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不妊の原因にもなり得る性感染症
パートナーと共に積極的な受診を

こば泌尿器科・皮フ科クリニック

(糟屋郡志免町/福岡空港駅)

最終更新日:2022/03/28

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限られた人だけが感染する病気という印象を持たれがちな性感染症。しかし、パートナーがいるすべての人がなり得る身近な病気であることを知ってほしいと「こば泌尿器科・皮フ科クリニック」の木場勝司院長は話す。オープンにしづらいためか受診した時は症状が進行しているケースも少なくない中、意外にも近年ではパートナーと一緒に受診する人が増えたという。「情報社会になり、感染していても症状がないケースもあることと、不妊症の原因になる場合もあることが知識として浸透しつつある点も積極的な受診の一因になっていると思います」と木場院長が語るように、結婚を控えたカップルがブライダルチェックで来院するケースも多いそう。今回、受診のタイミングや治療法、性感染症を防ぐための方法などについて、木場院長に解説してもらった。

(取材日2021年12月27日)

性感染症はパートナーがいる誰もがなり得る身近な病気。不妊症の原因になることもあるため積極的な受診を

Q性感染症が疑われる症状について教えてください。
A
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▲リラックスできる空間づくりに取り組む

性感染症の中でもクラミジア感染症、性器ヘルペス、梅毒、尖圭コンジローマが代表的ですが、男性は尿道のかゆみや違和感、膿など尿道分泌物が出るといった症状が多く見られます。一方女性は、おりものの臭いや量の変化、陰部のかゆみなどが主な症状です。しかし、自覚症状が乏しいことも多々あるのが性感染症の最も厄介な点。特にクラミジア感染症は無症状の場合が多く、気づかずにパートナーにうつす、うつされる状態を繰り返す、「ピンポン感染」が多く認められます。性器ヘルペスは膀胱炎や排尿障害などの合併症を引き起こすことも。また、陰部に現れる発疹などが特徴の尖圭コンジローマや梅毒しかり、性感染症は早めの受診が重要です。

Q受診のタイミングがわからず悩まれている方も多いのでは?
A
2

▲採血から丁寧に行う

症状がある方は早急な受診をお勧めしますが、感染していても無症状の場合もあるため、パートナーが変わった時や結婚が決まった時などが受診のタイミングと言えるでしょう。性感染症というのは自身やパートナーの体の問題だけではなく、不妊につながったり、流産や早産、さらには赤ちゃんに悪影響を及ぼすことがあるからです。クラミジア感染症は、子宮内や卵管で炎症を起こすこともあり、特に卵管の中で炎症を起こすと不妊症や子宮外妊娠の原因になることも。また、女性が性器ヘルペスや梅毒に感染している場合、新生児へ及ぼす影響も頭に留めていただきたいことの一つ。妊娠中の母子感染や分娩時に赤ちゃんが感染することもあります。

Q性感染症の治療について教えてください。
A
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▲結果について詳しく先生から説明

ほとんどの性感染症の治療は薬の服用によって行い、服用期間は1回で済むものから梅毒のように4週間から12週間の服用を要するものまで病気によって異なります。中には注射や点滴を行う場合もありますが、入院や手術が必要になることはほぼないと言っていいでしょう。気になりつつも受診に二の足を踏んでいる方は、薬の服用での治療となるケースが大半ということを知れば、ためらうお気持ちもずいぶんと和らぐのではないでしょうか。性感染症が自然治癒することはほとんどなく、症状がなくても放置すれば病気は進行していきます。パートナーにうつしてしまうリスクも高まりますので、少しでも気になる症状があれば、早急に受診してください。

Q診療で心がけていることは何でしょう。
A
4

▲患者の目線で親身になり考えてくれる

特に性感染症に関しては恥ずかしい、打ち明けにくいといった方が多いと思うんですね。しかし一度いらっしゃると、もっと早く来れば良かったとおっしゃる方が多いのも事実で、それだけ気持ちが楽になられる方が多いということなのだと思います。患者さんの不安なお気持ちに寄り添うのは医師であれば当然のことですし、その抱えておられる不安を解消できるように相談しやすい雰囲気づくりをするというのは、心がけていることの一つと言えるかもしれませんね。医師はたくさんの症例を診ていますし、病気を治療するのが仕事。患者さんのお気持ちも踏まえた上で診察しますので、風邪で受診するのと同じような感覚でいらしていただければと思います。

Q性感染症を予防するための方法はありますか?
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▲話しやすい雰囲気で接してくれる木場院長

不特定多数との性行為を控えることに加え、パートナーが変わったら受診し、感染の有無を確認されるのが主な予防方法だと言えるでしょう。そして、避妊具の使用も有用な予防法です。コンドームは妊娠を避けるためだけが目的ではなく、性感染症の予防につながるということも若い世代には特に声を大にしてお伝えしたいですね。そして万が一感染した場合は、ご自身だけでなく、パートナーにも検査を受けてもらい、薬を服用後に治っているか否かの再検査を2人とも受けるのが非常に大事。どちらかが治っていないとまたうつってしまいますから。検査結果は電話でもお伝えできますので、病気が治っていることまでしっかり確認いただきたいなと思います。

ドクターからのメッセージ

木場 勝司院長

性行為自体は悪いことではありませんし、性感染症はパートナーがいる誰もがなり得る病気です。決してオープンにできない恥ずかしい病気ではないということをお伝えしたいですね。何よりもご自身の体を大事にしてほしいです。それが相手を病気から守ることにもつながりますから。そして将来を考えた時に子どもを望まれるのであれば、なおさら関心を持って取り組んでいただきたいです。女性の場合、性感染症は婦人科でしか診てもらえないと思っている方もおられるようですが、泌尿器科は男女ともに診療対象です。1人よりも2人で一緒に受けるほうが心強いという声も耳にしますので、ぜひパートナーと一緒に検査を受けられてみてはいかがでしょう。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ブライダルチェック/5500円~ ※検査項目数で料金が変動いたします。

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