気軽に何でも相談できる
家族でかかれる街の歯科医院
あおぞら歯科
(四街道市/四街道駅)
最終更新日:2022/11/15


- 保険診療
口腔の健康を保つためには、定期的な検診やメンテナンスが重要だという認識が広がってきているが、そのためには信頼できる歯科医院を見つけ、長く通うことが重要だ。歯科医療に対する知識や技術はもちろんだが、何より通いやすい雰囲気や気軽に相談できる歯科医師の人柄も大切な要素。四街道駅から徒歩10分のところにある「あおぞら歯科」の平山麻記子院長は、「何でも相談できる街の歯科医院」であることをめざしている。そんな同院には子どもから高齢者まで家族ぐるみで通う患者も多い。幼稚園や小学生の頃、同院に通い、大人になってから自治体の検診をきっかけに再び受診する人もいるという。定期検診やメンテナンスの大切さを患者に伝えながら、一人ひとりに愛情を持って接する平山院長の診療スタンスについて話を聞いた。
(取材日2022年10月12日)
目次
幼稚園や小学生の頃から定期的なメンテナンスを習慣づけることが歯科医師としての役割
- Qこちらには子どもから高齢者まで家族で通う人が多いそうですね。
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A
▲清潔感があり、アットホームな待合室
特にそのことを意識してきたわけではありませんが、たまたま家族ぐるみで通ってくださるようになりましたね。お子さんの受診をきっかけにお母さんも一緒にいらっしゃるようになり、今度はおじいちゃん、おばあちゃんが来て、最後にご主人も、と。きっかけはお子さんだけではありませんが、家族内で紹介し合ってくださっているのだと思います。実際に当院で診療を受けて信頼してくださったのであれば、とてもうれしいですね。そのためにも患者さんの話はしっかり聞くことを心がけています。長年、家族で通ってくださっていれば全体像も見えるので、しばらくお父さんが来ていなければ「お父さんは元気ですか」と声をかけることもあります。
- Qお子さんの患者さんの診療で大切にしていることは何ですか?
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A
▲定期的なケアを行うよう指導を行っている
幼稚園や小学生の頃まで通っていても、進学して近所から離れると来なくなる人も多いですが、成人して自治体の検診の案内を持って再訪してくれるケースもありますね。そういう人は、子どもの頃に予防でしっかり通っていた子たちです。大人になった姿を見るのはうれしいですね。予防には使えませんが、四街道市は中学生まで子どもの医療補助があるので、少しでも虫歯があったら中学生までの間に定期的に受診していただき「自分でケアをしていかなければいけないよ」と指導することも大切だと思っています。基本、虫歯は予防できるので、日常のケアができていればそれほど大変なことにはなりません。当院は、そのお手伝いをしているだけですね。
- Q子どもの頃からの通う習慣が大切なのですね。
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A
▲定期検診を習慣づけることが大切だと話す平山院長
大人の場合は歯周病が悪化してから来院すると、抜歯するしかないこともあります。ですが、子どもの頃から定期的に検診に来る習慣を身につけていれば、40歳、50歳になってからでも、口腔内の状態が悪化する前に治療に移れるのではないかと思っています。仮にその時は口腔内がひどい状態だったとしても、聞く耳を持っている方なら大丈夫だと思っています。もちろん私の説明の仕方にもよると思いますが、聞く耳を持って一緒に治療に取り組んでくれた方は、その後も長く定期検診に通い続けてくれると思うんです。最初は抜歯から始めて入れ歯を作ったとしても、定期検診を習慣づけることで、その後は歯を抜かなくて済むとしたら良いですよね。
- Q患者さんが長く通えるように心がけていることは何ですか?
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A
▲さまざまな患者の背景に寄り添いながら治療を行う
例えば、歯磨きはしているけれど磨けていない部分を知らないという方も多くいらっしゃいます。そこを指導して自分でできるようになってもらうために、小さなことでも褒めることを心がけています。また患者さんのモチベーションが下がらないように、最初から多くを要求せず順を追って続けていただけるように努めています。最初は私に言われたことを試みるだけでも、続けることでグラグラしていた歯が動かなくなった、血が出なくなったなどという達成感を実感してもらいたいんです。また誰にでも経済的なことや家庭の事情などの生活背景がありますから、まず「どうしたいか」を聞いて少しづつ治療するなど、その人に合わせた治療を心がけています。
- Q高齢者の歯科診療で大切なことは何でしょう?
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A
▲定期検診やメンテナンスの大切さを患者に伝えている
昔「お口は健康の1丁目」というようなフレーズがあったと思うのですが、まさにそのとおりだと思いますね。お年寄りでも自分の歯で何でも食べられるという人は体力がありますし、活力もありますよね。食べられなくなると、体力が落ちて動きたくない、元気がなくなるという負のスパイラルに入る恐れがあります。そうならないためにも高齢の患者さんには「ちゃんと自分の歯で食べようね」と伝えています。人間、食べることができると誰かと食事に行こうと思います。人と会えばお話しすることによって頭も冴えわたる。健康年齢を長く保つためにも「健康の1丁目」であるお口の健康はとても大切ですね。
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カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。