さいだ耳鼻咽喉科気管食道科クリニック

さいだ耳鼻咽喉科気管食道科クリニック

斉田晴仁 院長

14454 df 1 main 1287106193

声楽家としても活躍中の斉田晴仁院長。「さいだ耳鼻咽喉科気管食道科クリニック」はミュージシャンなどをはじめ全国から「声が命」という患者がやって来る。「声の文化の縁の下の力持ちでありたいです」と語る院長は、オペラの本場でもあり、喉頭がんの罹患率も高いイタリアのパヴィア大学耳鼻咽喉科でも研修。医者の知識と音楽家としての知識の双方を兼ね備えた数少ないドクター。とくに院長の「さいだ式声帯メス使用による日帰り手術」によって音楽の道を諦めずに済んだ若者も多い。声、そして夢もつなぐドクターを取材した。(取材日2010年9月13日)

日本では数少ない、医師そして声楽家による音声の外来

―音声外来・声の健康相談とは、どのような診療ですか?

声のトラブルは様々な原因で引き起こされます。咽喉や声帯が原因の方もいれば、発生の仕方によってトラブルが起こる人もいます。そんな症状で悩んでいる方の声帯を確認しつつ、さらにポリープの有無を調べ、悪性のポリープになっていないかなどの検査をしつつ、声の出し方にまで及んだ総合的な治療やアドバイスを行っています。患者さんにはミュージシャンや役者の方、音楽の先生などのプロフェッショナルボイスの方もいらっしゃいますし、あるいはカラオケなどで趣味として音楽を楽しんでいる方もおられます。プロの方も、音楽をこよなく愛するアマチュアの方も、「声が命」という点では同じ思いです。声で生活をしている方もおられますからね。なので、ただ、声がかすれてますねというだけでは済まされません。僕自身も声楽家ですから、声に悩む患者さんのお気持ちは痛いほどに理解できます。

―どのような検査をし、どのように治療していくのですか?

声帯は話すときで1秒間に100回以上、歌うときには700回も振動します。なので人間の目では直接観察することはできません。そこでストロボ光源を用いた拡大内視鏡を使って声帯振動を精査していきます。ここにピアノがありますが、患者さんの実際の歌声を聞くことも重要です。声というのは複雑で、調子のいいときもあれば悪いときもあります。同じ一日の中でも違いがあるんです。そこで患者さんの訴えをじっくり聞いて、なおかつ科学的な検査結果も交えながら答え合わせをしていきます。なのでこの仕事は医者の知識が半分、さらに音楽家の知識が半分あってこそ、的確な診断ができます。診断によってトラブルの原因がわかれば、手術というアプローチを選ぶ場合もありますし、あるいは薬物療法や吸入などの保存療法、または音声治療(ボイステラピー)など、その患者さんに一番ふさわしい治療法を選択していきます。

―やはり音楽への深い造詣があってこその治療なんですね。

そうですね。僕はイタリアに留学して、パヴィア大学耳鼻咽喉科で研修し、喉頭がん手術の技術と知識を学びました。さらにパードヴァ大学では音声言語医学と歌手の音声障害を、トリノ大学では聴力学・聴覚学も学びました。イタリア人は陽気でお酒好き、そして煙草にも寛容な国民性のせいか、喉頭がんが日本人の20〜30倍と言われています。日本では20年かかって勉強できることが、1年で学べるほどでした。このようにドクターとしての知識や技術を磨く一方で、午後は歌のレッスンも受けていました。オペラにも足繁く通いました。立ち見席はわずか600円。オペラを思いきり堪能できた有意義な時間でしたね。

Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
使い分けよう!「総合病院」と「クリニック」
Promotion landing
クチコミ&アンケート回答で毎月5名様に1,000円分のQuoカードプレゼント!!
外出先でもドクターズ・ファイル
Qr doctor

ドクターズ・ファイルの情報をスマートフォン・携帯からチェック!スマートフォン版では、GPS位置情報を利用した最寄りの病院探しができます。

書籍「頼れるドクター」のご案内

ドクターズ・ファイル特別編集ムック「頼れるドクター」を一覧で紹介します。 →全ラインアップを見る

Yokohama a
Shonan a
Shinnakasugi a
関連コンテンツ
採用情報『ドクターズ・ファイル』では編集部スタッフを募集しております。 詳細