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女性に多発する甲状腺疾患を
女性の医師が徹底的にサポート

岡本甲状腺クリニック

(大阪市旭区/関目高殿駅)

最終更新日:2022/02/02

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  • 保険診療

甲状腺疾患は女性に多い病気だ。特に妊娠・出産が可能な年齢に多発するため、治療そのものはもちろん、自分の未来に関して不安を感じている患者も少なくない。大阪メトロ谷町線関目高殿駅・今里筋線関目成育駅・京阪本線関目駅からすぐにある「岡本甲状腺クリニック」は、そんな女性たちをサポートするため、子どものための待合室や授乳室を備えているクリニックだ。今回は、自らも妊娠・出産の経験を持ち、女性として患者の気持ちに寄り添う、甲状腺診療を専門とする福田祥子先生、塚本由佳先生、岡本和代先生の3人に、詳しく話を聞いた。

(取材日2022年1月19日)

甲状腺を専門とする女性医師による診断で、妊娠・出産に関する不安をサポート

Q甲状腺の病気は女性に多いと聞きました。
A
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▲甲状腺疾患は女性に多い病気であると話す福田祥子先生

【福田祥子先生】甲状腺に起こる病気の多くは、男性よりも女性のほうがかかりやすいことがわかっており、実際に当院で治療を受けている方のほとんどは女性です。甲状腺ホルモンが過剰に分泌される甲状腺機能亢進症は、女性が男性の4倍かかりやすく、橋本病などの甲状腺機能低下症も女性に非常に多い病気です。また、甲状腺腫瘍も女性に多く、手術が必要な甲状腺がんの頻度は男性の3倍といわれています。乳房や子宮・卵巣などの女性特有の臓器を別にすると、どの臓器のがんも男性のほうがかかりやすいのですが、男女共通の臓器では甲状腺がんだけが女性に多いがんなのです。

Qなぜ甲状腺の病気は女性に多いのですか?
A
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▲女性の気持ちに寄り添って治療してくれる

【福田祥子先生】甲状腺のホルモン異常を起こす病気の多くは、自己免疫疾患と呼ばれる免疫異常が原因で起こる病気です。女性と男性では免疫反応に関する性差があり、甲状腺の病気だけでなく、膠原病などの自己免疫で起こる病気も女性に多いことが知られています。免疫反応の性差の原因は完全にはわかっていませんが、性に関係する遺伝子の影響や女性ホルモンの作用ではないかと考えられています。

Q妊娠前の健診で甲状腺機能低下症と言われました。
A
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▲妊娠中でも治療が可能なため安心してほしいと話す塚本由佳先生

【塚本由佳先生】甲状腺機能低下症は、不妊や流産、妊娠合併症のリスクになることがあります。そのため、特に体外受精などの不妊治療を受ける場合は、甲状腺ホルモンを不足のない状態にしておくことが大事です。治療方法としては薬物療法になりますが、これは副作用の心配が少ない治療方法です。なぜなら、甲状腺ホルモン薬はもともと体内にあるホルモンと同じものだからです。適切な用量、用法に従えば妊娠中でも服用できます。補充するホルモン薬の量は甲状腺機能を定期的に検査して調整します。治療しながら妊活をしていただいても問題ありませんので安心していただきたいです。

Q甲状腺ホルモンが出すぎている場合はどうすればいいですか?
A
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▲多くの甲状腺疾患の女性患者を診てきた経験を持つ

【塚本由佳先生】甲状腺ホルモンが出すぎる病気には、3つの代表的な疾患があります。1つは甲状腺でホルモンが過剰につくられるバセドウ病、2つ目は炎症で破壊された甲状腺の中からホルモンが漏れ出る甲状腺炎、3つ目は甲状腺ホルモンをどんどんつくり続けるタイプの甲状腺腫瘍の3つです。治療にあたって大切なのは、「どの病気に当てはまるのか」をしっかり診断してから治療に取りかかることです。しかし、この3つの区別をつけるのは難しい場合もあります。できれば甲状腺を専門とする医師の診察と診断を受けることからスタートしていただきたいなと思います。

Qこちらではどのような検査や治療が受けられるのでしょうか?
A
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▲同院ではその日に検査結果がわかる

【岡本和代先生】甲状腺の治療に必要なのは、甲状腺ホルモン検査、橋本病やバセドウ病の抗体検査、甲状腺超音波検査、そして細胞検査による診断です。当院では、すべての検査を受診された初日に行うことができるように体制を整えており、ホルモン検査と抗体検査は採血してから30分以内に、超音波検査も受付してから30分以内に結果が判明します。そのため、初日で診断、投薬治療を開始することも可能です。また、女性に多い病気に対応するべく、出産・育児経験のある女性の常勤医師が3人在籍しています。妊娠・出産に関係する甲状腺の病気も安心してご相談いただけますので、気軽にご相談ください。

ドクターからのメッセージ

岡本 和代先生

甲状腺疾患は女性に多い病気ですが、その症状が甲状腺疾患特有のものとは限らないため、発見までに時間がかかることも少なくありません。疲れやすい、むくむ、やる気が出ない、ドキドキするなどの症状があっても「ストレスのせいかな?」と放置している人も多いので、安心するためにも、気になることがあれば一度受診していただきたいと思います。また、妊娠や出産を考えている場合には、大きな不安を感じることもあるでしょう。しかし、症状をコントロールしていけば、心配しすぎることはありません。甲状腺疾患も「自分の体質の一つ」と受け止めて、私たちと一緒に未来のために、前向きに治療に取り組んでいきましょう。

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