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宮崎 多海子 院長の独自取材記事

アイ・デンタルクリニック

(鎌倉市/大船駅)

最終更新日:2019/08/28

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大船駅から徒歩約1分、商業施設が立ち並ぶにぎやかな駅前通り沿いのビル3階で診療を行う「アイ・デンタルクリニック」。院長を務める宮崎多海子先生は、従来の歯科診療にこだわらず、さまざまな治療法を取り入れることを重視している。宮崎院長の治療コンセプトの中心は、口腔から全身の健康の回復をめざすこと。口腔環境の改善が体の健康につながると考える一方で、逆に、姿勢や生活習慣などが口腔の健康に影響を与える可能性も考えられるという。そのため食生活のアドバイスなども行い、歯の不具合を根本原因から取り除こうと心がけている。広い視野でトータル的に診るようになった経緯から、生活習慣のポイントまで、宮崎院長にさまざまな話を聞いた。
(取材日2018年11月13日)

最良の治療を提供するため常にバージョンアップ

まず、先生が医師を志した理由を教えていただけますか。

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歯科医師である父の影響でしょうか。父の働く姿を見ていましたから、自然の成り行きで同じ道をめざすことになりました。あとは、細かいことをするのも好きでしたので、手先の起用さも求められる歯科医師には、向いていたのかもしれません。実は兄も同じ歯科医師で、父の後を継いでいます。父は勉強熱心で、常に新しいもの、良いものを積極的に取り入れる医師でしたので、その姿勢を見習い、当院でも良いと思った治療には積極的に取り組むようにしていて、毎年のように診療内容はバージョンアップしています。

さまざまな治療法を意識されるようになったのはなぜでしょう?

患者さんにとって本当に良い治療を提供したいと考えたからです。歯科医療は日進月歩で次々と新しい治療法が生まれていますが、虫歯を保険診療の範囲で治療しようとすると、患部を削り、失った部分は補綴物で補うという、何十年も変わらない治療になります。もし私が治療を受けるなら、なるべく歯を削ってほしくないですし、痛みを伴う治療も避けたい。患者の皆さんも同じ気持ちではないかと思い、できるだけ削らず痛くない治療を探し求め、その結果としてさまざまな方法を模索するようになりました。従来の治療にこだわらなくなったのは、夫の仕事の関係で渡米し、現地の歯科診療を目の当たりにしたことがきっかけになりました。アメリカは日本のような保険制度がないので、従来の削って埋める治療にこだわらず、純粋に患者さん本人が良いと思う治療を選択するのが当たり前になっているのです。

治療内容以外にバージョンアップしていることはありますか?

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1つは、院内をバリアフリー化したので車いすの方でも診療が受けられるようになったこと。もう1つは、当院に足を運べない方がご自宅で治療を受けられるように、訪問診療を行っていることです。訪問診療を始めたきっかけは、年齢を重ねるとともに通えなくなった当院の患者さんを引き続き診たいと思ったことですが、当院の患者さんに限らず、問い合わせしてくださる近隣の方も対象です。急な痛みなどでお困りの場合は往診も行っていますので、直接ご連絡いただければと思います。

噛み合わせと姿勢の関係を診て根本的な治療をめざす

先生の診療方針を教えてください。

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虫歯を根本的に治すためにも、お口の中だけではなく、全身を視野に入れて治療をするということです。人間本来の姿勢と違うゆがみが体のどこかにあると、それが噛み合わせに影響してくることも考えられ、ひいては虫歯になりやすい口腔環境につながってしまうおそれがあると考えられます。原因を取り除かず、できた虫歯だけを治そうとして、いくら患部を削って取り除いても対症療法にしかなりません。お口の中の治療はもちろんですが、それと同時に人間本来の姿勢を取り戻すようにアドバイスすることで、原因を根本から改善する方向に導く。そこを重視しています。

具体的には、どのようなことを指導するのでしょう?

立っている時の姿勢のとり方、座っている時の姿勢のとり方、寝る時の姿勢のとり方は重要ですので、それぞれ正しい姿勢をキープするための方法をお伝えします。一人ひとり患者さんによって異なるので一概に「こうすれば改善が見込める」とは言えませんが、例えば背中が丸まって顎が引けませんという方には、懸垂など具体的なトレーニング法をアドバイスしたりします。顎を引く筋肉と、背筋を伸ばすための各筋肉を鍛えるのが目的です。食事も大切なポイントになるので、噛み方指導はもちろん、食べる順番や食事内容などもアドバイスすることがあります。日ごろから体温が低いお年寄りには、「苦手でなければ、まず体温上昇作用が期待できる食材を食べて」などという具合ですね。

こちらにはどんな患者さんが来院しますか?

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下は3、4歳くらいの小さいお子さんから、90代のご高齢者まで、幅広い年齢層の患者さんがいらっしゃいます。当院に通ってくださるご高齢の方は皆さんお元気で、中には90代後半に差しかかっても杖もつかずバスに乗ってお1人で受診される患者さんもいます。また、私は産業医として企業検診を受け持っている関係で、検診を受けたことをきっかけに当院に通うようになったとおっしゃる方も。駅から近いクリニックですから、通勤途中で立ち寄っていただいたりもしますね。症状としては、もちろん虫歯や歯周病が多いですが、がんの方も珍しくありません。舌がんなど口腔関連のがんだけでなく、口腔以外のがんに気がついたこともあります。外科的な処置が必要な場合、私のほかにも先輩の歯科口腔外科の先生が定期的に来院し、対応にあたっています。

実感できる治療とコミュニケーションを心がける

いつも診療で心がけていることをお聞かせください。

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患者さんに喜んで帰っていただけるようにする、ということを常に考えています。そのためにはまず、当院に来て「良くなった」と感じて帰っていただけるようにすることです。結果につながりやすい治療を積極的に取り入れたいと考えているのも、その一環です。もちろん、混んでいるから5分でおしまいなどという診療はしません。当たり前の話ですが、その方にとって必要な分だけの診療時間は必ずとっています。診療中は、患者さんと心の通ったコミュニケーションができるような声かけをするよう、心がけています。例えば、患者さんが今一番気になっていることを伺い、それを解決してさしあげるように治療やアドバイスをするなどといったことです。

プライベートはどのように過ごしていますか?

歯科クリニックの仕事はやりがいがあってとても楽しいのですが、同じ空間にいるとどうしてもストレスがたまってきてしまうんです。そんな時は、深夜から車を出して途中で仮眠を入れつつ、上高地で朝9時にコーヒーを飲んでストレス解消しています。イライラして身近な人にストレスをぶつけるのも嫌ですからね。わざわざ上高地まで行こうと決めているのは、職場や自宅、地元にいるとどうしても、「あれをやっておかないと」「まだやっていないことがあった」と、こまごましたことが気になって休まらないからです。あとは温泉旅行で体をゆっくり休め、おいしい料理を食べて英気を養ったり、たまに海外旅行に行くこともあります。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

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当院は、全身の姿勢と歯の噛み合わせの関係を考えて診療を行うクリニックです。口腔内の治療を起点に、全身も健康に導くことをめざしていますので、繰り返す虫歯を根本的に治したいという方はぜひご相談ください。噛み合わせに関連して、就寝時の歯ぎしり予防でマウスピースを装着している方のうち、何年も使っていたり、睡眠時間は十分とっているのに起きてみるとなんだか疲れが取れていなかったりする方は、治療法を見直す必要があるかもしれません。そもそも、上顎だけしかマウスピースを作っていない場合もありますし、就寝する環境にも問題があるかもしれません。やわらかいベッドマットをやめて畳のベッドに変えることが適していることもありますので、そうしたお悩みがある方も、一度見せていただければお役に立てるのではないかと思います。また、セラピー犬もおりますので、歯医者嫌いな方もぜひ一度気軽にお越しいただけますと幸いです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ホワイトニング/1万円~
インプラント/25万円~

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