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虫歯や歯周病を防ぐための予防歯科は
口のエイジングケアと考えて

西浦歯科医院

(吹田市/吹田駅)

最終更新日:2021/03/11

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  • 保険診療

「予防歯科」という言葉は聞いたことがあっても、自分はしっかり歯磨きしているから大丈夫だと考え、何年も歯科医院に行っていないという人も意外に少なくないだろう。しかし、きちんと歯磨きをしていたのに、虫歯になったり、口臭に悩んだりするケースも多いのが実情だという。定期的な歯科健診やメンテナンスはなぜ必要なのか、また予防は何歳から始めればいいのだろうか。予防歯科に尽力し、小児歯科にも詳しい「西浦歯科医院」の西浦勲院長に、予防歯科とはどういうものなのか、話を聞いた。(取材日2021年3月4日)

歯の健康に直結する生活習慣や食生活、定期的なメンテナンスから改善へと促す

Q予防歯科に力を入れているのですね。
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▲予防に力を入れる西浦院長

医療の進歩により、今や平均寿命は男女ともに80歳を超えました。要介護にならず、人生の最後まで生き生きとした生活を送るには、自分の歯でしっかり噛んで食事ができることが重要です。しかし、私たちが生きていく上で、虫歯や歯周病のリスクとは一生付き合っていかなければなりません。また加齢とともに歯茎が痩せ、歯の根元に虫歯ができやすくなるなど、口腔環境はどんどん劣化していきます。予防歯科は虫歯や歯周病から歯を守り、緩やかな老化に持ち込んでいくための、「エイジングケア」の一つだと考えています。日常生活の一部として無理なく継続し、将来的に歯を残すことはもちろん、豊かな人生につなげていくことが目標です。

Q予防歯科とはどういうものでしょうか。
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▲わかりやすい説明も特徴だ

虫歯の再発を防ぎ、良好な口腔状態を維持するには、歯が悪くなる原因を確認し、改善していく必要があります。原因は人によってさまざまで、生活習慣や食生活に問題があることや、正しく歯磨きができていない、歯並びや噛み合わせが悪いといった場合も。中には糖尿病などの全身疾患が深く関係していることもあります。そうした問題点を把握する意味でも、当院のメンテナンスは1時間しっかり取って、患者さんと歯科衛生士が十分に向き合うようにしています。実際に歯科と直接関係のある話はほんの少しだったとしても、会話の中から患者さんの生活背景、体調の変化を拾い上げていくことで、その方に適した予防につながることは多いのです。

Q小児の予防歯科はいつから始めたらよいのでしょうか。
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▲小児科との連携も行う

自治体による乳幼児の歯科健診は1歳半からのことが多いですが、当院ではお母さんのおなかにいる時から子どもの予防歯科は始まっていると考えています。歯科疾患は基本はすべて生活習慣によるものなので、お母さんには予防の正しい知識を持って、子育てをスタートしてほしいからです。例えば味覚の発達は甘味の認識が最も早いとされ、小さい時から甘いお菓子をたくさん与えると、甘味をおいしいと感じやすい舌が育つと考えます。また子どもの体をつくる大切な栄養を、砂糖の多いお菓子で補給するというのは、口腔だけでなく全身の発育にも影響を与えます。妊婦健診の際には、味覚や間食、断乳の時期についてのアドバイスも行っております。

Qこちらでは、実際どのようなケアを行うのでしょうか。
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▲完全個室のメンテナンスルームも用意

虫歯がないことの確認や歯周病の進行度をチェックするための歯茎の検査、PMTCといわれる歯の清掃、フッ素塗布、ブラッシング指導などを行います。通院のペースはお口の状態などによって異なりますが、1〜4ヵ月に一度が目安です。メンテナンスを定期的かつ継続的に受けることの意味は、口腔内をきれいにお掃除するだけではありません。虫歯や歯周病がないことが確認できて、生活環境や体調の変化に合わせた口腔ケアについて、予防のプロである歯科衛生士に相談できることは患者さんの大きな安心につながると思います。またクリーニングの後は爽快感があり、次回の通院まで良い状態を維持しようというモチベーションにもつながるでしょう。

Qご自宅でのケアも重要なんですよね。
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▲ホームケアの説明もわかりやすい

予防歯科の主体はあくまで患者さんご自身です。私たちの役目はそれをサポートすることであり、口腔状態や生活環境、年齢に応じたケアの仕方をお伝えし、患者さんが間違ったケアをしていたら軌道修正していきます。ご自宅でのケアでは、噛み合わせの溝や歯と歯の間に付着した汚れまできちんと除去するために、歯ブラシだけでなくデンタルフロスを使用していただくよう指導しています。また、歯に影響を及ぼす食生活や生活習慣の改善も大切です。例えば甘い飲み物を一口ずつ、長い時間をかけて飲むとお口の中に糖質が残りやすく、虫歯のリスクを高めるため、食品の選び方だけでなく食べ方や飲み方についてもアドバイスしています。

ドクターからのメッセージ

西浦 勲院長

クリーニングで汚れをしっかり取り除いた後は、お口の中に爽快感が広がるためか、皆さんすがすがしい表情をされているように感じます。中には、美容院に行くのと同じ感覚で来られる方もいらっしゃいます。予防歯科をまだ身近に感じていない方もたくさんいらっしゃると思いますが、「歯医者さんに行かなければいけない」と構えるのではなく、もっと気軽に少しずつ日常の中に予防歯科を取り入れていただければと思います。当院ではベテランの歯科衛生士が親身に寄り添い、丁寧なメンテナンスを提供します。体のケアと同じようにお口の中をエイジングケアしていき、90歳になっても自分で噛んで飲み込める歯をめざしましょう。

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