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兵頭 徹也 副院長の独自取材記事

自由が丘クリニック

(目黒区/自由が丘駅)

最終更新日:2022/04/01

兵頭徹也副院長 自由が丘クリニック main

顔や体の全体的なバランスがとれ、その人らしい美しさの実現をめざす「自由が丘クリニック」は、古山登隆理事長が1995年に開設し、東急線自由が丘駅から少し離れた落ち着いた環境で、30年近く診療を続けている。同院では副院長を務め、分院である自由が丘クリニックソフィアでは、2022年4月から院長に就任する兵頭徹也先生は、「さまざまな美容に関するお悩みをトータルに解決できるようなクリニックが目標です」と話す。「このため、当院には多様な診療科の医師が在籍し、各自の力を生かしながら手術とそれ以外の方法を組み合わせるなど、その方に合った施術に取り組みます」。健康と美の両面から一人ひとりをサポートするために、「さらに成長していきたい」という兵頭先生に、自身の専門分野や美容への思いなどを聞いた。

(取材日2022年2月24日/更新日2022年4月1日)

全体のバランスがとれたトータルな美の提供をめざす

自由が丘クリニックについてご紹介ください。

兵頭徹也副院長 自由が丘クリニック1

当院は、さまざまな年齢や立場の方が抱える美容に関するお悩みを、トータルに解決できるようなクリニックをめざしています。そのために形成外科、美容外科、麻酔科、皮膚科、歯科口腔外科、内科など、それぞれ専門性や得意分野を持つ医師を擁し、常勤で6人、非常勤を含めると30人ほどが在籍しています。こうしたスタッフが各自の力を生かしながら協力して施術に取り組むほか、レーザー機器をはじめ必要な医療機器もそろえています。美容に対する思いは人ごとに異なり、どの部分をどこまでご本人の理想に近づけることをめざすかによって、施術の方向性や種類も違ってきます。当院では丁寧なカウンセリングでご希望をじっくりと伺い、大勢の医師と医療機器をそろえている強みを存分に生かし、手術とそれ以外の治療法を適切に組み合わせながら、一人ひとりの期待にお応えできるよう努めています。

診療の特色や強みなどを教えてください。

美容の施術は、一般的に形成外科、皮膚科が中心ですが、当院には内科の医師まで在籍しています。このため、必要な方には食事などの面から体調を整えることを目的にアドバイスを行い、トータルな健康と美をめざすことも可能です。健康で美しくありたいと願う方は少なくないでしょう。そうした内面的な健康と美に関心のある方にも対応できる幅広さは、当院の特色の一つです。しかも院内は先生方が連携しやすい雰囲気で、施術について相談したり、異なる診療科が一緒に施術に取り組んだりと、多様な方法で美容のお悩みにアプローチできることも強みといえます。一方、新たな施術や医療機器は安全性を確認した上で取り入れ、安心して施術を受けていただけるよう配慮しています。

ご自身の専門分野についてお聞かせください。

兵頭徹也副院長 自由が丘クリニック2

私はもともと形成外科が専門で、当院の古山理事長とのご縁から、理事長の母校の附属病院である北里大学病院に入り、形成外科と美容外科の両科で診療に従事していました。こうした経験をもとに、当院でも形成外科と美容外科にまたがる幅広い施術を担当しています。形成外科と美容外科はご本人の症状やお悩みに対し、形を整えるためのアプローチで解決に取り組む姿勢は非常に似ており、知識や手術の経験も共通点が多いと感じています。一方で、形や機能の再建をめざす一般的な形成外科と美容を目的とした美容外科では、施術へのニーズや期待度に明確な違いがあります。当院では、自由が丘クリニックへの期待に応えるような精度の高い施術のご提供を心がけています。

将来を見越したエイジングケアなど予防的措置も検討

施術の際に心がけていることは何でしょうか?

兵頭徹也副院長 自由が丘クリニック3

ご本人の顔や体の全体のバランスを考慮したプランをご提案し、安全に配慮して施術を行うことです。例えば、目的の部分に対して施術を行った場合、別の部分に影響が出てしまうことも考えられます。施術を検討いただく際には、ご本人がどれくらい気になりそうかを予測し、十分にご説明しています。さらに施術後のケアや数年後を見越したエイジングケアを目的としたご提案をすることも多いですね。その場で実感いただくのは難しいのですが、美しさは健康と密接に関係していると私は考えています。

最近多いと感じる相談ごとはありますか?

ここ数年、人と会うときはマスク着用が基本になり、目元など見える部分への施術を検討される方が増えたように感じますね。ただ、これも全体のバランスが大切で、しわを減らすための施術を集中して行うと、マスクを外したときに周囲のたるみが気になってしまうことも考えられます。また、額のしわを気にされる方の中には、まぶたを動かす筋肉が衰えて目が開けづらくなる「眼瞼下垂(がんけんかすい)」が進んでいるケースもあるのです。この場合、無理に目を開けることで額のしわが目立つ結果になっているため、目の手術まで検討する必要も出てきます。当院はそうした手術も得意としていますが、額のしわの相談に来た方に対して目の手術まで一気に話すと驚かれることも多いため、その方の気持ちに寄り添いながら、施術と治療の選択肢をご提案するよう心がけています。

美容外科でのやりがいをお聞かせください。

兵頭徹也副院長 自由が丘クリニック4

一部を美しくするだけでなく、顔や体の全体のバランスを整え、その人らしい美しさへの到達をめざせることにやりがいを感じますね。ただ、医療者側が一方的に自分たちの施術に納得しても、受けた方が満足されないことも考えられます。ですから当院の診療では、美容に関する悩みやご希望を丁寧に伺い、その方の期待をしっかりと把握し、お互いのイメージのすり合わせをして施術に入るようにしています。

通うのも楽しい環境で満足してもらえる施術を行う

先生のご経歴などを教えてください。

兵頭徹也副院長 自由が丘クリニック5

大学卒業後はなるべく診療経験を多く積みたいと考え、初期研修先には地域からさまざまな患者さんが集まる沖縄の病院を選びました。そこでは指導担当の医師のもと、若手でも患者さんの手術などを担当でき、そうした中で患者さんを自分の手で治療できる外科に興味を持ったのです。そして細かな作業で精緻な手術を行うのが得意だったこと、消化器や呼吸器など個別の臓器を集中して診るより全体をトータルに診たいと考えたことなどから、体のどの部分でも治療する形成外科を専門に選びました。また、外科は悪くなった部分を切除するのが一般的ですが、形成外科は患者さんが事故などで失った部分の再建治療ができ、喜んでいただけることも形成外科を選んだ大きなポイントです。

仕事やプライベートの面での目標などをお聞かせください。

当院では副院長を務め、2022年4月から分院の院長にも就任となり、自身の専門分野だけでなく分院も含めた全体への目配りも必要と感じています。そのためには各分野の診療内容や先生方のお考えに精通し、私自身もさらに成長することで、今以上に質の高い診療をめざしたいと思っています。プライベートの面では、家族と一緒にいる時間を大切にしたいですね。私は大学時代の軽音楽部でバンドを組んで演奏をしていたので、子どもたちと楽器を演奏することも考えています。ただ、今は忙しくて自分がまったく練習できていませんから、まずは鈍った腕を元に戻すことから始めないといけないのですが(笑)。

最後に読者の方へのメッセージをお願いします。

兵頭徹也副院長 自由が丘クリニック6

トータルな美の実現や体への負担の軽減を考えると、美容の施術は複数回にわたることも多く、通うことが楽しくなる立地や院内の雰囲気はとても大切です。当院の古山理事長は、「落ち着いた住宅街にある明るく開放的な建物で、日常生活の一部として立ち寄れるような地域密着型の美容クリニック」をコンセプトに開院したため、院内は広々とした造りで気持ちよく過ごせるよう配慮されています。ゆとりある環境はプライバシーの保護や感染対策にも有用だと思いますから、安心して受診していただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

初診料/3300円
しわのケア/(A型ボツリヌス毒素製剤注射)4万4000円~

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