日本医科大学武蔵小杉病院

日本医科大学武蔵小杉病院

田島 廣之院長
頼れるドクター掲載中

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少子化問題に直面する日本にあって、人口の増加を続ける川崎市。その川崎市の地域医療を81年にわたり守り続けてきたのが「日本医科大学武蔵小杉病院」だ。1937年に「日本医科大学付属丸子病院」として開設され、1963年からは「日本医科大学付属第二病院」として長く親しまれてきたが、2006年に現在の名称に改名。地域に由来した名称となったことで、さらに地域密着型の医療機関となった地域中核病院だ。歯科以外の全身にわたる診療科を備えた同院は、救命救急センター、集中治療室(ICU・CCU)、新生児重症治療室(NICU・GCU)を有する高度急性期病棟、小児急病部門、認知症疾患医療センターも設置。地域ニーズに応える周産期・小児医療の役割りも大きい。2016年から同院を統括する田島廣之院長は、放射線科を専門とし、血管内治療のスペシャリストとして血管内・低侵襲治療センターの部長も兼任。気さくな笑顔と軽快な語り口が印象的な田島院長に、地域医療と高度先進医療の両輪を担う同院の特長、医師としてのやりがい、そして遅くとも2022年の開院を予定している新病院建設計画について話を聞いた。
(取材日2018年4月25日)

81年の歴史を持つ地域密着型の総合病院

―歴史のある病院と伺っています。

1937年に「日本医科大学丸子病院」として開院し、今年で81周年になります。地域の皆さまに長く愛されてきた病院ですが、建物の老朽化に伴い、2022年の新病院開院に向けて現在準備中です。基本設計は終了し、来年と再来年の2年間かけて建設を予定しています。ベッド数は現在の372床のままですが、地域のニーズに合わせた部分で少しブラッシュアップされると思います。川崎市は、人口が増加しているという日本全国でも特異な地域ですから、それに合わせた診療体制が必要です。現在も女性診療科・産科、新生児内科、小児科、小児外科で構成された周産期・小児医療センターを備えており、比較的高齢の方にも安心してお産に臨んでいただけるような体制です。もともと当院は、お産に強い病院なんですよ。海女さんのお産が軽いということにヒントを得て生まれた「妊婦水泳」を当院で取り入れた時のエピソードも、当院の歴史を綴った本に書かれています。

―救急搬送受け入れ要請を積極的に応需していることも特長ですね。

前院長が救命救急を専門としていたこともあって、救命救急センターには力を入れています。川崎市は5年から10年ぐらい前は、救急車の応需率が悲惨なもので、周辺の政令都市の中でも最悪の水準でした。行政からかなりお叱りを受け、前院長就任後すぐに救命救急センターが設置されたこともあって応需率をどんどん上げていきました。2017年度には、救急の最後の砦である3次救急車の応需率も非常に高く保てており、日中の2次救急はすべて受け入れられていると思います。救命救急センターをはじめとして、今の医療の流れでもある「断らない医療」を掲げ、病院一丸となって対応しています。そこは、「患者さんに安心を」という当院の基本理念にも通じるところだと思います。日本医科大学自体の基本理念である「克己殉公」すなわち「わが身を捨てて、広く人々のために尽くす」にもつながっているのではないでしょうか。

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