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大塚 均 院長の独自取材記事

東葛デンタルオフィス

(松戸市/松戸駅)

最終更新日:2020/04/01

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松戸駅西口から徒歩1分にある「東葛デンタルオフィス」は、患者が「どういった人生を送りたいのか」までを意識した、口腔全体の治療計画を立てる歯科医院。専門分野が異なる3つの歯科医院と提携し、専門医制度が確立されているアメリカのような歯科医療を患者に提供できるよう取り組んでいる。院内はシックで落ち着いた雰囲気で大塚均院長の柔和な人柄と相まって、歯科治療への緊張感をほぐしてくれる。日本歯科放射線学会歯科放射線専門医でもある大塚院長は、不正咬合や義歯治療、歯周病といった口腔内の問題を根本的に解決することをめざす。そんな大塚院長に口腔がん検診や生活の質を意識した歯科治療などさまざまな話を聞いた。
(再取材日2019年12月12日)

健康を維持するための検診・治療

歯科検診・口腔がん検診を推奨されていますね。

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そもそもなぜ口腔がんになってしまうかというと、一般的にがんはウイルスや正常な細胞が傷つくことによって発生するといわれています。一方で人間の体というのは自己修復する機能を持ちます。その自己修復の際にボタンの掛け違いのようなことが起こりがん化してしまうと考えられるわけです。この自己修復の機会が多いほどリスクは高くなるとされています。歯科的には口腔内の慢性的な刺激、つまり虫歯や歯周病はもちろん、不適合な噛み合わせや患者さんの口腔状況に適していない義歯も要因になり得ます。プラスして不規則な生活時間、喫煙、飲酒などの生活習慣によりさらにリスクが高まります。ですから生活習慣を見直すこと、口腔内をより良い状態にして歯科治療の機会を少なくするというのは重要な意味を持ってくると考えます。病気の発見のために人間ドックに行くのと同様に、お口の中も徹底した検診を行い、予防や早期発見に努めていくことが大切です。

先生が大切にされている歯科治療とはどんなものですか?

多くの方は歯科治療というと虫歯や歯周病の短期的な治療を想像されます。しかし本来はそれでは不十分でしょう。目新しい治療方法は患者さんにとっても気分の良いものかもしれませんが、新しいから良いというものではなく、いかに正しい状態のお口にするかというのが重要だと考えています。近年、お口の中の状態と全身の健康の因果関係が話題となっていますが、お口の中は細菌の温床。そのお口の中の細菌が血管を通り全身に運ばれる可能性があるわけですから、お口の中を清潔にしておくことがいかに大切かということがおわかりいただけると思います。ですからお口の中の状態を正しくしていくだけでなく、その状態を維持するために、ご本人が心を入れ替え生活習慣まで変えていただく必要があると思うのです。

患者さんの意識を変えるために工夫されていることはありますか?

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患者さんの生活習慣などの背景を知るために、カウンセリングには非常に時間をかけています。職業によって食事をする時間も変わるため、患者さんのお仕事もお聞きし、それぞれに合わせたアドバイスをします。また、クリーニングも歯磨き指導も、歯科衛生士ではなく私が対応しているんです。私が患者さんの歯磨きをして差し上げると、現状を理解され、正しい歯磨きを身につけようとしてくれますので、患者さんの意識が変わるきっかけになっていると感じます。ですから、患者さん一人ひとりに真摯に向き合い、どのように治療をしていくのかをじっくりと説明した上で、患者さん自身がどうすればよいのかを問いかけ続けます。例えるのなら、マラソンの伴走者ですね。ただ話すだけでなく、ご自宅でのケア方法について書いた手作りの資料をお渡しするなど、患者さんが自ら頑張ってもらえるようにサポートしています。

理想とする「究極のチーム医療」への体制づくり

こちらでの治療について教えてください。

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当院では、インプラントに関しては銀座「藤本歯科医院」の藤本浩平先生、根管治療は新橋「石井歯科医院」の石井宏先生、矯正治療は表参道にある「加治矯正歯科クリニック」の加治初彦先生と、私が心から信頼する専門知識をお持ちの先生方と連携してチーム医療を行っています。どの先生も私が治療してもらうならお願いしたい方ばかりで、紹介するときは患者さんと各先生方とのカウンセリングから私が同行し、例えばインプラントの施術の時には私もいわゆる第一助手のような形で参加します。私はいわば歯科治療におけるプロデューサー的立場で、先生方には私が作った治療計画をもとに治療をお願いします。不正咬合や歯周病など歯の機能に根本的な問題がある分野や、義歯治療やメンテナンスは当院が担当します。

患者さんにはどのような方が多いのでしょうか?

地域の方だけでなく、他院をいくつか回られて当院にたどり着かれる方や、インターネットで検索して来られる方などさまざまですが、特に歯周病の治療のためにご来院される方が増えています。当院では軽度から重度まで診ていますから、他院で抜歯と言われた方が「どうしても抜きたくない」と当院へいらっしゃることもあります。いわゆる対症療法ではなく、根本的な解決をめざした診療を行っていますので、「患者さんがどうなりたいか」をできるだけ尊重するようにしています。二人三脚で治療していきますから、患者さんご自身もだんだんと意識が変わっていき、実際に私生活で良い変化を遂げられた方もいらっしゃいますよ。

こちらではアメリカのような歯科治療をベースにされていると伺いました。

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アメリカの大学院では補綴(ほてつ)や矯正、歯周病などそれぞれ専門の歯科医師を養成しますが、日本ではまず肩書きが与えられます。日本ではまだまだ歯科医師個人の経験や技量に頼る面がありますが、国際的にはどの治療にも正しい手順・技法があり、それを身につけられる教育が行われています。また日本は機械や設備などのハード面は優れていますが、一方で手作業をおろそかにしがちだと思います。今や義歯の一部をコンピューター上で作製し加工できる時代になりましたが、最初の入り口である石こうの模型を製作するのは歯科医師。ですからその治療の基礎となる部分が正しくできていなければ、いくら高性能な機器で加工しても正しく機能しないのではないでしょうか。あくまでも基本はアナログ。歯科医師の腕があってこそ高性能なハードが生かされると考えています。

健康な時こそ行くべき歯科医院

歯科医師をめざした理由をお聞かせください。

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父が中野で歯科医院を開業していました。家族の勧めではなく自ら決めた道ですが、先に歯科医師になった姉から「天性の歯科医師」と評されたことがあります。基本的に人に喜んでもらうことが好きで、一生懸命努力された患者さんから治療後に感謝してもらえると歯科医師冥利に尽きますね。 大学卒業後は大学院に進み放射線科へ。その後は同大歯科に勤務しましたが、勉強不足を痛感し開業医のもとで修行。その中で「藤本歯科医院」の前院長が主宰する勉強会でも研鑽を積みました。前院長はアメリカで学んだ歯科医師。日本とはまた違った視点での勉強をさせていただきました。1990年に杉並区で開業し充実した日々でしたが、友人から「松戸にはあなたのような歯科医師がいない」と熱心に説得され2007年こちらで開業させていただきました。

プライベートについて教えてください。

日課は朝5時起きでこだわりの朝食を作ることです。味噌汁ならかつおぶしを削り「だし」をとるところから始めます。そのほうがおいしいですし本物の味にこだわりたくて。もちろん時にはカップ麺も立ち食い蕎麦も食べます。ただ子どもにも本物の味を知っていてほしいのでいちから作っています。食材でもなんでもぜひ良いものを選ぶ目を持っていただきたいですね。

読者へメッセージをお願いします。

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歯科医院はお口に問題があるときに行くところだと思われる方が多いでしょうが、健康な時ほど来ていただきたいですね。お口の中の状態が良いというのは、体の健康のベースができるということです。インプラント開発者がかつて「1本の歯はダイヤモンドの一粒よりもはるかに貴重だ」と言いました。一番良いのは何といっても天然歯。欠損しても残りの健康な歯を残すため長期的な予後のことも考え、噛み合わせを安定させることが大切です。天然歯をしっかりと残すことこそ歯科医師の使命だと思います。歯科治療に限らず一番価値があるのは「本物」。本物の良さを大事にし手間をかければすべてが良くなると考えています。お口のことで悩まれている方は、ちょっとした悩みでも構いませんので、ぜひ一度相談にいらしてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

・ホワイトニング/片顎3万円~
・セラミック/7万8000円~
・口腔がん検診/2~3万円
・インプラント治療/上部構造40万円~(※手術費用は別途、藤本歯科医院にてお支払いとなります)

※症例によって異なりますので、詳細はクリニックにお問い合わせください。

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