで、マウスを操作するだけで画像が回転し、今まで見えなかった部分まできれいに映し出すことができるので患者さんにもわかりやすいと思います。歯科用CTは保険適用ですので、ご自分の歯の状態をしっかりと理解してから治療に進まれたいという方にはぜひ利用していただきたいです。

安心・安全で、患者さんとの絆を大切にする診療

医院のコンセプトである「安心」「安全」「絆」には、どのような思いが込められていますか?

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「安心」とは、歯科用CTを完備しているためより正確な診断・診療が可能であること、「安全」とは、世界基準の滅菌システムを導入し、感染予防に力を注いでいること、「絆」とは、患者さんとのコミュニケーションを大切にし、患者さんの目線に立った治療を行うことを意味しています。診療に際しては、治療方法に関する情報提供をしっかりとした上で、患者さんの選択を尊重して治療を進めていくことを心がけています。決してこちらに都合の良い治療、言い換えれば利益の高い治療に誘導することはありません。クリニックを経営するためにはもちろん利益も大切ですが、患者さん目線だけはプロとして譲れない部分です。

訪問診療も行っているそうですが、詳しく教えてくださいますか?

さまざまな理由で歯科医院に来院することができない患者さんのために、ご自宅や施設に直接訪問して治療を行う「訪問歯科診療」を行っています。訪問歯科診療では、かぶせ物や詰め物、ブリッジなどの治療や、高齢になるにつれて多くなる歯周病の治療など、院内で行っている治療と同等の水準の治療を受けることができます。また、入れ歯が合わないといったお悩みや相談も受け付けています。ご年配の方は特に、誤嚥性肺炎や気道感染症などの病気を予防するためにも、お口の中を清潔に保つことが重要です。訪問した際は、正しい歯磨きの方法や入れ歯の手入れなどを丁寧にアドバイスいたします。なお、治療費に関しては健康保険や介護保険が適用できるものがほとんどですので、ぜひ一度ご相談いただければと思います。

審美歯科にも力を入れられているようですね。

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はい。白い歯に対する患者さんからの需要も年々高まっています。白い歯は笑顔の魅力を引き立たせ、生活感を与えてくれます。保険適応の銀歯は安価であるという面は良いのですが、口臭の原因になったり、パラジウムによる金属アレルギーの問題が出てきます。自分のお口の中にいれるものですから、安全で長持ちするもののほうががよいですよね。ですので当院では、東京世田谷区成城にあるセラミック専門の技工所と業務提携することで、手軽にセラミック治療がご選択いただけるように用意しております。ぜひ、気になる方はご相談ください。

健康な人ほど歯の定期検診に関心を持ってほしい

休日の過ごし方を教えてください。

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各地のセミナーや勉強会に積極的に参加しています。参加して得た情報で「いいな」と思うことがあればすぐにチラシを作って院内の壁に掲示したり、患者さんに情報提供したりしています。最近は、在宅診療に関するテーマを取り上げたセミナーが多いです。2016年に診療報酬が改定された関係で、今までよりも歯科医師が積極的に訪問診療に参画する流れとなりましたが、大学では学ばない領域でもあるので、セミナーに参加して知識や技術を向上させる必要があるのです。訪問診療だけでなく、医療はどんどん進歩していて、この前まで数パーセントの歯科医師しかできなかった技術が、今はできて当たり前になっていることもあります。医療の進歩に対応していくためにも、今後も積極的にセミナーなどに参加して自己研鑽に励んでいくつもりです。

歯の病気を予防するためにはどのようなことが大切ですか?

病気になるリスクは下げておいたほうが良いことは言うまでもありません。私は過去に脳動脈瘤にかかったのがきっかけでタバコを止めましたが、そういった深刻な病気になる前に不摂生な生活を改めるべきだったと痛感しました。歯も同じで、健康なうちに定期的な検診を受けることで深刻な病態になるのを防ぐことが重要です。ある調査では、歯の定期検診を受けている人は、受けていない人と比べて年間の総医療費が低くなる傾向にあることがわかりました。総医療費とは歯科治療費だけでなく全体の医療費を指していますので、このことは、歯が全身の健康に関わっているということを示唆しています。当院では通常の定期検診に加えて、希望者には唾液検査を実施しています。見た目だけではわからない歯や歯茎の健康度やお口の清潔度が数分でわかりますので、興味のある方は事前にお申し付けください。

患者さんへメッセージをお願いします。

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ご年配の方の中には、「もう75歳なんだから歯なんかにお金をかけなくていいよ」などと言う方もおられます。しかし、厚生労働省のデータでは、70歳以上でかかる医療費の総額は、0歳~70歳未満でかかった医療費の総額とほぼ同額であることがわかっています。これは、70歳を超えてからかかる医療費が決して少なくないことを意味していますので、ご年配の方にも、防げる病気はなるべく防ぐ努力をしてほしいと思います。自分の口から食べられることは幸せですし、全身の健康にとっても非常に重要ですので、いくつになってもお口のケアを大切にしていただきたいです。

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