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村上 道子 院長の独自取材記事

村上小児科クリニック

(堺市東区/北野田駅)

最終更新日:2019/11/14

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南海電鉄高野線の北野田駅と直結した、大型ショッピングセンター2階のメディカルモール内にあるのが「医療法人 村上小児科クリニック」だ。院長の村上道子先生は、総合病院で長らく新生児医療に携わってきたベテランの小児科の医師。「話しやすいとよく言われます」との言葉どおり、気さくな笑顔と明るい口調が印象的だ。2002年の開業以来、地域密着型のクリニックとして乳幼児を中心に多くの患者が来院し、最近では15歳を過ぎても「先生の診察を受けたい」と通い続ける患者もいるとのこと。豊富な経験に加え、「できるだけ、お子さんとお母さんのお役に立ちたいと思っています」という村上院長の姿勢が、多くの親子を励まし支えてきたのだろう。医師としてのこれまでの歩みや、現在の診療について話を聞いた。
(取材日2019年4月8日)

総合病院での新生児医療から地域医療へ

ご開業までの経歴を教えてください。

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大学を卒業したのちは、大阪市立小児保健センター、そこと保健所での勤務を兼任しておりました。その後、PL病院に誘われまして、22年ほど勤めました。「子どもには未来と成長がある」という気持ちから小児科を専門にして、どちらの病院でも新生児を担当してきました。元気なお子さんも予防接種などで受診する街のクリニックとは違い、何らかの問題や病気のある赤ちゃんが主でしたので、お子さんだけでなく、悩みながらお子さんを育てるお父さんやお母さんとの思い出も多いですね。そんな折、2001年にはひょんなご縁から、北野田で小児科を開業されていた先生の継承を勧められました。総合病院での勤務が長かったので、2週間ほどとても迷いましたが、思い切って決断。2002年の1月には開業に至りました。

とても通いやすい、便利な場所にありますよね。

開業当初は、継承した小児科の建物で診療していましたが、開業後5年ほどでこのメディカルモールができることになり、お誘いいただきましたので移転しました。以前の建物よりかなり広くなったので、点滴のできる処置室を広くゆったりと設け、感染症が心配されるお子さん専用のスペースも2室確保して、ご案内しています。当クリニックには1歳未満のお子さんも大勢来ていますので、発疹があって、水ぼうそうなど感染力の強い病気が疑われる場合には、ぜひ受付される際にスタッフへお伝えくださいね。インフルエンザなどが心配される際にも、専用のスペースにご案内していますよ。また、インターネットから予約ができますし、インターネットでは当日の待ち人数も見ることができます。

患者さんは、やはり小さなお子さんが中心ですか?

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小児科はどこでも同じだと思いますが、3歳未満のお子さんが多いですね。乳幼児健康診査のほか、今は予防接種が増えて頻繁に受診する必要がありますし、また保育所やこども園に通い始めた当初はどうしても体調を崩しがちです。でも、1歳前後にはしょっちゅう受診していたお子さんも、5歳頃までにはすっかり丈夫になって、「あら、久しぶりね」と話しかけられるようになることが多いのです。小学校に入ると、通院の頻度はもっと減りますよ。一方で、最近では小さい頃から診ていたお子さん、特に女の子で高校生、大学生になっても受診される方がちらほらいらっしゃいます。新しく受診先を探すより、慣れ親しんだ女性医師の診察が安心だと思われるのでしょうね。もちろんご本人さえ良ければ、男の子も引き続き診察させてもらっています。

「お母さんたちのお役に立ちたい」親子を見守る思い

健診や予防接種を受ける際に、気をつけたほうが良いことを教えてください。

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乳児後期健診は、生後9ヵ月以上が対象になっていますが、10ヵ月に入ってからの受診をお勧めしています。この時期は発達のスピードが著しくて、9ヵ月ではできなかったことも翌月にはぐんとできるようになることもあります。あまり早い時期に受けすぎると、経過観察で再度の受診が必要になってしまう場合もありますからね。それから、予防接種は連続で受けるものが増えていますので、接種後には次回の予約を取ってもらっています。それでも忘れてしまう親御さんも、やっぱりいらっしゃるんですけどね。また、もっと忘れやすいのがB型肝炎ワクチンの3回目や日本脳炎ワクチンの追加接種など、時間をおいて受けるタイプの予防接種です。定められた期間を過ぎてしまうと、公費で受けることができなくなってしまうものもありますから、注意してほしいですね。

お子さんや保護者とのコミュニケーションで、心がけていることはありますか。

今の赤ちゃんは予防接種で小児科デビューという場合が多く、最初はどうしても泣かれてしまいます。しょうがないことですよね。ただ、3歳頃になると「今日は注射なのか、普通の診察なのか」がわかるお子さんも増えて、落ち着いて座れるようになることが多いんですよ。そして私自身は、「お母さんたちのお役に立ちたい」という気持ちがあります。特に初めてのお子さんをもつお母さんは、不安な気持ちを強く抱いているもの。だから、できるだけどんなことでも話していただけるように、温かく話しやすい雰囲気を大事にしています。また、よっぽどのことでなければ頭ごなしに注意したりせず、優しくふんわりとお伝えするように心がけています。

どのような時に、医師としてやりがいを感じていますか。

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そうですね、開業していると、1人のお子さんの経過や成長を長く見守ることできます。開業当初に通院していたお子さんが、お父さんお母さんになって、ご自分のお子さんをまた連れてきてくださるのは、うれしいことですね。また、PL病院に勤務していた時期の新生児室に入っていたお子さんが、PL病院を退職した私がどこにいるのか、ずっと気にかけてくださっていたようです。先日、30歳を過ぎてすっかり大人になったお子さんが偶然インターネット上で当クリニックのホームページを見て、お母さんが電話をくださり、わざわざお母さんが会いに来てくださいました。電話があった時にはたいへん驚きましたが、一生懸命お世話をした赤ちゃんが成長した姿を見ることができて、感激したものです。

アレルギー疾患の診療に、さらに注力していきたい

年数を重ねて、地域や患者さんとのつながりも深まっているのですね。

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それは、スタッフの協力も大きいですね。看護師も職員も、自転車で通える範囲に住んでいる人が多くて、地域のことに詳しく、よく教えてくれます。また、スタッフの多くは10年以上勤務していて、中には開業当初から来てくれている人もいるんですよ。抜群に記憶力の良いスタッフもいて、私が忘れているような親子のつながりにも気づいて、教えてくれます。

話は変わりますが、健康づくりやご趣味で楽しまれていることはありますか。

社交ダンスを13年続けています、姿勢の維持などなかなか難しいですが、レッスンは楽しく通っています。時間があるときには泳ぎにも行きますし、最近はジムでマンツーマンのトレーニングも始めました。「腹筋背筋、体幹を鍛えると、ダンスも上手になるよ」とインストラクターに励まされています。家でも筋力トレーニングをしているんですよ。それから、カラオケが最近の楽しみですね。好きな歌手のコンサートで声の美しさに魅せられ、自分でも歌ってみたいと練習しています。レパートリーを増やしていきたいですね。

最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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最近は、アトピー性皮膚炎や気管支喘息などアレルギー疾患のお子さんが非常に多くなっています。当クリニックでも軽症から中等症のお子さんについて、サポートをしてきました。今後さらに、新しい医療情報を踏まえながら、より専門的に診療していきたい、困っているお子さんやお母さんを少しでもサポートしたいと思っています。もちろん、アレルギー疾患だけでなく、これまで通りお子さんの健康や成長の悩みには何でも対応させていただきます。「お母さんのお役に立ちたい」という気持ちが私の原点ですから、どんなことでもまずは気軽にご相談くださいね。

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