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再治療のリスクを減らす
マイクロスコープを用いた精緻な歯科治療

こばやし歯科クリニック

(大阪市北区/福島駅)

最終更新日:2018/10/04

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  • 保険診療
  • 自由診療

歯は一度でも治療を受けると、元の自然な状態には戻らない。治療した部分は問題が起きやすく、遅かれ早かれ再治療が必要になるケースも多いという。では、再発を防ぎ、治療直後の良い状態を長く保つにはどうすれば良いのだろう。その一つの答えとなるのが、先進機器を活用する精度にこだわった治療だ。これによりバクテリアなどの細菌が侵入しづらくなり、治療した部分のトラブル発生リスクを抑えることができるため、再治療までの期間の先延ばしや、治療に伴う負担を軽減することにもつながるという。歯科用マイクロスコープを積極的に使うなど、精度にとことんこだわった治療を実践する「こばやし歯科クリニック」の小林実院長に、先進機器を使った精緻な治療のメリット、口腔内を健康な状態に保つコツなどを聞いた。(取材日2018年7月13日)

治療の精度にこだわることでトラブルの再発リスクを下げ、歯にダメージを与える再治療を回避する

Q精度にこだわった治療を行うメリットを教えてください。
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▲マイクロスコープを使いこなす小林院長

虫歯や歯周病の治療では、詰め物、かぶせ物といった人工修復物を用いますが、天然歯はどこにも継ぎ目や隙間がないのに対して、人工物は元の歯や歯周組織との間にどうしても隙間ができてしまいます。そのわずかな隙間から口腔内のバクテリアが侵入することで歯の状態が悪化するのです。つまり治療後の状態をできるだけ長く保つためには、バクテリアの侵入を防ぐことが重要で、詰め物やかぶせ物を使用する際も、隙間を生じさせない治療を行うことが求められます。そこで活躍するのが歯科用マイクロスコープです。マイクロスコープで患部を拡大して行う治療は、肉眼で行う治療に比べ、精度を高めることにつながります。

Q歯科用マイクロスコープとはどのような器具ですか?
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▲約20倍に拡大できる歯科用マイクロスコープ

最大で肉眼の約20倍に拡大して見ることができる歯科用の顕微鏡です。ゴーグルにつけて使うルーペもあるのですが、影ができてしまい歯の根っこなどは鮮明に見えません。また、高倍率のルーペは重いので首などに負担がかかったりして歯科医師のストレスにもなります。しかしマイクロスコープは視線と同じ方向を明るく照らすので、見え方が自然です。自分の目に合わせて使いこなせれば、ストレスを感じることなく治療が行え、何より肉眼では見えない部分が見えることで処置もより丁寧にできます。根管治療が代表的な使用ケースですが、通常の歯の治療でも高倍率で見ながら行うことで繊細な治療が可能です。

Q根管治療ではどんな処置をされるのですか?
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▲根管治療について研鑽を積んできた小林院長

歯の根っこの神経が通っている管を根管といいます。根管治療では、痛みを感じる根管内の神経を取り去った後に、バクテリアが繁殖しないよう代替物を詰めます。このとき少しでも神経が残っていたり、隙間ができていたりするとバクテリアが繁殖してしまいます。このバクテリアが炎症を起こすと、よくある「神経を取ったはずの歯が痛い」という状態を招いてしまうのです。従来の根管治療では管の中まで見ながら治療することは不可能で、歯科医師の手探りや感覚で治療せざるを得ませんでしたが、マイクロスコープを使うことで根管の奥まで鮮明に見ることができるようになり、取り残しや隙間の有無もしっかり目で確認できるようになりました。

Q詰め物やかぶせ物についてはいかがでしょう。
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▲かぶせ物治療も精度にこだわっている

どれほど繊細で丁寧な根管治療を行っても、その上に入れる詰め物やかぶせ物の精度に問題があれば、しっかりとシールド(ふた)をすることができず、再感染のリスクが高くなってしまいます。精度を重視する歯科技工士はマイクロスコープを使用して補綴物を作製するので、型採りなど歯科医院で行う処置にも正確さが求められます。補綴物の素材にはさまざまな種類があり、口腔内をスキャンして型採りせずに補綴物を作る方法もあります。保険診療か自由診療かによって選択肢が異なってくるので使い分けが必要です。とりわけ人工の補綴物と歯茎などの歯周組織が接する部分については、できるだけ精度の高いものを選ばれることをお勧めします。

Q良い状態を保つためには予防ケアも不可欠ですね。
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▲歯を残す重要性を熱く語る小林院長

食後に食器を洗うのと同じで、歯も食べた後はきれいにしたいですね。ブラッシングは立派な予防ケアになります。歯は食器よりも複雑な形をしているので、歯ブラシでうまく磨けない場合は歯間ブラシやデンタルフロスといった補助器具を使うことも必要です。自分に合った歯ブラシや補助器具で、長く続けることが肝心なので、歯科医院で自分の歯の状態や磨き方に適したものを選んでもらうと良いでしょう。年齢を重ねると口腔内の抵抗力が低下してくるので、早いうちから正しく磨く習慣を身につけてください。ただし、丁寧に磨いていても日常のケアで落としきれない汚れが蓄積するので、定期的に歯科衛生士によるケアを受けることも必要です。

ドクターからのメッセージ

小林 実院長

評判の良いクリニックでも、ご自分のライフスタイルに合っていないと通院するのは難しいと思います。また、これを使えばすべて大丈夫という器具や素材はありません。何よりも大切なのは、自分の口腔内がどんな状態なのか、どんな治療やケアが必要なのか患者さんご自身が理解することです。治療には保険診療の範囲内で行えるものと、自由診療でないと対応できないものがあり、どれだけの時間と費用をかけるかについてもさまざまな考え方があります。必要な治療・ケアに対してさまざまな選択肢を提示でき、患者さんの要望もちゃんと考慮してくれるクリニックの中から通いやすいクリニックを選んで、長くお付き合いされることをお勧めします。

自由診療費用の目安

自由診療とは

根管治療1本8万円〜、セラミックのかぶせ物1本13万円〜

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