かんきクリニック

かんきクリニック

神吉利典 院長

頼れるドクター

136431 df 1 main 1453263444

患者が何でも聞ける雰囲気を作ることが大切

―診療における先生のモットーを教えてください。

患者さんの身になって考えることですね。患者さんは、すごく不安な気持ちで病院に来るので、そんなことわかっているみたいな感じで対応するとがっかりされちゃったり、最初から全然大丈夫って言っちゃうと、それも駄目なんです。だから大丈夫なら、なぜ大丈夫なのかという理由をしっかりと説明するようにしています。それに患者さんが、なんでも聞ける状況にしていないといけません。聞かれたことには、しっかりと答えるようにしていますし、他でこう言われたんだけど、先生説明してっていう患者さんもいます。それはそっちで聞いてって思うこともあるんだけど(笑)、わかる範囲でお話しします。

―患者も先生に聞きやすいんですね。

「なんでそっちの医院で聞かないの?」って尋ねると、怖くて聞けないっていう人が結構いるんです。だから僕は、怖くて聞けないような環境にはしたくないなと思っています。聞きたいことを忘れちゃったという人もいるので、紙にメモして持ってきなさいって言っているんです。それと、僕の携帯電話の番号を受付のところに貼ってあります。何か困ったことや心配なこと、急に変わったことがあったら、そこに電話をしなさいと患者さんに言っています。電話で対応できるものはしますし、僕がここにいれば来てもらいますし、それ以上の対応が必要な時は、紹介する病院を手配します。

―忘れられないエピソードはありますか?

治らない脳腫瘍というのがあるんです。何度手術をしても腫瘍が消えない、どんどん大きくなっちゃう子どもがいて、結局亡くなってしまうんです。そういうのは、やっぱりつらいですよね。脳腫瘍には、組織学的に悪性というのと、腫瘍自体は良性なんだけど、できた場所が悪性というのがあるんです。例えば良性の腫瘍でも、脳の真ん中にできてしまうと、手術で取ることができません。逆に取れるところにあるんだけど悪性の腫瘍のときは、手術をしたがために発育が速くなってしまうことがあるんです。それに脳腫瘍は、できた場所などによっては、かなり大きくなるまでわからないことがあります。だから頭痛がある場合は、ほとんどは問題がないのですが、例えば100人に1人そういう患者さんがいるとするならば、僕は全員に検査をしたほうが良いと思っています。

記事更新日:2016/01/24


Access