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長谷川 信 院長の独自取材記事

はせがわ歯科

(熊谷市/熊谷駅)

最終更新日:2020/07/07

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熊谷駅から徒歩圏内にあり、近隣に大型駐車場もある「はせがわ歯科」。20年以上にわたり予防歯科・小児歯科などに力を入れてきたクリニックだ。長谷川信院長は、診療において患者とフランクに何でも話し合える関係性を重視。「もし私で話しにくければ受付や歯科衛生士に伝えてもらえれば」と遠慮気味に語るが、実際はとてもおしゃべり好きな先生。通院している子どもたちにも「最近どう? 学校は楽しい?」などと気さくに話しかけている。また、院内感染の防止にも細心の注意を払っている。インタビューでは同クリニックの予防歯科などに対する取り組みや、先生が診療の上で大切にしていることなどを大いに語ってもらった。
(取材日2020年6月10日)

幼い子ども連れでも保育士がいるのでママも安心

クリニックの概要について教えてください。

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1999年の開業から21年間、地域に根差した歯科医療を提供してきました。主に近隣に住む方が歩いて来院されていますが、大型駐車場もあるので少し離れた地域からも車で通われていますね。予防歯科と小児歯科に力を入れていて、開院当時には子どもだった方が、今では結婚されてお子さんを連れて来院するようになっています。また高齢者も多い地域ですから、インプラント治療や入れ歯治療も行っています。院内は5台の診療ユニットすべてが窓つきの完全個室タイプでして、現在はウイルス感染防止のため定期的に窓を開けて換気しているほか、スタッフも毎朝検温し、手指を消毒。私も治療中はフェイスガードにマスク姿です。また、うがい用の水や医療器具類には酸性電解水を使用するなど、衛生管理にも気を配っていますよ。

キッズルームを備えるほか、保育士もいるそうですね。

お母さんが安心して治療を受けられるよう、平日の午前中には保育士がキッズルームでお子さんの遊び相手になっています。親子で一緒に診療室に入ることもあるのですが、お母さんの診療が始まると泣き出してしまうことも。そうなるとお母さんも気になってしまうでしょうし、診療もスムーズに進みません。お子さんが動き回ると危ないですから、そういう時にキッズルームを利用してもらえればと思っています。実は受付のスタッフも元保育士ですから、その点でもお母さんには安心して通ってもらえるかなと思っています。

予防歯科の取り組みについて教えてください。

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患者さんの天然の歯をできるだけ長く残したいとの思いで診療に臨んでいまして、そのために予防歯科に注力しているのです。開院からしばらくの間は、どうすれば口の中を長く健康に保てるかという院内ミニセミナーを開催していたものです。そんな取り組みもあって、かかりつけにしてもらっている方々には、その理解がある程度は進んだのかなと思っていますね。予防歯科の体制としては、5台あるユニットの内の3台はメンテナンス用として、歯科衛生士が中心となってクリーニングやブラッシング指導を行っています。一度抜けてしまったり削ってしまった歯は、もともと口腔機能として備えている自然治癒力もあまり期待できません。ですから、院内でのクリーニングとご自宅でのセルフケアが大切なのです。

ミスマッチを避けるため、リスク要因を最初に伝える

子どもの歯の健康ではどのような点に気をつけるべきでしょうか。

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中学生くらいまではご家族にも注意して見てもらい、歯の健康意識をつけてもらうのがベストです。成長途中にある子どもの口の中は変化しやすく、歯並びも変わりますし、歯ブラシの習慣ができるかどうかで口の中の環境も変わります。また噛み合わせが悪い場合には、全身の発育に影響が出てしまうことも。そのため特に初診では、できるだけご家族と一緒に来院してほしいと思っています。子どもの口の中に何が起こっているかを一緒に見て、どのような治療が必要かを理解してほしいからです。抜歯など緊急の対処が必要な際に、ご判断をお願いしたいという意味合いもあります。抜歯と聞くと子どもは無条件に嫌がりますが、症例によっては避けられないこともありますからね。親子でいらして一緒に治療を受ける患者さんもいるんですよ。

診療の中で先生が一番大切にされていることは何でしょう?

患者さんが来院される理由と、私たちが考える医療とのミスマッチを避けたいということですね。歯科の治療はかぶせたら終わり、詰めたら終わりではなくて、その先は患者さんが一生懸命に歯磨きすることが前提なのです。歯や歯槽骨などは一度ダメージを受けると自然に治癒しませんので、あとはどれだけ治療によって補完した機能が維持できるか、それはひとえに患者さんの通院意識とホームケアにかかっています。もちろん悪くなっても歯科の技術でいろいろとできることはありますが、それだけ経済的負担もかかるし、ケアを怠って良いことは一つもありません。私たちとしても、しっかりその患者さんの歯の状態に向き合って治療したのに、ホームケアがないためにその歯が駄目になってしまうのは残念です。だからそうしたすれ違いがなくなるよう、最初にリスク要因をしっかりと説明するようにしているのです。

患者さんの意識の持ち方も大切ということですね。

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そのとおりです。歯科矯正やインプラント治療などでは、ご本人も覚悟を決めて臨まれているので術後のケアにも前向きに取り組まれる。でも虫歯の治療では、それほど高い意識が持てないということもあると思います。仮に、しみる原因が虫歯によるものであれば、残念ですがやはり神経を取ることになります。次に穴が空いているから取りあえず詰めて、それでおしまいではなくて、この歯は5年後、10年後にどうなっていくのかまでを予想します。ケアを怠ると、いずれ神経を抜くことになり、歯も弱って砕けてなくなり、結果的にインプラントや義歯しか選択肢がなくなってしまうことも。私たち歯科医師は今だけでなくて、そんな未来までも考慮して治療法を考え、提案していることもぜひ知っておいてほしいですね。

最初の段階から遠慮せずにどんどん質問してほしい

妊娠中の診療も大切だと聞きました。

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妊娠中の方は、出産前に歯をきれいにしておくことをお勧めします。歯石や汚れがたまると、口の中が腫れたり歯周病の原因となったりします。歯周病がひどくなると流産のリスクにつながりやすくなったり、心臓病にも良くない影響があったりするともいわれているんです。また乳幼児には、お母さんから口移しで食べ物をあげることは良くありません。細菌に感染する恐れがありますからね。ですが実際にはそういうシーンもあるでしょうし、生まれてくる赤ちゃんの健康を守るためにも、口の中をきれいに整えておきましょう。出産後の育児はとても大変です。お母さんも自分に手をかける時間が取りにくくなるでしょう。口の中を整えてから出産に臨んで、育児が少し落ち着いたら、またクリーニングや検診にいらしてください。

矯正治療についても教えてください。

見た目が気になって矯正をする方が多いのですが、それ以外にも噛み合わせの改善や、口の中を清潔に保つなどの目的もあります。歯並びが悪いとブラッシングもしづらく、汚れや菌の隠れる場所が多くなります。汚れが増えると虫歯になりやすい環境がつくられてしまいます。一方で歯並びを整えると、よく噛めるようになることも望めるんですよ。唾液の循環も促され、汚れもつきにくくなります。噛むことは掃除にもなっているわけなんです。また、矯正を考えるのは永久歯に生え変わり始めた頃が適していますね。子どもの患者さんは顎が成長途中の段階にあるので、様子を見ながら開始時期を決めていきます。歯並びを整えるために歯を削る処置が適したケースもあるのですが、そうでなければ患者さん自身の歯を生かして、ワイヤーやマウスピース型装置で矯正を進めます。

最後に地域へのメッセージをお願いします。

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この治療にどんなリスクがあるかを、最初にすばり言ってしまうのは私の性格でもあります。それをわかってもらっている長年の患者さんならいいのですが、初診や2度目の方などは驚かれることもあるのかなと反省もしています。私自身はフレンドリーに話しているつもりなんですがね(笑)。でも、人によればぶっきらぼうだと感じられているかもしれません。それでもご家族で長く通い続けてくださっている患者さんも多くて、それは本当にありがたいことだと思っています。今後も地域の皆さまの健康を歯科の分野からサポートし続けていきたいと思っていますので、もしも説明が足りないと思われた時には、遠慮せずにどんどん質問してください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ワイヤー矯正/80万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/70万円~、セラミックインレー/3万円~(税別)、インプラント治療/35万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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