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井上 浩太郎 院長の独自取材記事

井上歯科医院

(横浜市港北区/大倉山駅)

最終更新日:2020/04/01

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大倉山駅から徒歩7分。商店街を抜けのどかな住宅街に差し掛かると、ほどなく「井上歯科医院」に辿り着ける。マンションの1階にあり、院内はバリアフリーなので、車いすやベビーカーの患者には安心してクリニックを訪れられるうれしい設計だ。クリニック内に治療ユニットは3つだが、それぞれに驚くほど広くスペースを取られている。この土地で生まれ育ったという井上浩太郎院長は、歯科医師になるまでに意外な職業に就いていた異色の経歴の持ち主。穏やかで優しい口調とチャーミングな笑顔には、大人の患者はもとより、子どもの患者も安心感を抱く。地域医療に尽力する井上院長に、クリニックのことや歯科医師になるまでの経歴、歯科治療についてなどの話を聞いた。
(再取材日2016年12月13日)

若き日の紆余曲折の末、歯科医師への道を歩んだ

先生が歯科医師になろうと思った理由を教えてください。

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実は、歯科医師をめざすまでに紆余曲折がありました。私の父は医師で、同じ医療の道を歩んで欲しいと考えていたようですが、私はその頃、車が非常に好きで……。高校を出たあとは実家を飛び出して、車を修理する会社に就職しました。毎日車に触れることができて、とても楽しかったのですが、数年働くうちに現実と理想のギャップに疑問を抱きはじめました。そんなときにお客さんである広告会社の社長と知り合いまして、「うちで働いてみないか」とスカウトされたのです。カーオーディオの取材をして記事を書く仕事をしていました。好きな車に関することで、楽しかったですね。でも、2年ぐらい経ったとき、将来のことを考え、両親の思惑どおりに医師になることに戸惑って紆余曲折はしましたが、医師という職業は人の役に立つことができますし、手を動かすことが好きだった自分に向いているのではないだろうか。考えた末、歯科医師への道を選ぶことを決めました。

他の職業に就いて見聞を広めてから、歯科医師になられたのですね。

高校を出たてや浪人後の若い人が多い中、社会人経験のある学生は珍しかったですよね(笑)。歯科医師になったとき、私は30歳になっていました。でも、社会を見てから医師を志したのはよかったと思っています。当時は反発しましたが、今は両親には感謝しています。卒業後は大学病院で咬み合わせや義歯など、補綴の全部床(総義歯)について研究していました。その後上野のデンタルクリニックにてインプラントを勉強し、今までの遅れを取り戻そうと治療に夢中になりました。大学では補綴について研究していたこともあり、咬み合わせやインプラントに興味があり、多くの勉強会に参加し、たくさんの患者さんを治療させていただきました。

このエリアで開業した理由は何でしょうか?

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私はこの場所で生まれ育ちました。大倉山というこの土地は、昔は田畑が広がっていて、カエルや虫がいて……、そんなのどかなところでした。医師であった父は、このクリニックがある場所で内科のクリニックをひらいていました。父も年を取り引退することになり、私も独立する自信がつきましたので、元の内科のクリニックを現在の建物に建て替え、「井上歯科医院」の開業へと踏み切りました。今も父が診療していた患者さんが、「井上先生の息子さんが歯医者をやっていると聞いて」と来てくださることもあります。

あらゆる患者を迎え入れられるようバリアフリーに

クリニック内はとても広いですね。

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車いすやベビーカーを押していらっしゃる患者さんのために、当初からバリアフリーの対応を考えていました。診療ユニットのスペースも広めにとっていますので、車いすやベビーカーを、診療ユニットにまで入れていただけます。足の不自由な方にも負担は少ないですし、赤ちゃんを連れたお母さんには、目の届くところにベビーカーを置いていただき安心して治療を受けていただくことができます。お子さんの治療の際はお父さま・お母さまにユニットの近くに椅子を置いてお子さんの治療の様子を見守っていただけますよ。診療ユニットは圧迫感を感じさせず、かつプライベートを重視して、半個室にしました。クリニック奥には、インプラントなどの手術を行うための個室の手術室もあります。費用や症状など、プライベートなことを他の患者さんに聞かれたくない場合は、応接室に座って、落ち着いてご説明させていただいています。

どういった患者さんが多いのでしょうか?

近隣の住民の方がほとんどですが、クチコミを聞いて遠くからいらっしゃる患者さんもいます。でも遠くから来ていただくのは申し訳ないので、ホームページなどは作っていないのです。駅の看板を見て、「今から行ってもいいですか?」とお電話くださる患者さんも結構いらっしゃいます。クリニックの近くに学校や保育園があります。ありがたいことに、そこのママ友同士のネットワークで当クリニックをおすすめいただいているようで、小児歯科を標ぼうしているわけではないのですが、子どもの患者さんも多いです。私が近所の保育園の園医をしていることも影響しているようです。私にも娘がおりますので、お子さんを心配するお父さまやお母さまの気持ちも少しは慮れますし、子どもの扱いも慣れています。そういったことはお子さんもわかるみたいで、安心して治療を受けてくれますね。

先生が診療の際に心がけていることは何でしょうか?

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自分が患者だったらどう思うかということを、いつも自問しながら治療にあたっています。自分が患者だったら、されたくないことを患者さんにしたくはありませんし、自分が患者だったらしてほしいことを提供したいと思っています。とは言え、患者さんのご希望はお一人お一人で異なります。患者さんのお話をよく聞いて、症状をよく見て的確に診断し、考えられる治療方法をご提示しています。治療の押し付けはしたくはありませんから。例えば最初から「インプラント治療をお願いします」とご要望される患者さんがいた場合も、他に考えられる治療、体に負担の少ない治療をご提示できそうな場合は、インプラントは選択肢の1つとして考えていただきたいので、それぞれの治療方法とメリット・デメリットをよく説明し、納得していただいてから治療にあたります。

生まれ育った土地で愛されるホームドクターをめざす

先生のご趣味や休診日にされることを教えてください。

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昔は車に夢中になっていましたが、娘が生まれてからというもの、私にとって車の存在意義が変わりましたね。以前の私にとって、車というものは相棒であり、どんな遠くにでも自分を運んでくれる特別なものでした。今は、妻や娘と楽しむ時間を広げる可能性という役割を担ってくれています。もちろん、車が好きでなくなったわけではありません。妻と娘というかけがえのない家族と過ごす時間が私にとってとても大切なことになったのでしょう。休診日も妻や娘と過ごすことが何よりの楽しみです。年月が経ち、娘が成長したら、あらためて車を趣味として楽しめるといいですね。

今後、どんなクリニックにしていきたいと思っていらっしゃいますか?

自分が生まれ育った大倉山というエリアで、地域の方々のホームドクターとして愛されるクリニックにしていきたいです。インプラントや補綴、咬み合わせなどたくさん勉強してきました。患者さんお一人お一人に合わせて、誠心誠意丁寧に行っていきたいと思っています。少しおかしいなと思ったときにお気軽に来ていただけるとうれしいです。早めの治療を行えば、歯に対する負担も減りますし、将来的に発生するかもしれない虫歯を防ぐ一因になるでしょうから。また、CTも導入したので、希望のある患者さんにあごの状態や、口腔内の状態を実際に見て頂きながら、説明を差し上げて納得して治療にあたってもらえるようにしています。

読者へのメッセージをお願いします。

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お仕事や家事や子育てなど、お忙しい方が多いと思います。でも、歯を放置しておくと、虫歯や歯周病などが発生した場合、悪化することもあるでしょう。悪化した後に治療をすると、歯に対する負担はもちろん、治療期間も長くなり、その分治療費も発生します。少なくとも半年に一度は定期検診を受けることをおすすめします。検診として意識すると抵抗がある場合は、歯のクリーニングをすると考えてください。歯はきれいになって、歯の症状も把握することができ、虫歯や歯周病がある場合はそれを発見することもできて、さらに安心できます。歯の検診は、いいことずくめです。当クリニックでなくてもかまいません。気軽に訪れることができるクリニックを見つけてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療(上物まで)/25万円~(税別)

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