医療法人財団 日扇会第一病院

八辻 賢院長

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―やはり在宅復帰は多くの患者さんの目標なのですね?

在宅医療へのシフトは国の方針でもありますし、患者さんが「できることなら家へ」と願うのは当たり前のこと。とはいえ、すべての方にとって、それがベストであるとは限りません。入院医療には「これがベスト」と一定のものがありますが、在宅ではご自身の価値観や取り巻く現実によって、それぞれの患者さんでめざすゴールは異なります。それぞれがベストの医療を享受できるよう、体制を整えて支えることが、当院のような地域で病床を持つ病院の役割。在宅だけでなく施設に入られる方のサポートも積極的にしていきます。外来、病棟スタッフはもちろんのこと、訪問看護、ケアマネ、リハビリなど、1+1が2以上になれるように、望むべき連携のあり方を模索しながら取り組んでいます。在宅医療の限界は、医療面ではなくむしろ介護体制にあることが多いのも現実です。こうした介護面での問題解決に向けて、今後は行政とも連携していければと考えています。

―地域のみなさんに向けて、ひと言メッセージをお願いします。

病院にもいろいろあり、常に最先端の先進医療を追う病院もあれば、当院のように地域の「かかりつけ医」として多方面の支援をご提供している病院もあります。当院は「小さな病院」ですが、その役割上「大きな診療所」と捉えていただければと良いかと思います。そうしたことを理解して、上手に病院を使い分けてみてください。超急性期の患者さんは急性期病院にお任せしますが、当院ではサブアキュート、ポストアキュートからその後まで、幅広くご対応しています。月に2回ですが、日曜午前の外来診療も行っています。地域でかかりつけ医をお探しなら、ぜひお気軽にご相談ください。



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