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自分に合ったコンタクト選びで
さまざまなリスクから目を守ろう

こざわ眼科クリニック

(福岡市早良区/次郎丸駅)

最終更新日:2021/07/19

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  • 保険診療

視力低下に伴い眼鏡をはじめとした視力補正ツールが手放せない人も多いのではないだろうか。中でもコンタクトレンズは、曇ってしまったり視野に入ってしまったりという眼鏡の煩わしさを解消してくれるメリットがある一方で、ケアを怠っていると感染症を引き起こしてしまうなど注意が必要な一面を持っている。インターネットや量販店でコンタクトレンズを購入する人が増えていく現状に対し、「こざわ眼科クリニック」の小沢昌彦院長は「角膜に感染が起こってしまうと最悪失明することもあり、定期的なチェックが必要」と呼びかけている。そこで今回はコンタクトレンズに焦点を当て、小沢院長にレンズの選択方法やケアの注意点、クリニックで処方してもらうメリットなどについて話を聞いた。(取材日2021年5月19日)

定期的にクリニックを受診することで、安全かつ快適なコンタクトレンズライフをめざす

Qコンタクトレンズ選びのポイントを教えてください。
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▲度数はもちろん、目の形状に合ったコンタクトレンズを選ぼう

自分に合った度数のものを選ぶということも大切ですが、自分の目の形状に合ったコンタクトレンズを選ぶことが重要です。その他ドライアイやアレルギー性結膜炎などの素因があるかどうかなども総合的に判断して、自分に合った適切な種類および形状のレンズを使ってください。またソフトやハード、使い捨てなど種類によって使い方も変わってくるので、1日の装用時間やどれくらいの頻度で交換するかなども考慮する必要があります。コンタクトレンズの装用には、黒目や白目の部分に傷や炎症がないことが前提なので、まずはきちんと眼科を受診して、自分の目の状態をチェックするようにしましょう。

Qクリニックでコンタクトレンズを処方してもらうメリットは?
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▲コンタクトレンズの取り扱いについて指導が受けられる

目の安全を守るのに役立つというのが第一。まずはコンタクトレンズの取り扱いについてしっかりと指導を受けることができます。正しい取り扱いを知らないと感染症などのトラブルを引き起こす危険が高まるからです。それでもコンタクトレンズの利用で特に心配なのが、黒目に感染症が起こってしまった場合です。最悪のケースでは失明してしまう恐れもあります。また成長期の中高生では、度数が変わっていくことも多く、度数を調整していくという意味合いからも、クリニックでコンタクトレンズを処方するというのは大切だと思います。近年量販店やインターネットでも簡単に購入できますが、目の健康を考えれば定期的な受診は不可欠です。

Q定期的に受診していないと何か問題が起こるのでしょうか?
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▲定期的な受診が目の健康の維持につながる

自分の目に合っていないコンタクトレンズでは、ずれやすい、乾きやすいという症状のほか、時として痛みや充血などの症状が出やすくなります。一方でコンタクトレンズを装用していると目に傷ができていても、レンズがカバーのような役割をしてしまい自覚症状が出にくいという問題があります。具体的な疾患では、有用な治療薬がなく重症化しやすいアカントアメーバ角膜炎、細菌性角膜潰瘍、ドライアイなどに伴う角膜障害、重症型のアレルギーである巨大乳頭結膜炎といった病気を引き起こすことがあるので要注意。初期の段階では自覚症状も乏しく、目の状態に変化が起きていないか定期的にチェックすることが肝心です。

Qコンタクトを利用する中で気をつけるポイントを教えてください。
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▲コンタクトレンズで気をつけたいポイントを語る院長

まずは装用時間を守ること。つけたまま寝てしまう人もいるかもしれませんが、これは目にとって一番のストレスになるので気をつけましょう。また長期間同じレンズを使用する際には、レンズ自体の洗浄と保管が大切です。特にアカントアメーバに関しては、保存液につけ置きするだけでは取り除くことができません。指先で擦ってレンズの汚れを洗い流すようにしてください。保管ケースを洗浄していないことも結構あるので、複数のケースを準備してケースの洗浄と乾燥の徹底も心がけましょう。一方ハードレンズに関してはケアに慣れている方も多いものの、2〜3年の耐用年数を超えて使うと傷や汚れがつくので、定期的につくり直すことをお勧めします。

Q処方されたら同じタイプを続けて購入したほうが良いのですか?
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▲こざわ眼科クリニックではコンタクトレンズの処方も行っている

目の状態に問題がなく、コンタクトレンズもきちんとメンテナンスされているようであれば使用期間を守りながら同じものを使っていただいて構いません。しかし成長に伴い度数の変化が起こりうる中高生や、40代以降の老眼が出始めた頃はしっかりと検査をして都度最適なものを選んだほうが良いかもしれませんね。特に老眼については、ピントを合わせようと頑張って疲労が蓄積してしまうことがあります。そうした場合には眼鏡のように遠近両用タイプのコンタクトレンズがお勧めです。老眼の程度が軽ければ費用も通常のものとさほど変わらないので、疲れ目などの症状がある方は一度試してみてもいいかもしれませんよ。

ドクターからのメッセージ

小沢 昌彦院長

コンタクトレンズをつけていない方と比べると、装用している方はどうしても細菌感染のリスクやドライアイのリスクが高まってしまいます。そのため使い捨てタイプを利用している方は購入タイミングなどを契機に3〜4ヵ月に一度、ハードレンズの場合は半年に一度の定期観察をお勧めします。受診をきっかけにその他の目の病気が見つかることもあり、そういった点からも定期的な観察は有用と考えます。最適なレンズ選びやレンズの洗浄方法や保管の注意点についてもご指導いたしますので、目の健康はもちろん、ケア方法の復習の機会にしてほしいですね。

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