わかお内科クリニック

若尾 孝明院長

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コントロールの大切さ、検診の重要性

―糖尿病の患者数は増えていると聞きますが、どうですか?

糖尿病の患者さんはどんどん増えています。第二次世界大戦以前の日本と比べ、戦後食生活の欧米化が進み、昭和40年代外食産業が発展。摂取カロリーはほとんど変わりがないのに脂肪摂取量が増加しています。また、自動車の保有台数が増加していることもあり運動量が減少し体重が増加、社会生活も複雑化しストレスも増加など。その結果、糖尿病の患者さんが増えているわけです。1990年頃の糖尿病患者さんのBMI(体格指数)は23弱でしたが、2000年頃は24、2010年頃には25と徐々に肥満傾向が強くなっています。当院では、毎年9月に通院中の患者さんのコントロール状況のデータをとり、比較検討を行い、EBMを参考とし治療方針の見直しもするようにしています。

―糖尿病の患者さんを診てきて、思うところはありますか?

若い人ほどコントロールするのが難しい、という印象です。仕事の都合で受診できなかったり、治療を一時中断してしまったり、生活が不規則で食事の時間がバラバラだったりで、自己管理をしようとしてもできない人が多いようです。次に、治療のドロップアウトが一番困った問題です。治療を中断したことによりコントロール状態が急激に悪化、高血糖による意識障害で緊急入院ということもあります。また、合併症が進行して一般生活に支障をきたすことにもなりかねません。コントロールが悪い人は、知らぬが仏タイプの人、わかっちゃいるがやめられない人がほとんど。やはり、しっかり自己管理をしていただかないと、と思います。

―最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。

健康診断を受けましょう。糖尿病は、予備軍の段階から合併症が発症し進展する可能性があり、早期発見、早期治療が非常に大切です。糖尿病治療の目的は、合併症の発症、進展を阻止し、健康的な人と変わらない日常生活の質(QOL)を維持し、普通の生活を送られるようにすることです。そのためには、自分で自分を普通にコントロールできるようになることが大切で、治療の継続が必要不可欠です。



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