国家公務員共済組合連合会 東京共済病院

久保田 俊郎病院長

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中目黒駅より徒歩7分。春の目黒川の桜にはじまり、緑豊かな中目黒公園に隣接する「東京共済病院」は、「都会の中にある森の中の病院」として長年地域で愛されてきた歴史ある病院だ。高度急性期、急性期、回復期、慢性期の幅広いニーズに対応できる診療科、医療設備を備え、一般病棟、地域包括病棟、療養病棟が一体となった地域密着型病院として地域に根差した医療で多くの信頼を集めている。健康医学施設、老健施設、訪問看護ステーションを併設し、退院後も含めた継続的な医療を提供。2016年に久保田俊郎先生の病院長就任とともに心療内科、救急科、血液内科を新たに開設するなど診療の拡充にも注力し、地元内外からの注目を集めている。「ここは私にとっても癒やしと憩いの場。中目黒は私にとって第二のふるさとです」と、穏やかな笑顔で語る久保田病院長に同院ならではの魅力や展望について聞いた。
(取材日2017年5月16日)

確かな医療と癒やしで信頼され愛される病院

―はじめに病院の歴史と地域における役割について教えてください。

当院は1930年に「東京海軍共済組合病院」として誕生して以来、地域に根差した質の高い医療で多くの信頼を集めてきた歴史ある病院です。同時に、時代のニーズに合わせて急性期病床から地域包括病床、療養型病床、介護老人保健施設や訪問看護ステーション、検診施設とあらゆる患者さんの受け入れ可能な体制を整えてきました。予防から療養、介護、社会復帰をトータル的にサポートできる多機能性には定評があり、高度急性期から慢性期までの患者さんの幅広いニーズに応える地域に密着した継続的医療を展開しています。地元の患者さんにとって、住み慣れた町の通いなれた病院で退院後までずっと診てもらえるという安心感と長年の信頼を大切にしながら、これからもさまざまな要望にこたえていきたいですね。

―心療内科や救急科が新設され診療の拡充が注目を集めていますね。

病院長として病院の経営を考えた時、民間企業だとリストラという選択もあるかと思いますが病院でそれをしてしまうと医療の質の低下につながるだけでなく、スタッフのモチベーションにも関わってきます。同院の魅力の一つは医師が診療に集中できる点です。そんな環境に大学病院の教授などに依頼し、各科に専門性の高い医師を配置して心療内科や救急科、血液内科を立上げ診療の拡充を実現しました。いわば先行投資の考え方ですね。より多くの方に来ていただけるよう、医療の質を上げることから着手したわけです。また、協力型臨床研修病院として東京医科歯科大学をはじめ、東京大、昭和大、慈恵医大、東邦大、順天堂大などから医師を招き、プライマリーケアから専門診療まで幅広く経験できる環境を整え、人材の育成にも尽力しています。



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