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東 隆司 院長、高木 綾一 さんの独自取材記事

あずま整形外科リハビリテーションクリニック

(大阪市平野区/新加美駅)

最終更新日:2019/07/17

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おおさか東線の新加美駅から徒歩約2分の場所に構える「あずま整形外科リハビリテーションクリニック」。17年間続いた整形外科クリニックを引き継ぐ形で、2019年4月に東隆司院長が新規開業した。整形外科とリハビリテーションを両輪に掲げ、理学療法士やスタッフとともに肩、腰、膝の不調をはじめ幅広く対応する。穏やかで温かい雰囲気の東院長。クリニックのこだわりについて尋ねると「スタッフですね」と笑顔で答えた。理学療法士の高木綾一さんとは「以前から縁があり、開業にあたっても手伝ってもらうことになった」と言い、息の合った様子が印象的だ。そんな東院長と高木さんに、開業の経緯や診療方針などについて聞いた。
(取材日2019年6月20日)

医師と理学療法士が組んで開業へ

医師を志したきっかけと整形外科に進んだ理由を教えてください。

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【東院長】幼稚園と小学校の時に手術を受けたのですが、主治医の先生がすごく励ましてくださったんですよ。子どもながらに人を励ます仕事って良いなと思い、医師になりたいという気持ちが初めて芽生えました。中学、高校時代はほかの道も考えましたが、受験を控えて将来を考えた時せっかく大学に行くのなら仕事に役に立つ勉強をしたいと思い、医学部をめざすことを決意しました。ただ、医師になった当初6年間は、実は外科だったんですよ。でも、市中病院では整形外科のニーズが非常に高いことを知り、整形外科へ転向しました。その後、整形外科とリハビリテーションを中心に病院などで経験を積ませていただき、今に至ります。

理学療法士を志した経緯について教えていただけますか。

【高木さん】僕は大学時代ボディビルをしていて、スポーツの分野で仕事をしていきたいと思っていたんですよ。そこで、アメリカのスポーツトレーナーの国家資格を取るために留学したのですが、家庭の事情で諦めざるを得なくなったんです。帰国後、僕の経験を生かしてできる仕事はないかと友人に相談したところ、理学療法士という職業があることを教えてくれて、これならスポーツの分野にも関わることができるし、国家資格ということにも魅力を感じ、すぐに勉強を始めました。資格取得後は野球やサッカー、バレーボールなどスポーツ選手のメンテナンスをしたり、病院で運動器疾患、中枢疾患、呼吸器疾患などリハビリに携わったりして経験を積みました。

お二人は以前からご縁があるそうですね。

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【高木さん】僕が勤めていた病院で回復期リハビリテーション病棟を立ち上げることになり、スタッフの面接に携わったのですが、その面接を受けた1人が東先生だったんですよ。それで、一緒に仕事させていただくようになったのが始まりです。今回開業にあたってご相談をいただき、お力になれたらということで再びご一緒させていただくことになりました。
【東院長】そうなんですよ。最初は僕が彼に雇われた形で、まさか面接してくれた人とまた一緒になるなんて(笑)、人の出会いや縁って不思議だなと思いますね。僕はもともと膝関節が専門だったのですが、高木さんと知り合ってリハビリの重要性をより実感するようになったので、僕の医師人生においてこの出会いは大きいですね。

整形外科とリハビリテーションを両輪に

「あずま整形外科リハビリテーションクリニック」というクリニック名はこだわってつけられたそうですね。

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【東院長】当院は整形外科とリハビリテーションは両輪だと考えているんです。「長過ぎる」と反対の声も上がりましたが(笑)、名前って大事ですよね。どちらも力を入れていることを知っていただくために、あえて長いままにしました。特にリハビリテーションについては、名乗るからにはきちんとしたものを提供したいと思っていて、幸い高木さんはじめ優秀なスタッフがそろってくれましたので、その名に恥じないことができると自信を持っています。

患者層について教えてください。

【東院長】今は膝や腰、肩が痛いという高齢の方が中心ですね。でも、若い世代の皆さんも来ていただきたいと思っているんですよ。小中高校生、大学生はクラブ活動などでけがをしたり、体を酷使したりすることで筋肉が疲労したりと、スポーツ障害が起きることがありますが、リハビリではそうした症状のメンテナンスやケアも行います。また、40代、50代の方はちょうど筋力や体力が衰える時期です。この世代は働き盛りでお忙しく、痛みがあっても我慢する方が多いのですが、適切な運動によって改善をめざせることもありますので、無理せず早めに受診してください。人生100年時代を生き抜くためにも整形外科やリハビリをもっと活用していただきたいと思っています。

リハビリにも注力されているということで、リハビリと理学療法士の仕事について教えていただけますか。

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【高木さん】リハビリテーションは「人間としてあるべき状態を取り戻す」という概念で、その人が何のために生きているのか、今何をしたいのかを支援するためのアプローチです。その中で僕たち理学療法士は、医師の診断のもと、解剖学や運動学などの医学的知見を用いて病気や不調を評価した上で、筋力トレーニングや可動域訓練、インソール作製などあらゆる方法の中から最も適切な方法を提供していきます。マッサージや整骨院などと混同されやすいのですが、根本的な考え方から異なるものですので、このあたりを皆さんに知っていただくことも理学療法士の仕事だと思いますね。

豊富な知識と経験でさまざまな治療の選択肢を提示

高木さんはどのような思いでリハビリに取り組んでいらっしゃいますか。

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【高木さん】整形外科のリハビリとしては、寝たきり予備軍を絶対につくってはならないという使命感があります。膝や肩が痛くて家にこもったり動かなくなったりすると、やがて寝たきりになってしまうこともあります。でも、整形外科領域ではいきなり寝たきりになることはほとんどありませんので、手術やお薬、リハビリの組み合わせによってどこかで止められるはずだと思うんですよね。また、昔からこのエリアにお住まいの方々は地域のコミュニティーの中で生活しておられるので、例えば「買い物はあそこまで行っている」とおっしゃる方にはそこまで行けるようにして差し上げるなど、それぞれの生活サイクルや日々の習慣を崩さないようなリハビリを心がけています。

趣味やリフレッシュ方法について教えてください。

【東院長】若い頃はアフリカや南米などに行って人や動物の素の姿を見るのが好きでしたが、最近はなかなか行けないので、畑違いの方と会ってお話ししてリフレッシュしています。5年ほど前に始めたフルートも楽しいですね。中学校時代、吹奏楽部でチューバを吹いていたんですが、大きくて持ち運びが大変で(笑)、今はかばんにも入るフルートに。お昼休みにクリニックで練習することもありますよ。
【高木さん】僕は大学まで野球に打ち込んでいたのですが、今は中学生の息子が野球をしているので、子どもにがっつり教えています。アプリを使ってバッティングフォームをチェックしたり、トレーニングや栄養のことまで口を出したりしていたら、息子からちょっと苦情が(笑)。でも、やっぱりスポーツが好きみたいです。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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【高木さん】手術や処置の後も調子が悪いとか気になる症状があるという方は、リハビリで改善をめざせるかもしれませんのでご相談ください。また、手術後、自宅近くでリハビリを受けたいというご要望をよくいただくので、今後は在宅復帰後のリハビリも引き受けていけたらと考えています。
【東院長】高齢化が進む中、クリニックがお年寄りの社交場になってきて、当院でも待合室で「調子はどう?」と声をかけ合う姿がよく見られます。ただ、医療だけではそういう方たちの受け皿がなくなってしまいかねないので、介護事業を展開し集団や訪問によるリハビリを行うなど、ゆくゆくはいろいろな人が集まるステーション的な場にもできたらと考えています。当院はベテランも含めて優秀なスタッフがそろっており、さまざまな治療の選択肢を提供できますので、整形外科、リハビリの領域でお困りの方は、ぜひお気軽にお越しいただければと思います。

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